教員だった僕が、16時に仕事を終わらせられた理由

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僕が教員として6年間働いていたことは知っている人が多いかと思います。最近だと、ありがたいことにSNSとかで見てくれているケースもあります。

ただ、今教員をやっている人には恐縮ですが、僕はみなさんのように教員が長時間労働だと思ったことがないです。自分は仕事が終わったけど、他の人の仕事が遅かったのでフォローに入るケースがほとんどでした。

  • 教員だったまつむしが16時に仕事が終わってたって本当?
  • 具体的にどうやったら16時に仕事を終わらせられるの?

上記のように考えている人に向けて、元教員の立場から見ていきたいと思います。

気軽に読めると思うので、目を通してみてくださいね。

教員だった僕が、16時に仕事を終わらせられた理由

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結論から言うと、僕が早く仕事を終わらせられたのは「意識の差」だと思っています。他の教員よりも圧倒的にムダをなくそうと努力していたし、スピーディーに仕事を進めました。

他の先生が関係ない話をしている間でも、僕は淡々と自分の仕事を進めていました。だからこそ、早く終わらせることができたのです。

ムダ話をしている先生とかは、大抵の場合、17時くらいになって焦り出します。「まだこんなに仕事があるの?」「終わらないんだけど・・・」という具合です。

そして「教員の労働環境が悪い」「こんなにたくさんできるわけない」と愚痴を言い出すのです。ただ、僕から言わせれば、「あなた達の仕事の仕方が悪いんでしょ?」と言いたくなります。ようは計画性のない先生ばかりなのです。

僕は、ほとんど毎日16時頃には仕事が終わっていたと思います。その気になれば帰れたし、優秀な先生とかも、おそらくそれくらいの時間に終わって暇そうにしていました。

そういった仕事のできない先輩教員に合わせて、遅く帰ったりしているわけです。

教員は、別に長時間労働でもなんでもないです。普通の仕事量です。

終わらせるために大事なこと

大事な こと

では、仕事を早く切り上げていくためにはどんなことが必要なのでしょうか。

僕が実際にやっていたことを伝えたいと思います。たぶん、民間企業とかでも実践できる内容かと思います。

今日のラインを決める

まずは、今日の段階でどこまで仕事をやるかの目標を決めましょう。仕事のできない先生は「あれも、これも、」とつまみ食いのように仕事をして、勝手にキャパオーバーになっているイメージを持ちます。

ただ、よく考えると今日に仕上げなければいけない仕事もあれば、別に明日に後回しにしても良いものもあるわけです。

明日でもいいものは別にやらなくてもいいわけで、放置してもOKなのです。

なので、今日最低限やらなければいけないものをピックアップするようにしましょう。そうすると、意外と仕事量が多くないことにも気づけると思います。

量が少なければ、割とモチベーション高く仕事にも取り組めることでしょう。頑張ってみてください。

誰とも話さない

誰とも話さないのも、結構大事なことだったりします。教員はムダな雑談が多すぎです。そして仕事のできる人は「職員室がうるさい、作業に集中できない」と言っていたりします。自分の教室で黙々と仕事をしている人も多いでしょう。

要は、かなり生産性の低い場所になっているのが現状です。たとえば保護者のグチとか子供のグチとかを言いまくっている先生がいたりします。

ただ、そんな愚痴を言ったところで何か意味がありますかね。愚痴をいっても保護者は変わらないし、次の日からも子供は登校してくるわけです。

そんな悪口に時間とエネルギーを使っても、しょーもないわけです。

ただ、実際はそういった悪口を言いまくっている先生が山ほどいるのは非常に残念ですね。

僕はほとんど誰とも話さないようにしていたので、かなり集中して仕事が進められましたね。

愚痴を言わない

愚痴を言わないことも大切です。教員は他の仕事に比べてグチが多いのも特徴になっています。

意外と民間企業とかだと、前向きな話をしていたり、苦情がきたりしても次にどうすればいいのかを話していたりします。

そういった前向きな話し合いがあることで人として成長できるし、より相手の満足度を上げていくことができるのです。

そうすれば仕事も楽しくなるし、楽しくなればどんどんサクサクと働くことができます。

教員はグチばかり言っていて全然改善しなかったりします。だからたくさん降ってくる仕事の山に対応できなくなるし、業務効率化もできなくなります。

シンプルに愚痴を言う時間だってムダだったりするので、いいことが1つもなかったりするのです。

睡眠をしっかりとる

あとは、睡眠を大事にしていくのも結構必要ですね。特に教員とかだと、仕事が終わった後に家に帰ってダラダラしていたら、あっという間に時間が過ぎたりもすると思います。

そして、夜ふかしをしてしまい、次の日に起きるのも遅くなったりするのです。これでは、非常に悪循環だといえるでしょう。

大切なのは、しっかりと眠ることです。寝不足であれば仕事が捗らなくなるのも当たり前の話です。いい働き方は睡眠時間を確保してこそできることです。

有名企業とかだと仮眠室があるとも聞きます。それくらい寝ることを重要視しているということでしょう。

まずはしっかりと寝て、働きやすい環境を整えていきましょう。

メリハリをつける

メリハリをつけることも大切です。教員を見ていると、1日中テキトーに働いている先生が多い気がします。

「どうせ今日も、帰るのが遅くなるだろう」と少し諦めムードなわけですね。ただ、それではいつまで経っても改善されないでしょう。

そうではなく「今日は、16時までに仕事を終えるぞ!」と覚悟を決めて取り組むわけです。時間が決まっていれば集中できるし、スピード感もかなり違ってくると思います。

そして終わった後は早く帰ってゆっくり休むのです。そうすれば、また集中力を回復することができるでしょう。

今の教員の仕事量くらいであれば、割と実現できることだとは感じています。

今の教員は、仕事が遅い

仕事 遅い

ということで、長時間労働で国のせいにしている教員は多いですが、はっきり言うと教員の仕事が遅すぎるのが大きな原因だったりもします。

もちろん、仕事が長引いてしまう日があるのは仕方ないと思います。たまに遅くなってしまうのは民間企業でも割とあることだと思います。

ただ、毎日のように遅く働いているのが教員ですよね。これはほぼ確実に教員の働き方を改善しなければいけません。

まずは「教員は仕事が多すぎる!」と開き直るのではなく、どうすれば仕事を減らせるのか、生産性を上げていけるのかなどをじっくりと考えていくようにしましょう。

そうすると、まだまだ教員自身で変えられることが多くあると気づけるはずです。

まとめ

教員が16時に仕事を終えることについては、割と実現可能なことだとも思ったりしています。

今回の記事を参考にしつつ、自分でも実践してもらえると幸いです。

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