教員が愚痴を言わなくなれば、全部解決する話

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今の時代は、いろんな教育の問題があるんじゃないかと思います。教員にとっても労働環境がキツかったり、働きにくいと感じるケースは多々あることでしょう。

ただ、そういった苦しい場面に直面した時に、愚痴を言う教員がかなり多くいるように感じています。

  • 教員が愚痴を言わなくなれば、全部解決するって本当なの?
  • 具体的に解決する理由が知りたい

上記のように考えている人に向けて、元教員の立場から教員の愚痴について細かく解説していきたいと思います。

2〜3分くらいで気軽に読める内容となっていますので、ぜひ見てみてくださいね。

教員が愚痴を言わなくなれば、全部解決する話

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今の教員の環境はすごく働きにくいと思います。ワークライフバランスだって悪いし、時期によっては土日とかも出勤しなければいけないケースもあるでしょう。

そもそも休みがなければ、健康な状態で働けないと思うので、「なんで自分だけこんな思いをするの?」と疑問を持っている教員も多くいるはずです。

ただ、その気持ちは痛いほどわかりますが、なんとか愚痴を言わずに頑張って仕事をしてほしいと思っています。というのも愚痴を言ったところで何も生まないからです。

たとえば、愚痴を言って仕事量が減るなら愚痴を言ってもいいでしょう。愚痴を言って、周囲からの好感度が上がるなら意味はあると思います。

ただ現実は、愚痴を言ったところで仕事が減ることはありません。教員の状況は変わらないんです。意味ないんです。

そして、愚痴を言っている教員に対しては周囲も良い印象をもちません。保護者としても「子供を預けているんだから、ちゃんと働いて!」と不満をもつだけでしょう。

解決する理由

解決 理由

では、教員が愚痴を言わなくなればいろんな問題が解決する理由としてはどんなことがあるのでしょうか?

もう少し詳しく見ていきたいと思っています。

生産性が上がる

1つは生産性が上がることですね。たとえば仕事中にずっと愚痴を言っているとしましょう。そうすると愚痴を言うことによって、頭のリソースが愚痴にいくことになります。他の先生と話をすれば、愚痴を聞かなければいけないので、そこでも頭を使うことになります。

場合によっては、愚痴を話す時に手が止まってしまうこともあるでしょう。そうなると、完全に仕事はしていないですよね。

愚痴を言うことに頭を使えば、その分仕事の効率は落ちるでしょう。仕事することに全ての頭を使った方が作業は捗るからです。

そして、手が止まってしまえば完全に仕事が進められなくなってしまいます。これは非常に残念なことでしょう。

短い時間でたくさんの成果を上げるためには、まずはグチを言わないことが第一条件なわけです。

好感度が上がる

教員の今の労働環境が低いのって、割と好感度が低いのも原因としてはあると思っています。要は国とか保護者とかが「教員を助けたい」っていう気持ちになっていないということです。

厳しいようですが、これが現実だと感じています。

そして何が好感度を下げているかと言うと、個人的には「グチ」がすごく大きいと思っています。仕事に対して文句ばかり言っているから、「ちゃんと働いてよ!」って思ってるわけです。

そして「ちゃんと働いてほしい!」という意味を込めて、たくさんの仕事が教員に降ってきているのでしょう。

なので、まずはグチを言わずに黙々と目の前の仕事に取り組んで成果を出していくことが大切です。

そのうちに周囲も「教員は頑張っているから、もっと働き方を変えてあげよう」という意識をもつわけです。

保護者が助けてくれる

教員にとって、保護者の存在はすごく大きいと思います。保護者が助けてくれれば教員の仕事はかなり働きやすくなると思いますし、逆に保護者からの風当たりが強ければ毎日のように辛い思いをすることでしょう。

放課後とかも、保護者からの苦情電話に追われることになるんじゃないかと思っています。そんな教員人生はすごく大変でしょう。

ただ、なんで保護者が苦情を言うかは「教員が子供に愛情がないから」だと思っています。要は、職員室とかで子供のグチを言いまくっていることが保護者にも伝わっているのです。だからこそ、不快感をもっているわけですね。

グチをいえば、必ず子供に対する態度に出ます。どんなに器用な人でもです。そして子供は学校で起きた、ありのままを保護者に伝えます。

そして巡り巡って、保護者も教員に対して不快感をもつのでしょう。

子供が楽しんでくれる

教員がグチを言わなくなれば、子供は学校生活を楽しんでくれるはずです。

職員室で子供のグチを言っていても、教室では子供にニコニコ優しく振る舞えるのであれば問題ないかもしれません。むしろ、それはかなりすごいことですね。

ただ、実際はそんなに器用な先生を僕は見たことがないです。職員室で子供のグチを言っている先生は、多かれ少なかれ子供への態度にも出ています。

イライラしてやつ当たることもありますし、知らずのうちに子供に嫌がらせをしているケースもあるでしょう。

そんな状態では、子供が学校生活を楽しむことなんて不可能なはずです。まずは、教員が子供のポジティブな面を多く見ていくように心がけましょう。

授業準備が楽しくなる

授業準備が楽しくなってくるのも、割と大きなことだと思っています。

職員室での仕事は事務作業などが非常に多くあると思うので、結構しんどいと思います。そんな中で授業準備を進めるのは至難の業です。

そして、子供や保護者のグチばかり言っていれば、「なんで、子供のために授業準備をするの?」と、かなりモチベーションが下がってくることでしょう。仕事をするのが嫌になってくると思うわけです。

ただ、グチを言うのをやめれば、授業を準備する楽しさに気づけるはずです。実際に教員の仕事を楽しみながらやっている人もいるわけなので、そういう人との関わりも増えてくるでしょう。

結果的に面白い授業ができるようになって、子供からも支持されるようになるわけです。

愚痴はいいことがない

いいこと ない

ということで、基本的には愚痴を言ったところでいいことはなかったりするので、言うのは控えるようにしましょう。

もちろん教員の仕事は苦しいと思うので、たまに弱音を吐くぐらいはいいと思います。超人ではないので、まったく愚痴を言わずに過ごすのは厳しいでしょう。

ただ、子供や保護者のグチばかり言いまくるのは良くないと思っています。実際に職員室とかでもグチを言うことが癖になっている人が多くいるように思います。

ただ、そういった意識が職場全体の雰囲気を下げたり、離職者を増やすことにも繋がってくるはずです。

大切なのは、できる限り前向きな言葉を考えつつ突き進んでいくようにすることです。意識するだけで、仕事のクオリティとかも大きく上がってくると思っています。

まとめ

グチはまさに「百害あって一利なし」だと感じています。

今回の記事を参考にしつつ、仕事スタイルを見直していただけますと幸いです。

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