教育実習生から学ぶことは山ほどある話【現役教員は全然ダメ】

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教育実習生から学んだ方がいいことって、すごく多くある気がします。

教員の先輩とかって、割と偉そうに教育実習生に指導しますが、正直なところ教育実習生の方が優秀なことの方が多いです。

  • 教育実習生から学んだ方がいいことが、山ほどあるって本当なの?
  • 具体的に学べることについて知りたい

上記のように考えている人に向けて、元教員の立場から教育実習生から学べることを解説したいと思います。

3分くらいで、簡単に読める内容となっていますのでぜひ見てみてくださいね。

教育実習生から学ぶことは山ほどある話

学ぶこと 山ほど

教育実習生から学んだことがいいのは、本当に現役教員に本気で伝えたいです。どういう部分かと言うと、「子供の話をしっかり聞く」部分ですね。

現役教員とかを見てると、人の話を聞かない人が本当に多いです。一方的に自分の話をするだけなんですよね。

そして、子供は教員の話を押し付けらられたところで不快感しか持ちません。子供としてもじっくりと自分の悩み、話したいことを聞いてくれる先生の方が好きなのです。

最近は不登校がかなり増えているかと思いますが、これは現役教員が子供の話を聞かないために、子供が自分で悩みを抱え込んでしまって、学校に行けなくなるのでしょう。

実習生を見ていると「子供と友達感覚」「あんなに仲良くして」と怒り出す先生がいますが、それでいいのです。友達感覚だから言いたいことも言えるし、学校が楽しく感じるのです。

実習生がいなくなると、悲しむ子供たちが多いですが、それだけ愛されて、必要とされた教育実習生の仕事ぶりは本当にすごいわけです。

現役教員は、見習わないといけません。

具体的に学べること

具体的 学ぶこと

では、実際に実習生から学べる部分としてはどんなことがあるのでしょうか?

もう少し詳しく見ていきたいと思っています。

フレッシュな考え

1つはフレッシュな考え方ですね。優秀な先生ほど、実習生などが入ってきた時に流行っているものとか、教育論とかをよく聞いているように思います。

別に普通の仕事であれば、わざわざフレッシュな考え方を取り入れる必要はないかもしれません。ベテランの考え方を若手がそのまま真似する企業なんかもあると思います。

ただ教員の場合は割と特殊で、「実習生の方が、子供と年齢が近い」という状況が起きているわけです。そして、教育は子供相手に行うわけなので、子供の気持ちや好きなものなどをしっかりと把握しておく必要があるわけです。

そう考えると、年齢の近い実習生の方が子供の考えに近いことが多いので、フレッシュな考えを持っている可能性が高いのです。

だからこそベテランは、自分の考えを押し付けるのではなく、実習生から学んでいくスタンスを持っていた方がいいわけです。

新しい教育

特に実習生とかだと、大学で最新の教育論を学んでいるケースが多いです。どんどん研究を重ねている訳なので、当然、新しい教育をやっていく方が子供にとってはメリットが大きいんですね。

現役教員は忙しいのが理由としてあるかもしれませんが、基本的には勉強しない人がほとんどだと思います。なので、割と古い教育論を身につけている人も多いわけですね。

僕も初任者で初めて学校に行った時に、大学で学んだことを全然実践していない教員が多くてびっくりしました。当時は(今も?)褒める教育が主流だと思うのですが、みんな子供を怒鳴り散らしていたわけですね。

ただ、そんな状況で働き続けても、学校側としてもメリットはないでしょう。古い方法を続ければどんどん衰退していくだけの話です。

きちんと、実習生の話を聞きつつ、改善していかなければいけない部分でしょう。

最近の流行り

最近何が流行っているのかを、現役教員は知っているでしょうか?昔流行ったものを嬉しそうに職員室で話す年配の先生は多いです。

ただ、過去のことをずっと話していても意味ないです。教員が相手にするのは、若い子供たちだからです。実習生が学校現場ではすごく人気ですが、おそらく流行りなどを捉えているので、子供たちも話がしやすいのでしょう。

なので、しっかりと子供と信頼関係を作っていくためには、年配の先生とかも見習って流行りを受け入れていく必要があります。

分からないのなら実習生に「何が流行ってるのか、教えてくれない?」と聞いてみるのはどうでしょうか。

いろいろと、得られるものがたくさんあると思っています。

どんな職場がいいか

また、実習生とかだと職員室以外の職場にも足を運んでいる可能性があります。

インターンとかで別の企業にも行っているでしょうし、大学の友達が民間企業とかの就職に向けて活動しているケースもあるでしょう。

そんなことからも、実習生はいろんな職場の様子とかを知っている可能性が高いわけです。たぶん職員室とかを見ても、違和感を持っている実習生は多いのではないでしょうか。

IT企業とかだと植物があったり、スタンディングデスクがあったりなども聞きますので、まずは現役教員がしっかりとそういった民間企業の職場を勉強する必要があります。

実習生に聞いていくのがベストでしょう。

子供への声かけの仕方

実習生は、子供への声かけの仕方も上手だったりします。柔らかい口調で話していることも多いので、子供としてもすごく接しやすいわけです。

現役教員だと上から目線で話すことが多かったり、そもそも子供の話を聞いていないケースもあります。それではダメなわけですね。だからこそ、現役教員に心を開けない生徒もすごく多くいるように思います。

教育実習生がどんな風に声をかけて、話しているのかを、現役教員はどんどん学んでいきましょう。

これから教員としてレベルアップしていく上で、すごく重要だと思います。

ぜひ実習生を見下すことがないように、気を付けてみてくださいね。

実習生は優秀です

ということで、先ほどから何度も書いていますが、実習生は非常に優秀な人が多くいます。確かに仕事が理解していなかったりとか、授業がスムーズではない部分もあるかもしれません。

ただ、熱意や誠実さはしっかりと持ち合わせている人が多いですし、何よりも、コミュニケーション力はすごく高い訳ですね。

なので、実習生に文句を言う指導教諭も多いですが、それは実習生がわるいのではなく、指導教諭の教え方が悪いケースがほとんどです。

ぜひ実習生は今後、教員として活躍していく人たちなので、大切にしていくようにしましょう。

しっかりと実習生を育てて、現役教員が学ぶ姿勢を見せれば、教育はどんどん良くなっていくんじゃないかと感じています。

今後が楽しみですね。

まとめ

実習生は、他の教員が思っている以上に素晴らしい人が多いです。

現役教員はもっと努力をして、頑張ってください。

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