教師のバトンで呟いている人って、結構多くいると思います。
いろんな教員と交流できるのも、いい部分だったりしますよね。
- 教師のバトンって、どうやって使えばいいの?
- 具体的に呟く内容が知りたい
上記のように考える人に向けて、元教員の立場から教師のバトンについて細かく解説していきたいと思います。
3分くらいで簡単に読める内容となっていますので、ぜひ見てみてくださいね。
教師のバトンの効果的な使い方を解説します

教師のバトンの使い方についてですが、大まかに言うと「ポジティブなこと」を呟けばOKだと思います。
文科省も教育現場の魅力を発信したくて「#教師のバトン」を始めています。教員の現場を変えるのも文科省なわけで、そこに忖度しつつ、教員の状況を発信するのは重要なことでしょう。
「〜をした子供がすごかった」「〜で成長を感じた」とか、これから教師を目指す人のモチベーションにつながることをどんどん呟いていきましょう。
基本的には、今の教師のバトンの使い方ってあんまり正しくないと思っています。
教師の部分の悪いこととか、グチが多く挙がっていますよね。たまに愚痴を言うのはいいかもしれませんが、ツイートが愚痴だらけなのは、いかがなものかと感じます。
プロの教師としては良くないことだと思います。
そんなツイートを見て、周囲の人は「教員の質が低い」「やる気がない」とも判断するわけです。
しっかりとした使い方を身につける必要がありますね。
呟く内容

では、実際にどんなことを呟いていけばいいのでしょうか。
もう少し詳しく深掘りしていきたいと思います。
仕事の楽しさ
1つは仕事の楽しさを呟いていくのがいいと思っています。
教員の仕事は大変なことも多いでしょう。辞めたくなる瞬間もたくさんあるはずです。
しかし反対に、楽しいと思う瞬間も多くあるのではないでしょうか。自分の指導がうまくいった時とか、生徒との関係性が良くなってきた時なんかは、仕事をしていて良かったと思うはずです。
そして、そういった良いことはどんどん発信していくべきです。
他の教員も、そんなポジティブなツイートを見ることで、教師の仕事の対しての希望を持てるようになってくるでしょう。
ポジティブな教師は、周囲も「助けたい!」と感じてくるはずです。
子供のかわいさ
教師の仕事がキツいとか苦しいと感じている人は多いでしょう。しかし、子供に関してはかわいらしいと感じている人は多いはずです。
子供がかわいいからこそ、続けていられるという教師の意見は聞いたことがあります。夏休み中なんかは「#小学校教員はいいぞ」のハッシュタグが盛んになりますが、普段もどんどん発信したほうがいです。
教師がしっかりと子供のことを考えていることが伝われば、保護者とかも「教員の待遇を良くしなきゃ!」といった使命感をもつように思います。
子供からしても嬉しいと思うので、どんどん発信していくようにしましょう。
すごく大事なことだと思いますよ。
同僚の優しさ
教師の仕事をしているけれど、同僚との仲があまり良くないケースもあるでしょう。
そんな場合は仕方ないかもしれませんが、基本的には同僚の優しさを感じることもあると思います。
困った時に助けてくれたり、授業について教えてくれたりして、温かい気持ちになることもあるでしょう。
教員だって、チームワークの中で働いているわけで、そういったいい部分はどんどん発信していくことが大事になってくるはずです。
教員の中に、いい先生がたくさんいて、助け合いながら仕事をしていることが伝われば、「教員の質」についても高いと判断してもらえるはずです。
照れくさいかもですが、どんどん発信していくようにしましょう。
自分のやったこと
自分のやったこととかをどんどん発信していくといいと思います。
意識の高い優秀な人とかって、自分のやった仕事をどんどん積極的に発信しています。そういった姿勢があることで、自分に自信を持つことができるのです。
もちろん、守秘義務などもあると思うので、やったことを発信するのも限界があるかもしれません。
ただ、「授業研究をした」「指導の本を読んだ」「副業を頑張った」とかざっくりと書くことはできるはずです。
そういった努力の姿勢を伝えることで、他の人からも「教員はすごい!」「待遇を変えないとな!」と思ってもらえることでしょう。
メリットも多くあるわけですね。
今後のビジョン
仕事のできる人はしっかりと今後のビジョンを考えています。自分が将来的にどうなりたいのかをイメージできているわけですね。
そうすることで、毎日自分がどんな風に仕事をしていけばいいのかが見えてくるわけです。かなり重要なことなわけですね。
ただ、教員は将来のビジョンを考えている人が少ないように思います。毎日の仕事をなんとなくこなしている人が多いように思いますね。
そんな姿勢では、成長していくことはできないでしょう。
しっかりと自分のビジョンを文科省や保護者などに見えるように発信していく必要があります。
教師のビジョンを見て、保護者から「この先生に子供を任せたい!」と思ってもらえることが大切なのです。
呟けないなら辞めよう

上記で、教師のバトンの使い方について細かく書いてきました。
しかし、上記のようなポジティブな内容を呟くことが辛い感じる人もいるでしょう。人それぞれ向き不向きがあると思います。
ただ、ポジティブなことを言えない人は、厳しいようですが、教員をやめるべきだと思います。
たまにネガティブになるくらいならいいですが、毎日のように辛いのに仕事をするっておかしな話ですよ。
そんなネガティブな教員を見て、国や保護者も迷惑しますし、子供を預けたいとは思わないはずです。
教育に関わるのであれば、塾やフリースクール、民間の企業など、たくさんの場所があります。自分が輝ける形で働いた方がいいです。
教師のバトンでいいことを呟けないのであれば、どんどん自分で行動していくことが大事です。
自分の人生にとってもプラスになってくることでしょう。
まとめ
教師のバトンでは、ポジティブなことを言うのがベストです。
使い方を考えていきましょう。

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