教員の質が低いというのは、誰もが聞いたことのある言葉ではないかと思います。
実際に僕自身も教員として働いてみて、教員に圧倒的に足りていないものが多くあるとは感じましたね。
- 今の教員に足りていないものが知りたい
- 具体的に足りていないものってなんなの?
上記のように思っている人に向けて、元教員の立場から細かく解説していきたいと思います。
2〜3分くらいでサクッと読める内容になっていると感じますので、ぜひ見てみてくださいね。
今の教員に圧倒的に足りないもの

今の教員に足りないものに関してですが、一言で言うと「他人に寄り添う気持ち」と言えるでしょう。
教員をやれば、他の人に寄り添う感覚は非常に重要です。むしろ、教員だけではないかもしれません。
社会人として仕事をしていく以上は、他の人と助け合いながら仕事をしていくことは欠かせないことのようにも思っています。
ただ、最近の教員に関しては自分のことだけ考えている人が非常に多いと思います。「仕事をそっちのけで早く帰ろう」という主張がSNSで見られたりします。
学年主任なのに、学年を見ずに自分のクラスの仕事だけ見ているような人もいるでしょう。そんな働き方では、業務を達成していくことは、ほぼ間違いなくできないわけですね。
教員に関する問題が多く起こっていますが、その多くは教員が自己中であることが原因です。
きちんと他の人に耳を傾ければ子供もいくことを聞くし、保護者の苦情もかなり少なくなってくることでしょう。
具体的に足りないもの

では、実際に教員に足りないものとしてはどんなものがあるのでしょうか。
もう少し深掘りしつつ見ていきたいと思います。
仕事のスピード
1つは、仕事のスピードですね。教員は、働くスピードが圧倒的に遅かったりします。教員の多くは「仕事が多すぎる」と嘆いていたりします。
でも、実際に教員の仕事ってそんなに多くないです。業務効率化ができていないからです。実際に僕は、17時頃には自分の仕事がすべて片付いていることが多かったです。(その後、先輩に合わせて残っていました。)
べちゃくちゃ雑談をしていたり、ITを使いこなしたりして仕事をしていないですよね。そうやって集中力のない働き方をしているから、いつまでも仕事が終わらないのです。
仕事のできない教員に、子供も保護者も魅力は感じないでしょう。完全にオワコンだと言えますね。
教員はきちんと反省する必要があると思っています。
優しさ
クラス経営をしていれば、トラブルが起きるのはつきものだと思います。これは、ある意味仕方のないことだといえるでしょう。
ただ、肝心なのはそのトラブルにしっかりと対応できるかどうかです。子供は1日の大半をクラスの中で過ごすわけで、しっかりと子供に寄り添うのは、教員の優しさの見せ所でもあるわけです。
ただ、実際は全然優しくない先生も多かったりしますね。子供が本当に困っているのに、怒鳴り散らすだけで済ます先生とかもいます。
子供の心には、深く傷を負うことになるでしょう。
最低限の優しさが備わっていない先生が、あまりにも多すぎます。
人間性
人間性についても、足りていない人がかなり多いとは感じています。
教員の不祥事とかってすごく多いですよね。毎日のようにいろんなニュースが出てきていると思います。
これは、教員の人間性が欠けていることの証拠でしょう。きちんと仕事ができていれば、そういった大きなニュースが出てくることもないはずです。
しっかりと自分を磨き、子供や保護者の手本となる人でなければいけないでしょう。
少なくとも今は、教員がそういった存在にはなれていないと思っています。
指導力
指導力の面でも、大きく欠けていると言えるでしょう。教員の授業が楽しい!わかりやすい!と感じている子供はどれくらいいるでしょうか?
授業が楽しみで学校に行っている人はどれくらいいるでしょうか?おそらくほとんどいないでしょう。
学校がつまらないと感じながら通っている子供も多くいるはずです。これは、教育の状況としては非常に危険だということです。
授業は教員の仕事の中でも最重要であって、それができていないのはあってはいけないことだからです。
しっかりと、授業の準備なども進めていかないといけないでしょう。
謙虚さ
謙虚さについても、かなり足りていない部分だとは感じますね。
教員は、自分が偉いと勘違いしている人がすごく多いです。子供や保護者に関しても、教員の言うことを聞いて当然だと思っている人はたくさんいます。
だから、教員の言うことを聞かない子がいればすぐに「問題児」の扱いがされるし、親に関してもモンペ扱いされてしまうのです。
ただ、本来は教員は保護者から給料をもらっているわけなので、しっかりと謙虚な気持ちをもっていないけません。
そういった基本的な考え方が抜けているように思っています。
教員の質が低いのは当たり前

ということで、上記のことを踏まえれば、教員の質が低いのは当たり前でしょう。
人として当然のことができていないからですね。
また、最近だと教員採用試験の倍率が下がったりしています。民間企業で勤まらないような先生が「教員ならやれるっしょ」みたいな感じで始めているように思いますね。
なので、教育現場には質の低い先生がたくさんいるはずです。
大切なのは、しっかりとその現状を受け止めることです。教員はダメな人が多いんです。
しっかりと保護者や子供に向き合っていきましょう。教員に対して不満を持っている人は山ほどいますよ。
まとめ
教員に足りないものに関しては、どんどん改善していかなければいけないでしょう。
今回の記事を見てもらえれば、幸いです。

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