フリーランスがチームを組んだ方が良いかについては、気になるポイントだと思います。
1人でやるべきなのか、何人かでチームを組んで仕事をした方が良いのかは迷ったりしますね。
- フリーランスがチームを組んだ方がいいのかな?
- 孤独でやった方がいいのではないか?
上記のように考える人に向けて、現役フリーランスの筆者が記事を書いていきたいと思います。
3分程度で簡単に読める内容となっていますので、ぜひ見てみてください。
フリーランスはチームを組むべきか

フリーランスがチームを組むべきかについてですが、個人的には必要ないかな〜という感じです。
孤独に頑張った方が、成果が出やすいと感じています。1人でも取り組めるのがフリーランスの魅力ですし、そういった働き方にマッチしている案件は多くあります。
もちろん、人それぞれ性格なども違いますから、一概にどっちの方が良いとは言えないかもしれませんね。
ただ実際にフリーランスとして働いてみて、個人的には孤独の方が働きやすさを感じました。
その理由についても、以下で詳しく書いていこうと思います。
孤独の方がいい理由

孤独の方がいい理由としては、以下のことが挙げられますね。
順番に解説をしていきたいと思います。
やり方がぶれない
1つ目は「やり方がぶれない」ということです。チームを組むと、どうしても他の人のやり方や仕事のスタイルに影響を受けてしまいがちです。
もちろん、他の人に影響を受けるのは悪いことではないですし、他人のやり方を参考にしながら働くのは重要なことです。
しかし、フリーランスの場合は他人のやり方をそのまま活かしたからといって、うまくいくとは限りません。
会社員の人であれば上司に相談すれば、問題が解決することも多いですよね。しかし、フリーランスの場合は自分のやり方を信じることも重要になってくるのです。
ビジネスの正解が1つではないこともありますし、他の人と自分では持っているものや、これまで積み上げてきた経験値も違います。
そのため、うまくいくための方法は人それぞれなのです。自分のやり方や感覚を信じることも大切なのです。
そういった意味では、他の人からの影響を受けないために孤独に頑張ることが重要だったりします。
情報を制限できる
もう1つは情報を制限できるということです。フリーランスである程度成果を出していくためには行動が必要です。
僕は行動することでブログのPVやライティングの収益を上げることができてきました。しかし、最初のうちは自分のやり方がすごく不安で、ネット情報や本を読み漁ったりしていました。
もちろん、そういう行動のすべてが不要とはいいませんが、情報を集めてしまうと「頭でっかち」になってしまい行動のスピードが落ちるのです。
分からないことをチームで共有しているうちに「結局、作業をせずに終わってしまった・・・」とならないかどうかも不安な点ではあります。
行動力を高めるために、チームを離れて情報を遮断するのも大切な気がするのです。
気をつかわなくていい
たぶんチームとして働くのであれば、少なからず気を使うことにもなるかと思います。
今日限定で、特別に組んだチームとかだったら、それほど気を使わずに済むかもしれません。しかし、大体の場合は長期に渡って一緒にプロジェクトや活動をしていくことかと思います。
そうすると、良い仕事をするために関係性に気を遣うようになってくるのです。これはかなり大きなストレスになります。
そもそも人間関係が嫌でフリーランスになった人も多いかと思いますので、わざわざチームを組んで人間関係で消耗するのはもったいない気がします。
チームを探すコスト
チームを探すコストも結構大変です。
良いチームを作るためには、「性格・仕事のスタイル・話しやすさ」などいろいろな面でマッチしていなければいけません。また、少しでも相手のチームメイトに違和感を感じたら仕事をする中でストレスを感じてくるかと思います。
そこで、「ビジネスパートナーを探す」方がよっぽど有益だと言えるでしょう。
すでにある仕事を、取り組んでくれる人を探すのです。クラウドソーシングなどを利用しても良いでしょう。
チームというと、長く一緒に活動するというイメージから、かなり真剣に探す必要が出てきます。これは、かなり消耗する仕事です。
しかし、ビジネスパートナーであれば簡単に発注できますし、合わなければ次から頼むのをやめればいい話です。
シンプルだし、ドライな関係なので気楽です。
作業量を確保できる
フリーランスになると、1人で作業しなければいけない内容はすごく多いです。
僕はライターとして働いていますが「ライティング・ブログ執筆・YouTube」など、業務内容はすべて1人で行っているものばかりです。
フリーランスになると、1人で作業する仕事はとても多いと感じるのではないでしょうか。フリーランスとして活躍するためには、1人で行う作業量が非常に重要になってくると思うのです。
しかし、チームを組むと作業量が低下する可能性があります。もちろん、最低限のコミュニケーション量であればそれほど問題はないでしょう。
しかし、チームとなるとビジョンを共有したり考え方をすり合わせたりする作業が出てきます。そうすると1人で行う作業量は必然的に少なくなってしまいますね。
孤独の方が、作業量をしっかり確保できるような気もします。
やった気になる
やった気になる点も注意が必要です。
たとえば、「稼ぐにはどうしたらいいか?」「フリーランスとして稼ぐにはどうしたらいいか」のように、しっかりとしたチームほど価値観の高いテーマを話したりするでしょう。
しかし、重要なのはその後の行動量です。どれだけ意識の高いことを話したとしても、その後に伴った行動ができていなければ意味がありません。
チームだとみんなで集まって話をしただけで、仕事をした気になってしまう点で注意が必要です。
しかし、最重要は先程も挙げたように一人での作業量です。
よく「塾に行っただけで、勉強した気になる」といいますよね。
あの現象と、非常によく似ている気がします。
チームを探す方がいい時

ここまで、チームを組まず、孤独に取り組むメリットについて書いてきました。
とはいえ、チームの存在を全否定するつもりはありません。チームだからこその良さはあるかと思います。
以下で、チームを探す方がいい時について挙げてみました。
何かを依頼したい時
フリーランスの中でも、1人で作業するのではなく頻繁に他の人に仕事を依頼したい人もいるかもしれません。
そういう人の場合は、いつも仕事相手を見つけるのではなくて、チームを組んだ方が楽かと思います。人を探す手間がかからないのでいいでしょう。
しっかりと価値観が合い、みんなが満足しながら働いているチームであれば、チームで働くメリットは非常に大きいと言えます。
組むのも1つでしょう。
体調を崩しやすい
人によっては、何か病気を抱えていたりとか、頻繁に体調を崩してしまう人がいるかもしれません。
このような人は、1人で働いている時に体調を崩してしまうとピンチヒッターがいないので、チームを組んで助け合う体制の方がいいかもしれません。
体調を崩した時に、すぐに頼める人がいるのは心強いですね。
仕事ができないと納期に遅れたり、稼げなくなる可能性も出てくるので、チームを組むのもいいことだと言えます。
チームで新しい発想が生まれるか

チームで働いている時に、新しい発想が生まれやすいかというのも1つ考えておくべき点だと思います。
たとえば、自分が「量をたくさんこなして」仕事をするタイプだったとしましょう。ビジネスにおいて、たくさん数をこなして慣れていくタイプの人は結構多くいたりします。
フリーランスに限らず、楽器やスポーツの練習など、多くの場面で練習量を大切にするケースは多いかと思います。
しかし、たとえばあなたが所属しているチームが量ではなく、「質」を重視していたとしましょう。そうすると、あなたの「量を重視した働き方」は実現できなくなってしまいます。
チームに所属している皆が、それぞれ自分でオリジナルの発想ができればいいですが、それはしっかりとチームが機能している場合の話です。
本当は自分に向いている方法があるのに、チームのやり方に合わせなきゃいけなかったり、知らないうちにチームのやり方に染まってしまうと、孤独で働く方が良かったということにもなります。
自分の発想や考え方はしっかりと発信し、お互いに高め会えるようなチームだとメリットは大きいと言えるでしょう。
まとめ
フリーランスは、孤独でやっていくメリットも結構大きかったりします。
本当にチームを組む必要があるのか、自分の中でも再検討していただけますと幸いです。
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