愚痴を言っても子供から愛される教員がしていること

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職員室でグチを言っている先生はかなり多くいるかと思います。ストレス発散にもなるでしょうし、グチの1つでも言わなければ教員を続けていくことも難しいでしょう。

ただ、教員の中にはグチを言っても引き続き愛される人と、子供からもそっぽを向かれているような人がいると思います。

  • 愚痴を言っても大丈夫な人ってどんな人なの?
  • 具体的にどんな行動をしているのかが知りたい

上記のように考えている人に向けて、元教員の立場から具体的に解説をしたいと思います。2〜3分くらいで気軽に読めるかと思っていますので、ぜひ見てみてくださいね。

愚痴を言っても子供から愛される教員がしていること

子供 愛される

愚痴を言っても愛される教員の特徴についてですが、結論から言うと「本気で子供を憎んでいない」ということです。要は、子供が好きだし、愛を忘れていないと言うことです。

子供は大人の感情に敏感ですから、自分に対してどう思っているのかはかなり察知しています。なのでどれだけ悪口を言っていても、子供への思いを忘れていなければ、教員として成立します。

そして、子供から愛されている教員も愚痴は言いますが、本当は教員の仕事が割と満足していると思っている人も多いです。

というのも、たとえば職員室で「うちの生徒が本当に大変で・・・」とか言ってる中で1人だけ「子供はかわいい、最高!」とか言っていたらどうなるでしょうか?

明らかに浮いてしまうでしょう。そんなことからも、周囲に合わせてグチを言っている可能性が高いのです。

良い嘘をついているともいえるかもしれませんね。

具体的な行動

普通 愛され

では、子供から愛される人は具体的にどんな行動をしているのでしょうか?

大体のパターンがあるとも感じますので、見ていきたいと思います。

子供との会話を大事にした

1つは、子供との会話を大事にしていることです。たとえば、子供から愛されている教員でも冷たく接していることがあります。

ただ、そういう先生は長年の勘で「本当に子供が困っているか」を割と見抜くことができます。それは教員としての努力でもあるでしょうし、スキルでもあるはずです。

だからこそ、信頼されるし「先生は分かってくれる」と子供が安心するわけですね。

一方で、信頼されない先生は子供の話を全然聞かなかったりします。子供が嫌いなことが態度に表れていたりします。

教員の方が子供が好きではなく、話も聞かないのであれば完全にオワコンでしょう。

楽しめる授業をした

授業に関してもすごく大切です。子供からいつも愛されている先生がいて、僕も話をしたことがありましたが、やはり休日に授業研究をしているようです。

それほど授業が重要であることをわかっているし、授業に力を入れれば子供から信頼されることにも気づいているのでしょう。

1日の大半は授業をしているわけなので、欠かせないものですよね。

ただ、子供から嫌われる先生はほとんど授業の準備もしていないと思いますし、準備をしたとしても大した授業はできていないでしょう。

また、授業を理解できていない子供を怒鳴りつけているケースもあると思います。そんな状況では本当に良くないはずです。

授業準備を頑張ってほしいですね。

研究会に足を運んだ

子供から愛されている先生は、大抵数多くの研究会に足を運んでいるように感じます。それだけ向上心があるし、授業が大切なことをわかっているのでしょう。

もちろん研究会に足を運んだすべての先生が、子供から愛されるわけではないはずです。ただ、愚痴を言いつつも、しっかりと勉強をしてやることをやっているのならば子供はついてきます。

そういった先生の努力や誠実さはしっかりと伝わっているでしょう。

子供から嫌われる先生ほど、大抵は休日にダラダラ遊んでいるだけのように感じています。

ただ、そんなテキトーな先生は子供にとっても迷惑なので、ちゃんと改善してほしいところですね。

困っていることを聞いた

基本的に、子供は自分の話を聞いて欲しかったりします。休日にあったこととかもそうですし、友達関係の悩みとかもあるでしょう。

愚痴を言っていても愛される先生は本当に話を聞くのが上手だし、適切なタイミングで相槌を打っているように感じます。

だからこそ、子供も気分が良くなるし、先生自身も信頼されるわけです。

子供から嫌われる先生は、大抵は一方的に話している気がします。子供が何かを言ってきても怒鳴りつけるだけだったりしますね。そんな先生に、子供は心を開かないでしょう。

しっかりと子供に向き合って、気持ちを読み取ってほしいものです。

本来は、それが最重要の仕事であるわけですからね。

他の先生にも優しくした

先生の人間関係とかも大事な気がします。子供から愛される先生って、大抵は先生同士の人間関係もすごく円滑な気がしています。

もちろん、一部例外があって、職員室でいじめをしているのに愛される先生とかもいるかもしれません。ただ、そんな人は圧倒的に一部でしょう。

多くの場合は、子供から好かれるのであれば大人からも好かれるのが当然の話です。その辺は、かなりリンクしているようにも感じるわけです。

だから、子供から愛されないのであればそもそもの人間性に問題がある可能性が高いし、しっかりと自分を磨いていくことが必要不可欠です。

子供から好かれないのなら、これから誰ともより良い人間関係を築けない可能性が高いでしょう。

普通のことをすれば愛される

具体的 行動

とはいえ、子供から愛されれば、割と学級経営はやりやすくなるんじゃないかと思います。だからこそ、子供との関係を作るために頑張っている人もいるでしょう。

すごくいいことだと感じます。ただ、基本的には「普通のことをすれば子供から好かれる」ということを心がけておくべきです。

逆に言えば、子供が寄ってこない、全然言うことをきいてくれないのであれば、普通のことすらできていないことになります。そこはしっかりと危機感をもつべきでしょう。

普通の人であれば、周囲の人に優しく接するし話も聞きますよね。相手のことをいきなり怒鳴ったりはしないはずです。

その大人にやってる対応と同じことを子供にもしていけばいいのです。ただそれだけの話です。

ぜひ自分の振る舞いを見直す機会にしてみてくださいね。

まとめ

職員室でグチを言っても、愛される人とそうでない人には大きな違いがあります。

今回の記事を参考にしつつ、反省してもらえれば幸いです。

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