教師の研修は変えるべき【具体的な方法を解説】

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教師の研修について、このやり方でいいのだろうかという疑問を持っている人もいると思います。

研修のクオリティなどについても気になるポイントですね。

  • 教員の研修って変えたほうがいいんじゃないの?
  • 具体的に変えるべき理由が知りたい

上記のように考える人に向けて、元教員の立場から内容について分析をしていきたいと思います。

3分程度で簡単に読める内容となっていますので、ぜひ見てみてくださいね。

教員の研修は変えるべき

研修 変えるべき

教員の研修についてですが、変えるべきだと思います。

今、教育の問題がいろいろ出ていますね。もちろん、真面目に働いている先生が数多くいることもわかっています。

しかし、いじめや不登校が増えていたり、若い先生で不祥事を起こす人ととかを見ていると研修を見直したほうがいいのではないかと感じます。

本人の性格による部分もあるかもしれませんが、研修を変えることで、多少解決する部分もあるのではないかと思うからです。

そして、研修の年齢についても、もう一度見直したほうがいいと思いますね。若い先生ほど研修が多く、年配の先生ほど研修が少なかったりします。

これは、かなり理不尽なシステムだと思いますね。

年配の先生でも、しっかりと研修を受け直したほうがいいような問題のある先生もいますよ。

なので、しっかりと平等に受講するべきだと思っています。

教員の研修を変えるべき理由

変えるべき 理由

では、教員の研修を変えるべき理由としてはどんなものがあるのでしょうか。

具体的には以下のことが挙げられると考えています。

順番に見ていきましょう。

質が低い

1つは教員自体の質が低いことです。もちろん優しかったり真面目だったり、優秀な先生もいるでしょう。

教育の問題点にいち早く気づくアンテナを持った先生もいます。しかし、割合的には圧倒的に質の低い先生の方が多いのではないでしょうか。

あくまで肌感覚ですが、担任の先生は保護者から見ると「はずれ」と言われる先生が多いように思います。

はずれじゃなかったとしても、「大はずれ」の先生がいるから、相対的に見て普通に思えるだけだと思います。

なので、まずはこの状況を直していくことが重要だと思います。

授業のやり方や子供への接し方など、職員室で影響力のある50〜60歳の教員を中心に、もう一度受けさせたほうがいいと思います。

保護者目線じゃない

教員の研修については、保護者目線じゃないのも問題だと思っています。

教育現場の人が、教員に対して教えているわけですよね。そこに、大切な「子供と保護者」の声はまったく反映されていません。

子供と保護者を相手に仕事をするわけですから、研修内容に「子供と保護者のニーズ」を入れておくのは最低条件です。

これは当たり前のことです。税金で仕事をしているわけなので。

なので、現在の研修はベテラン教員が自分ルールを押し付けるだけの時間だったりします。保護者や子供が求めていることとズレまくった内容を指導してしまったりするのです。

これでは、有意義な研修にはなりません。もう一度見直していくべきです。

子供目線じゃない

研修については、子供目線ではないことも問題だと思います。

多くの研修内容は、授業をうまくやる方法とか、子供をまとめる方法とか、そういった教師側の問題にフォーカスしているように思います。

そして、その研修の内容を生かそうとすると、子供の声を無視して自分のやりたい授業論を子供に押し付けようとする教員がいるのです。

これではせっかく研修を受けても意味がないですね。

優しい性格の子にはこういった指導、元気な子にはこういった指導、というように子供ごとに柔軟に指導を変えることも教員としては必要かと思っています。

もっと、子供に寄り添った教育研修を増やしていく必要を感じました。

忙しいからムリ

正直、研修をやるとなると、教員のキャパでは今は難しいような気がしています。

そもそも時間が取れないですし、研修で習ったことを実践する余裕もないかと思います。

多くの教員は毎日ただこなすだけでも精いっぱいなので、研修を行っても果たして意味があるのかと思います。

それよりも、研修をやっている指導主事とかが、学校にサポートに来たほうがよっぽど有意義なように思います。

とにかく教育現場は人手が足りないのです。

研修という形で、出張でさらに学校から人がいなくなってしまうのは、もっと苦しいことでもあるわけですね。

大学で学んでる

教員免許を取る時に、学校で教員の勉強をしているわけですよね。

そこで、指導の方法などについてたくさん学んできているわけです。なのにも関わらず、再度、研修で授業論を学ぶ意味とかってありますかね。

正直ムダなようにも思います。

僕自身、教員の研修を受ける中で「これ、すでに知ってるよ・・・」というものもあった気がします。

教員現場は忙しいのに、知っている知識をわざわざ学ぶ必要もないですよね。

もう一度、しっかりと見直したほうがいいポイントだと思っています。

座学はすでに学んでいるので、それ以外の実践で生かして、楽できる内容だったりするとさらに良いと思っています。

研修はなくてもいい

研修 なくてもいい

ここまで、教員の研修について書いてきました。

しかし、僕自身は教員の研修については別になくても良いかと思っています。

言い方は悪いですが、「学級運営に役立った!」というよりかは、「指導主事に言われて、仕事の負担が余計に増えたな・・・。」と感じたことの方が多かったからです。

アドバイスをもらっても、それを実践しなくてもいいのであれば、研修も意味があるかもしれません。

しかし教員の研修の場合、言われたことは確実にやらなきゃいけない圧力がデカい気がします。

だから、研修があることで余計に働きにくくなるのです。

せっかく教員になって、熱い志を持っている人も多くいるわけですから、その人たちのやり方に任せておくようにしましょう。

変に研修で知識を入れすぎない方が、よっぽどいい教育ができると思いますよ。

まとめ

教員の研修については、なくても大丈夫かと思います。

今後、しっかりと見直していくようにしましょう。

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