教員が激務で忙しいというイメージを持っている人は多いと思います。
かなり大変な感じがしますし、消耗することが多いですよね。
- 教員の激務って本当なのだろうか?
- 効率化できるって本当?
上記のように考える人に向けて、元教員の立場から教員の仕事について解説をしていきたいと思います。
3分くらいで簡単に読める内容となっていますので、ぜひ見てみてくださいね。
教員の激務が嘘の理由について

教員が激務であることについてですが、基本的には嘘だと考えていいでしょう。
教員は結構忙しいといいますし、労働環境を改善してくれ!みたいなことを言ったりします。
たしかにそれも事実かもしれませんが、基本的には教員自身の努力も足りなかったりします。自分たちで効率的に働こうとしていないわけですね。
僕も教員をやっていましたが、必死で働けば17時くらいには終わる労働量だったと思います。余裕で終わります。
それでも終わらない教員が多いのは、仕事が効率化できていないからなんですよね。あとはダラダラ働きすぎです。
他の人に環境を変えてもらうように訴えるのではなくて、どうやったら自分で効率的に稼いでいけるかについては考えた方がいいでしょう。
また、使うツールについても効率悪すぎです。指導案なんてクラウド上で一括管理をして、授業をする時にそこから引っ張り出せばいいのです。
研究授業の時間などもムダです。
子供の朝の健康チェックなんかも、保護者にアプリで入力してもらえば、朝の教員の負担を減らすことができます。
減らせる部分は大きいんです。
効率化できること

では、実際に効率化できることにはどんなものがあるのでしょうか。
もう少し詳しく見ていきたいと思います。
健康チェック
1つは、健康チェックですね。
これはマジでやる意味がないと感じています。毎朝のように先生が子供の名前を読んで健康状態をチェックして紙に記入をしていくわけです。
子供だってざわざわしている時もあるので、書き間違えることもあるでしょう。健康問題なのに、書き間違えれば最悪です。
そして、細かい保健室の先生だったりすると、ちょっとした書き方の違いを指摘したりするわけですね。それをまた、担任が直して・・・みたいな。マジで無駄な作業です。
そんなんをするくらいなら、健康チェックのアプリを使って朝に保護者に入力をさせればいいのです。
健康面で、教員の責任を逃れることができるので教員の負担も減るでしょう。朝の時間が使えるようになるので、宿題チェックとか、他の仕事に使えるようになります。
メリット多いですよ。
会議
会議についても、マジで無駄だと思います。
特に公立の学校とかだと、しっかりと会議資料や書類が作り込んであるんですよね。なので、会議なんかしなくても、書類を読むだけで内容がわかってしまうわけです。
会議をするのであっても、せめて書類のないように一言加えるくらいでOKで、ダラダラと話し合いをする必要はないんです。
にもかかわらず、教員は話好きな人が多いんで、会議を長くやって、内容とかもダラダラ説明したりしています。そんな説明は9割以上がムダで話す必要はないんです。黙ってくれって感じです。
そして、なぜか職員室でも会議中にたくさん話す教員の方が評価されたりするので、本当にオワコンだなと感じます。
会議をなくせば圧倒的に効率化できますよ。
授業
授業についても、かなり無駄が多いと思っています。
教員の謎のプライドかもしれませんが、「授業は自分でやりたい」みたいな人って多いですよね。ただ、ロクに教材研究もしていないのに、毎日ダラダラと授業をするべきなのでしょうか?
子供としても、先生のつまらない授業を毎日のように聞かされるのは苦痛です。それで勉強がわからなければ「〇〇さんは、もっと勉強して!」みたいな感じで保護者が教員から怒られるわけですよ。
授業に関しては、基本的にライブ授業でOKです。全国の優秀な先生の授業を毎時間流しておくのです。
こうすることで担任は、学習ができない子に手厚くサポートすることができますし、授業研究の負担もなくしていくことができます。
いいことだと言えるでしょう。
勤務体制
勤務体制についても、結構問題があるかと思っています。
たとえば、朝に働くのが得意な教員もいれば、夜の方が効率が上がる人もいるわけですよね。いわゆる朝型と夜型です。
大切なのは、勤務体制を柔軟にしていって、それぞれの先生が働きやすくなるような環境を作っていくことです。
ただ、今の教育現場はただ朝早く出勤をして、ダラダラと夜遅くまで働いているだけです。休憩もないし寝不足なんで、効率は下がる一方ですね。
だったら、しっかりと時間を区切って、それぞれの先生が自分に合ったタイミングで働けるようにしていくべきです。
そういう努力が足りなすぎですね。
自分で調べる
教員は自分で調べる意識が低すぎです。もちろん他の人に聞くのも重要ですが、時間を奪ってもいけないので、優秀な人ほど自分でリサーチをしているわけですね。
ただ、教員は調べれば簡単にわかることであっても、平気で他の先生に質問したりしています。僕が1番驚いたのが「出張先への行き方」をずっと学年同士で話し合っていた時ですね。
そんなの、スマホで一瞬で調べられる内容ですよ。かなりムダな話しだったと思います。
そんな風に、簡単にわかることをみんなでダラダラ話しているから時間がもったいないわけです。
自分で調べれば、もっと効率的に働くことは可能なわけですね。
教員を続けてもスキルは身につかない

ということで、おそらく教員を続けてもスキルは身につかないだろうなと感じています。
教員は激務なわけですが、その激務な仕事内容は「本当は楽なのに、ダラダラと働いているだけ」だったりするからです。
短い時間で効率化を図っていこうというのが日本の今の働き方なわけで、それに逆行している教員の働き方はオワコンなわけですね。
教員が辛いのはわかるけど、激務なのではなくて「ムダな仕事」をしているだけです。
効率が悪いんです。だからこそ、スキルを身につけたい優秀な教員は転職することが大事なんです。
今は優秀な先生がどんどん辞めていくと聞きますが、そういうことです。ムダだという事実に気づいているからなんですね。
やる気のある教員は、どんどん効率的に働ける民間企業に転職した方がいいでしょう。
まとめ
教員が激務なのは完全に嘘ですね。
スキルを身につけるために転職するのが1つかもしれませんね。
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