教員のボーナスはあった方がいいのか疑問に感じる人は多いと思います。
特に教員でない人からすると、考えてしまうことは多いでしょう。
- 教員のボーナスってあっても大丈夫なの?
- なくすべきなんじゃないの?
上記のように考える人に向けて、元教員の立場から解説を加えていきたいと思います。
3分程度で簡単に読める内容となっていますのでぜひ見てみてください。
教員のボーナスはなくすべき

タイトルの通りです。教員のボーナスについてはなくしても構わないと考えています。
ボーナスをもらうべきでない教員がいるからですね。とはいえ、全員のボーナスをカットすればいいとは思っていません。
しっかりとした教員には、ボーナスを渡すべきだと思っていますし、ボーナスが必要だとも考えています。
ただ、しっかりとした働きをしていない教員もいて、そんな教員がろくに仕事をせずに、ボーナスまでの日数を指折数えているのを見ると、すごく違和感を感じますね。
大して仕事をしていない教員がやるべきことではないと感じています。
むしろ、本当に仕事ができる人はボーナスのことなんて考えていなかったりします。
子供や保護者のことを考えるだけで精一杯だし、お金のことをずっと考えている時点で、それは仕事ができる人ではないからです。
だからこそ、しっかりとボーナスを与えるべき人と、そうでない人に分けていくことが大切だと思っています。
ボーナスをカットするべき教員

では、実際にボーナスをカットすべき教員には、どんな人がいるのでしょうか。
以下の人のボーナスについては、必要ないと考えています。
順番に見ていきましょう。
同僚をいじめている
1つは、同僚をいじめている場合です。教員の世界は、いじめがかなり多いです。
数年前に神戸のいじめ事件が大問題になりましたが、あれは一部で、全国的にも起きていると考えられます。
実際に私も遭遇しています。
そして、いじめはだいだい、「能力のない人」から「優秀な人」に向けて起きたりします。だからこそ、いじめている人にはボーナスを渡す必要はありません。
いじめが起きている職員室では、だいたいほとんどの人が気づいていると思いますので、いじめ教員のボーナスは、ガンガンカットしていきましょう。
他人の邪魔をしている
職員室には、他人の邪魔をすることしか考えていない教員もいます。
他の教員同士が楽しそうに話していたら邪魔をしに入ったり、仕事が早く終わって楽そうにしていると、わざと仕事を振ってくるような教員もいます。
そういった教員は、どんどんボーナスをカットしていいと思います。大した仕事もせず、他の人の迷惑にしかなっていないからです。
そして、他の人に邪魔をすることにエネルギーを使っているわけですから、そもそも仕事ができるはずありません。
いいところなしなわけですね。
特に公立であれば、大切な国民の税金を、無能な教員に流す必要はありません。
カットしましょう。
早く帰らせない
特に、職員室には後輩を帰らせないようにするアホな教員もいます。
若い先生の中には、仕事のスピードが早く、年配の先生よりも仕事を早く切り上げられる人がいます。
そういった先生は早く帰るべきです。自分の実力で仕事を効率化できているわけですから、早く帰って当たり前です。
しかし、職員室の中には、そういった仕事の早い先生を帰らせない人もいるのです。
そういった先生はシンプルに邪魔だと思いますし、いるだけで他の先生の迷惑にもなります。
どんどんボーナスをカットして、実力に見あった給料を渡すようにしましょう。
子供から不人気
子どもから不人気な先生もダメだと思います。論外だと思います。
子どもからの人気については、いろんな測り方があります。毎日、朝に教室に行けば子供が寄ってくる先生もいるでしょう。
そういった先生は、ほぼ間違いなく子どもから人気だと言っていいです。
また、厳しめの先生だと子どもが寄ってこないかもしれませんが、大事な場面で子どもから信頼されていることを感じるはずです。
そういう先生は問題ないでしょう。
しかし、毎年のように学級崩壊を起こしたり、子どもからの苦情が連発する先生もいます。こういった先生は子どもから好かれていませんし、信頼されていないのでボーナスはカットすべきです。
子ども相手の仕事をしているわけなので、子どもから人気なのは絶対条件です。
これがクリアしていない先生は、どんどん給料をカットしましょう。
保護者から不人気
保護者から不人気なのもアウトですね。教員が保護者から信頼されるのは最低条件です。
多くの保護者は、学期のクラス替えなどがあったときに、自分の子が入るクラスを「当たり」「はずれ」で判断します。
いい先生か悪い先生かで振るいにかけるわけですね。
とはいえ、「はずれ」の先生がいることは本来アウトなのです。お金をもらって働いている以上、「はずれ」があってはいけません。
せめて「普通」くらいの先生には保っていないといけないでしょう。
保護者の9割くらいが「はずれ」と思っている先生に大して、ボーナスを払う必要なんてありません。
「あたり」「はずれ」の先生で、しっかりと給料を区別していきましょう。
仕事の出来で給料に差をつけよう

特に公立でいえることかもしれませんが、年功序列で給料が上がっていくのはおかしなシステムだと感じています。
学校だって、1〜6年生まで勉強を教えて、子供の能力を上げるわけですが、肝心な教員が能力を問われないのはおかしいですね。
なので、しっかりと能力に合わせて給料を変えるべきだと考えています。
そのうちの1つが、今回挙げたような「ボーナス」ですね。
ボーナスでしっかりと区別をしていくのがベストだと思います。給料の在り方は、考え直した方がいいかと思います。
まとめ
教員のボーナスについては、考えるべき点も多くあるでしょう。
今回の記事を参考にしていただけますと、幸いです。
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