教員の仕事をずっと続けたいと考えている人も多いと思います。かなり安定していますし、福利厚生もいい仕事だったりしますね。
ただ、そういった教員を続けたい人には耳が痛いかもしれませんが、今後の教員についてはどんどんオワコンになると思っています。
- 教員がオワコンになる理由が知りたい
- 具体的にオワコンになる理由はあるの?
上記のように考えている人に向けて、元教員の立場から教員の仕事について細かく解説していきたいと思います。
2〜3分程度で気軽に読める内容となっていますので、ぜひ見てみてくださいね。
今後の教員が、どんどんオワコンになる理由

今後の教員がオワコンになる理由ですが、結論から言うと現場にほとんど改善が見られないからです。
ちょっとずつでも状況が良くなったり、改善されているのであれば希望はあるでしょう。「これからも良くなるかもしれない!」という気持ちを持って仕事に取り組むこともできるでしょう。
ただ、問題は教員の環境が全然良くなっていないことにあります。もちろんスケジュールが調整されたり、社会人採用枠が広がるなど、人員不足のための解決策はとられているでしょう。
でもそれはあくまで、教員が足りないから行っていることです。教員が働きやすくなるように工夫されたものではありません。
そう考えると、これからも仕事がたくさん増えたり指導以外の業務が多くなることは余裕で考えられるでしょう。厳しいようですが、どんどんオワコンになっていくことが目に見えています。
健康的に働きたいとか、楽しく働きたい人は、教員の環境を早く逃げ出した方がいいとは思っていますね。
オワコンになる理由

では、教員の仕事がオワコンになる理由としてはどんなものがあるのでしょうか?
現役で教員をやっている人にとっては、かなり耳の痛い話になるかとは思いますが、詳しく見ていきたいと思っています。
衰退している
1つは教員の世界が衰退していることは大きいです。教員自身も気づいているとは思いますが、想像以上に早く衰退しているとは考えられるでしょう。
たとえば学校とかって校舎もボロボロだったり、古い教材をずっと使っていたりしますよね。これは、教育にしっかりとお金がかけられていない証拠です。
もし教育に予算がつけられていれば、きれいな校舎でいろんな設備がありながら学習ができるわけです。ただ、予算がかけられないということは、それだけ学校の現場が衰退しているのです。
衰退しているところでは、当たり前ですが教員は成長しにくいでしょう。楽しく働くことも難しいと思います。
フットワークを軽くしつつ、成長している企業に転職していくのがベストとは言えるでしょう。
働き方の問題
働き方についても、かなり大きい部分ですね。たとえば、教員の世界には「給特法」があると思います。これは他の仕事ではなかなか見られないような法律ですね。
給料の中から残業代が決まっていて一律で支給されるわけですが、残念ながら割りに合っていないのが現状です。民間企業であれば、労働基準に引っかかって、一発アウトでしょう。
ただ、そういった時代錯誤の法律の中でずっと働き続けているのが現状です。ワークバランスが大切な令和の時代に、教員はそれが実現できていません。
紛れもなく「オワコン」な環境だと言えるでしょう。
教員として働くのは、かなり苦しいと思っています。
倍率が下がっている
倍率が下がっているのも大きいですね。一昔前であれば教員は人気職業でした。教員になりたい人がたくさんいたけど、なれない人もたくさんいたわけです。
そんな中で、今は倍率も大きく下がっていて定員割れみたいな状況にもなっているわけですね。それではいい人材は集まらないでしょう。
昔は数多く集まった応募者の中から、本当に魅力的な人だけを採用できたのです。それは非常に教員の質を高めるためには大切だったでしょう。
ただ、今は人が足りないので、言い方は悪いですが無能な人でも採用しなければいけません。人を選んでいくだけの余裕がないわけです。
そう考えると、当然無能な人が職員室に集まりまくることになるので、教員はオワコンになってしまうわけですね。
世間から見放されている
教員が、世間から見放されているのも大きいと思っています。残念ながら教員が思っているほど世間は教員のことを気にしていません。悲しいですがこれが現実です。
教員の現状って今はすごくヤバいと思います。「仕事が多すぎる!」「部活動が大変!」などと、毎日いろんな先生が叫び続けていますよね。
その一方で、世間はどう思っているかというと「教員は、夏休みにゆっくり休んでいるんでしょ?」とか言ってるわけです。要は、世間に教員の現状が伝わっていないんです。
もう少し強い言い方をすると、世間から見放されているわけですね。
世間が教員のことを気にしていないなら、もう今後はどんどん教員がオワコンになっていくでしょう。
やる気のない人が多い
たとえば、教員がしっかりとやる気を持って高い意識で働いているなら、話は別でしょう。もちろん一生懸命に働いている人もいます。毎日精一杯仕事に取り組んでいる人も多いでしょう。
ただ、その一方で、テキトーな気持ちで働いている人もかなり多かったりします。子供や保護者への対応が、すごく雑な先生が多いです。
特に若い先生は優秀な人が多いですが、ベテラン勢や管理職は、全然仕事のできない人が多かったりします。とはいえ、世間は権力のある「管理職・ベテラン」などの仕事ぶりを見つつ、評価しますよね。
そのため「教員は仕事できないんだね」「やる気がないんだね」と評価されてしまうのです。
非常に残念だし、風当たりも強いオワコンな仕事と言えるでしょう。
すぐにでも辞めてしまおう

じゃあどうすればいいか。という話ですが、結論から言うとすぐにでも辞めた方がいいと思っています。というか、辞めましょう。続けてもメリットがないです。
教員の仕事を続けながらメンタル的に病んでいる先生とかも多いです。優秀な先生が他の仕事に転職したりしていますね。そんな状況の中で真面目に働いていても、正直あまり意味がないと思っています。
無能な先生の尻拭いをするだけで終わってしまいますよ。そうではなくて、大切なのは自分に合った環境を探して、自分で行動していくことですね。
これ以外に解決策はないでしょう。もう、自分でどうにかするしかないんです。
学校の環境が良くなることは、おそらくないので、どんどん行動して自分の居場所を見つけていくようにしましょう。
まとめ
教員が今後どんどんオワコンになっていく可能性は高いですね。
早めに辞めて、より働きやすいところを見つけていきましょう。

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