教師のバトンで呟くことにハマっている人は多いと思います。
愚痴も言えるし、結構なストレス発散になりますよね。
- 教師のバトンで呟くのはいいことなの?
- 呟くことについての意見が知りたい
上記のように考える人に向けて、元教員の立場から教師のバトンで呟くことについての意見を解説していきたいと思います。
3分くらいで簡単に読める内容となっていますので、ぜひ見てみてくださいね。
教師のバトンで呟くのは意味ない

結論から言うと、教師のバトンで呟くことに意味はないでしょう。
呟く人の理由としては、いろんなものがあると思います。ただ単にグチを共有したいという人もいるでしょう。中には、現場を変えたいという思いから強い意志で発信をしている人もいるかもしれませんね。
前者であれば、特に問題ないかと思います。教員の仕事はとにかくストレスだらけなので、グチを言いたいこともあると思います。
職員室でグチを言うとなれば、他の先生からの信頼を失ってしまうでしょう。誰もが心の底を隠しながら職員室で過ごしていたりします。
なので、教師のバトンを使って、全国の教員と繋がりを持てるのはいい傾向だと思います。そこは僕も大賛成です。
ただ良くないのは、現場を変えようとして発信することですね。これは、今すぐやめた方がいいと思っています。
というのも、つぶやいたところで現場は変わらないと思うからです。
これまで何年も、現場の状況については悪いとされてきました。おそらく#教師のバトンが活発になる前からでしょう。
それでも、何年も状況が変わっていないので、今更課題を変えようとしても意味ないです。
そんなんなら、授業の準備をした方がよっぽど有益ですよ。
意味がない理由

教師のバトンで呟くことに意味がない理由はいろいろあります。
以下で、もう少し詳しく見ていきたいと思います。
すでに無視されてる
まずは、すでに無視されているのが大きいと思っています。
「#教師のバトン」プロジェクトについては国が始めたわけですが、たぶん教員の間で炎上していると言うことは気づいていると思います。
文科省からの回答もあったので、たぶん荒れていることには気づいているでしょう。
ただ、それでも状況は変わらないですよね。あんなに炎上しているのに。です。なので、すでに無視されていて、今後も無視され続けることが考えられるでしょう。
たとえば、サービス業とかであれば、お客さんの声を無視したら大変なことになります。クチコミが広がり商品が売れなくなって、倒産の危機もあるかもしれません。
ただ、文科省は国家公務員なので、特に教員の声を無視しても仕事を続けられますよね。
なので、特に対応をする必要がないのも考えられるでしょう。
教師からの意見では変わらない
たぶん、国のもっと偉い機関とかが「教員の現状を変えねば!」みたいな感じになれば、一瞬で変わると思います。
そういった気遣いは、かなり行われているでしょう。
ただ言い方は悪いですが、教員の立場はすごく低いです。全部の仕事を、最後に引き受けなければいけないのが教員ですよね。だからこそ、膨大な仕事があるわけです。文句を言っても変わらない時点で、教員の立場は低いのです。
なので、教員を続けている限りは、どれだけ意見を言っても変わることはないでしょう。教員の意見を聞くとは思えないからです。
呟くことはムダだと思いますね。
上がラクだから
正直、教員の今の現状を変えるのは、かなり労力がかかります。法律を変える必要もあるでしょうし、現場の調査とかも、たくさんしなければいけないかもです。
そのような労力をかけたとしても、上も国家公務員で安定しているので、頑張っても状況や待遇は変わらないわけですね。
そんなことをするくらいなら、新しい教育を会議で話し合って、あとは現場に押し付けた方がよっぽど楽です。
自分たちも、仕事をしたということでカウントしてもらえます。
なので、上がラクするためにも、教員がたくさんの負担を追わなければいけないのが普通かと思っています。
呟いても変わらないでしょう。
グチをいうほど好感度が下がる
自分たちの状況を変えてもらうためには、好感度がかなり大事だと思います。
教員の好感度が高ければ「頑張っているな!」と思ってもらえますし、「助けよう」とも思ってもらえるかもしれません。
しかし、教師のバトンだと、グチを言うことがほとんどですよね。
多分、グチを行っている人に好感を持つ人は少ないでしょう。そんなんなら、「仕事をもっと頑張らんかい」となるはずです。
すでにグチがたくさん溜まっている#教師のバトンですが、今後さらにグチが溜まれば、さらに状況が変わらなくなるという悪循環も考えられるでしょう。
もはや味方になってくれない
おそらく教師のバトンについてはすでに状況が廃れているとも考えられます。
最初のうちは注目が集まって、多くの人が見てくれたかもしれません。
しかし今は、教師のバトンへのインパクトは薄くなっていると言えます。
新しいハッシュタグで、ポジティブな教員の声を挙げるものまで出てきていますよね。
以下で、詳しく解説しています。
なので、教師のバトンは今後も無くなっていくことは考えられるでしょう。
呟く意味がなくなるかもしれないです。
早めにやめておくのも、1つの手かもしれませんね。
呟くのではなく授業の準備

教師のバトンで呟くのではなくて、授業の準備を頑張った方がいいでしょう。
たぶん、こっちのほうがよっぽど有益です。
教師のバトンで呟いたとことろで意味はないし、愚痴るのならいいかもですが、現場を変えるのは教員の仕事ではありません。
教員が発信して現場を変えること自体が違うように思います。
そんなことをしていたら、他の人は応援してくれなくなるとも感じますね。
だったら、授業の準備を頑張ったほうがいいです。今までと違う方法を模索していきましょう。
授業の準備を頑張れば、保護者や国からの好感度が上がって、現場を改善する動きも出てくるかもしれないです。
検討する価値はあるでしょう。
まとめ
教師のバトンで、現状を変えようとするのは、あんまり意味ないと思います。
発信の仕方とかを考えていけるといいかもですね。
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