教育格差について心配している人は多くいると思います。
日本の中でも、所得の大きい人ほど良い教育を受けているとかも聞いたりしますよね。
とはいえ、
- 教育格差って今後どんどん少なくなるって本当なの?
- 少なくなると、具体的にどうなっていくの?
上記のように考えている人も、結構多くいると思います。そこでこの記事では、実際に教員をやっていた立場から教育格差について細かく解説していきたいと思います。
2〜3分くらいで、短く読める内容となっていますので、ぜひ見てみてくださいね。
教育格差が今後どんどん少なくなる理由

教育格差が今後少なくなっていく理由ですが、無料でのコンテンツや支援が広がっていくからだと思います。
今って教育の格差が割と大きかったりしますよね。残酷ではありますが、お金持ちの子供は塾や習い事にたくさん行けるにもかかわらず、貧しい子供だとそういった教育が受けられなかったりします。
ただ、個人的にはそういった状況がずっと続くとは思わないですね。おそらく今後は、誰もが平等に教育を受けられる状況になってくると思います。
そのカギを握っているのが、「教育アプリ」になりますね。今は、スマートフォンのアプリなどで教育に関するものを多くダウンロードすることができます。
また、YouTubeなどでも、誰もが学習を無料で受けることができます。そういったチャンネルも増えているわけです。たぶん将来的には、お金がない家庭であっても平等に教育が受けられるようになるでしょう。
また、教育格差についても周囲が放置しているとは思えないので、いろんな支援がされてくるとは感じています。
少なくなるとどうなるか

では、実際に教育格差が少なくなってくるとどうなるのでしょうか。
具体的には、教員の立場が危うくなることが増えてくると思っています。
以下で、さらに細かくみていきたいと思います。
教員の実力が問われる
1つは、教員の実力が大きく問われるようになることがあります。
昔であれば、指導の実力について言えば、「学校か塾か」くらいだったでしょう。民間の学習塾であれば、指導力の高い人もいたかもしれませんが、教員と比べるほどではなかったように思います。
ただ、今は指導をする人が増えていますよね。先ほども挙げたように、ネット環境があればYouTubeなどでトップレベルの指導を受けることができます。
そうすると、学校の先生との指導力の差が明らかになってくるわけですね。今の学校の先生の多くはほとんど授業研究をしていないわけですが、そういった人たちの力がバレてしまうわけです。
結果的に教員が信頼を失ったり、子供が言うことを聞かなくなることにも繋がってくるでしょう。
どこでも学べるようになる
今、それぞれの国で学校に通って教育を受けているケースは多いと思います。それぞれの国に学校があるからこそ、子供はその学校に通います。結果的に、国ごとに教育の質が変わっているので、教育格差が生まれてしまうのです。
そうなった時に、たぶん今後はネット環境を使って、どこでも義務教育を受けられるようになると思います。
どの国も、しっかりと教育のシステムが整っているのであれば、わざわざ自国で教育を受けなくても、好きな国の教育が受けられるわけですね。
そうすると、日本の教員は事務作業なども多くて授業研究ができていないので、日本の子供たちの多くは海外の授業を受けるようになってくるでしょう。
日本の教員の多くがクビになることも十分に考えられるわけですね。
日本の教育の人気がなくなる
優秀な日本の学者とか、ビジネスマンとかって、海外で活動している人は多いですよね。
厳しいようですが、日本で働くことに魅力を感じなくて海外に軸足を置いているんだと思います。
教育に関しても同じで、最近だと教育現場が「いじめ・不登校」を増やしていたりしますよね。その状態だと、そもそも日本の教育自体の人気がなくなってくるわけです。
さっきも挙げたように、WIFI環境などがあれば余裕で他の国の指導を受けることも可能ですよね。そんな環境になると、教育の質が高い国の授業を多くの人が受けることになるでしょう。
日本の教育は、誰も受けてくれない・・・とかも普通にあり得ると思いますね。
教員は、今後しっかりと危機感を持っておくべきだと言えるでしょう。
教員が仕事を失う
今後は、教員がどんどん仕事を失う危険が大きいと思います。今は、みんなが仕方なく近くの学校に通っていると思いますが、これが世界中で受けられるようになれば、当然質の低い先生はクビになります。
今は、教員の質の低下も叫ばれているので、今後は多くの先生がクビになることも十分に考えられるでしょう。
もう1つは、ネット環境の授業が充実することで、先生の数自体が必要ではなくなるからです。今の現場では、多くの先生が生徒の前に立って授業をしていますよね。
ただ、コロナの影響でネット環境を使っても十分に授業ができることに気づけたはずです。そうすると、今後は優秀な少数の先生の授業を全国に発信する可能性があります。
結果的に教育予算が少なくて済み、教える先生の数も大きく削減されると思われるでしょう。
安く働ける外国人の講師が増える
今後、教育の格差がなくなれば、教員が自由にいろいろな国で指導ができるようになるでしょう。
そうすると、安い給料で働く外国の講師とかも日本に入ってくると思いますね。
今の国は、教育にかける予算が足りていないです。給料もなかなか上がらない現状があると思うので、日本の教師とかは、グチを言っていたりしますよね。
しかし、物価の安い国から、さらに安い給料で働いてくれる優秀な教員などが入ってくれば、国もその人たちにお願いしたいと考えるはずです。
結果的に、グチばかり言って働かない教員が、どんどんといなくなってくるのです。
教員はもっと頑張ろう

ということで、教員についてはもっと頑張ったほうがいいポイントも多くありますね。
教育格差がなくなった時に、一気に教員の質の低さが世界に広まる可能性もあります。大切なのは、目の前の仕事に一生懸命になることですね。
もちろん仕事ですから、大変なこともあるでしょうし、グチを言いたいこともあるでしょう。それ自体を否定するつもりはまったくありません。
ただ、毎日のようにグチを言っていたり、教員の仕事の嫌なところばかりを探しているようでは成長できないでしょう。
しっかりと楽しみつつ、日々自分の指導力を磨くために努力をしなければいけません。
もし、教員の環境でスキルを磨けないなら辞めるのも1つでしょう。
違う環境で自分を成長させたほうがいいかもしれません。
まとめ
教育格差は今後もどんどんなくなってくるでしょう。
教員は覚悟しておいたほうがいいかもしれないですね。

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