教師が言ってはいけないことについて【たくさんある】

言ってはいけない アイキャッチ 教員

教師が言ってはいけないことは結構多くあると思います。

実際に、学校などで言われて傷ついたというケースもあるかもしれません。

  • 教師が言ってはいけないことには、どんなものがある?
  • 具体的に、言ってはいけない言葉について知りたい

上記のように考える人に向けて、元教員の立場から詳しく解説をしていきたいと思います。

3分程度で、簡単に読める内容となっていますのでぜひ見てみてくださいね。

教員が言ってはいけないことについて

言ってはいけない こと

教師が言ってはいけないことについてですが、具体的には「子供を傷つける言葉」になります。

教員は、今とても忙しいですので、マジメな先生だったりすると「自分は傷つくことを言っていないかな」「つい、ひどい言葉を言ってしまいそうで不安だ」というように思うかもしれません。

しかし、そのように不安を抱えているのであれば、問題ありません。そういった配慮は、子供にもしっかりと伝わっているので大丈夫です。

そうではなくて、何にも気を使わずにデリカシーなく子供を傷つけてしまう教員もいます。

平気で、人が嫌がる言葉を使ったりするのです。

そういった先生の言葉に凹んだ子供は学校に行くのが嫌になったり、心に深い傷を負ったりします。

何としても避けなければいけない部分ですね。

具体的に言ってはいけないこと

具体的 言っては

では、教員が具体的に言ってはいけないことにはどんなことがあるのでしょうか?

以下の言葉などは気をつけた方がいいですね。

順番に見ていきましょう。

なんでこんなことができないの?

学習面や行動面などで、少し他の子よりも成長が遅かったりすると、言われがちな言葉かと思います。

クラスの中には数十人の子供がいるわけですから、人それぞれ、得意不得意があって当たり前です。教員は、それを受け入れていかなければいけません。

しかし、教員の指導力がないにもかかわらず、できない子に対して「なぜできないの?」と子供のせいにするのです。

大人から言われればかなり傷付きますし、いろんな物事に対して自信をなくしてしまうこともあるでしょう。

他人のせいにするのではなく教員は、自分の指導力を疑って欲しいところです。

ちゃんとお風呂入った?

これは、実際に自分が聞いた言葉です。さすがに女性の先生が言っていましたが、高学年の女子に言っていたこともあって、かなり驚いた内容です。

他の子がいる前で聞いていましたし、高学年であれば、一目も気にし出す時期でしょう。

たしかにその子は少しお風呂に入るのをサボるような生活習慣でしたが、聞いて良いことと悪いことがあると感じます。

そういった、常識的には聞かないであろう質問を平気でするのも問題教員の特徴だったりします。

絶対にやめなければいけない部分ですね。

聞くとしても、他の子がいないところで、こっそり聞くとか、なにかしらの配慮は必要なところです。

子供の前で先生を叱る

新人教員とかが初めて子供の前に立ったりすると、わからないこととかも多くあったりします。

指導の方法とかで、迷うポイントがあるわけですね。立ち振る舞いもまだ初めてなのでわかっていなかったりします。

そんな時に、指導教員などが新人教員に指導するのは普通かと思います。

とはいえ、指導の仕方には非常に注意が必要です。子供の前で指導をすると、新人教員の尊厳がなくなってしまいます。また、大声で怒鳴る指導教員などもいるため、新人は子供からの信頼を一気に無くしてしまいます。

そういった当たり前のことにも気づけない指導教員がいるわけですね。

絶対に配慮しなければいけないポイントです。

子供のハードルを上げる

子供のハードルを上げる先生も最悪ですね。

例えば、運動会などがあったとしましょう。そういうときに、子供が頑張って取り組んでいれば、本来結果はどうでもいいはずです。

頑張った上での結果であれば、しっかり頑張ったことを褒めるべきでしょう。

しかし「絶対に1番じゃなきゃいけない」「学年のダンスはしっかりできないといけない」というような妙なこだわりをもった先生もいます。

こういった先生のこだわりがあり、子供は運動会を嫌いになってしまうのです。

そして、先生が1番にこだわる理由としては「自分のプライド」があります。教員としてのプライドを守りたいために、子供にも1番を求めるのです。

子供からすれば、大きな迷惑だとも言えるでしょう。

勉強のできない子にきつい言葉

勉強ができない子は、クラスの中に数人はいるものです。

これは仕方のないことですね。

しかし、勉強ができない子にも、いろんな種類があります。

シンプルに勉強をサボっているために成績が上がらない子もいれば、一生懸命勉強をしているのに、成績が上がらない子もいます。

特に、後者の場合は一生懸命に頑張っていることを認めつつ、一緒に乗り越えていく工夫が大切になります。

勉強ができないという結果だけで教員がきつい言葉をいうと、子供によっては「頑張っても意味ないやん」ということになりかねません。

しっかりと、子供を見つつ言葉かけを判断していく必要があります。

子供との信頼関係が崩れる

信頼関係 崩れる

教師が言ってはいけない言葉を言ってしまうと、子供との信頼関係は一気に崩れます。

子供だから気にしていないだろう。子供だから大丈夫だろう、と思っていると大間違いです。

子供は想像以上に大人のことをよく見ています。

厳しく、いつも怖い言葉ばかりを言っている先生も、中にはいます。しかしその先生は裏に愛情があったり、優しさをもっていたりするものです。

そういった先生のクラスは落ち着いたりしています。

子供の不登校が一向に減らないとか、毎年のように学級崩壊が起きてしまうという先生は子供との接し方が間違っているかもしれませんね。

一度見直す必要があるかもしれません。

まとめ

教師が言ってはいけないことは結構たくさんあります。

今回の記事を、参考にしていただけますと幸いです。

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