教員の仕事を毎日一生懸命に頑張っている人って多くいると思います。
しっかりと働くことで、ある程度の成果が出そうな気もしますね。
とはいえ、
- 教員はこだわるポイントがおかしいって本当?
- 具体的におかしいことについて知りたい
上記のように考えている人に向けて、元教員の立場からこだわるポイントについて細かく解説したいと思います。
2〜3分くらいで簡単に読める内容となっていますので、ぜひ見てみてくださいね。
教員はこだわるポイントがおかしい話

教員については、仕事でこだわる部分がおかしいと感じることが多くあります。そしてそれは割と正解だったりもしていて、最近だと「教員の質が低い」と言われています。
そもそも教員は長時間労働でたくさん働いているわけなので、努力しているわけですね。それでも「質が低い」といわれることは、努力の仕方が間違っているんです。仕事ができていないんです。
そのことを1番に考えなければいけません。「教員は非常識」とも言いますが、これもこだわるポイントがおかしいことから言われてしまうことです。
原因は簡単で「保護者のニーズ」を無視しているからです。ちゃんと保護者の声に声を傾けないからトンチンカンな仕事ばかりしてしまうのです。
これからいい仕事をしていくんだったら、どんどん周囲の声に耳を傾けないとダメですよ。
こだわるポイントを間違えて仕事をしていたら、それは迷惑でしかないので、やめてくださいね。
おかしいと思うところ

では、教員のおかしいポイントとしてはどんなところがあるのでしょうか。
もう少し詳しく見ていきたいと思っています。
文章にこだわる
1つは、文章へのこだわりですね。たとえば「教師」なのか「教員」なのか。「児童」なのか「生徒」なのかなど、小さなことにすごくこだわったりします。
でも現実問題として、どちらでも意味は通じますよね。別にそんなにこだわるポイントではないように感じています。
大切なのは、そんな文章よりも、目の前の子供たちにしっかりと向き合うことですよ。文章を直す暇があったら、子供と会話をする時間をとった方がよっぽど有益です。
そのあたりの、どーでもいい文章表現にこだわっているから、教員はダメなのです。
ちゃんと優先すべき仕事がなんなのかを、しっかりと見直していけるようにしましょう。
笑うことにこだわる
教員はとにかく笑うことにこだわるように思います。
なので、授業中に子供が笑っていたり、楽しそうにしているだけで「自分の授業は面白い」と勘違いしている人が多くいます。
ただ子供も頭がいいので、愛想笑いをしたり、気を遣って笑っているケースもあります。低学年でも、そういうことができちゃう子もいる気がしますね。
なので、とにかく笑わせればいい。楽しませればいい。と考える教員はいますが、見ている視点が浅いです。
こだわるべきは、笑っているかどうかに限らず、きちんと子供が安心しているかを見ていくことです。この辺りはセンスにもよるとは思いますが。
元気なことにこだわる
元気なことにこだわるのも特徴です。特に、鈍感な先生ほど「元気で、明るい」教員を評価する傾向があります。
ただ、今の学校の現状を考えてみると、いつも元気で明るく過ごすなんてほぼ不可能です。ストレスになるものがたくさんあるからです。
いつも明るく過ごせているような先生は、あまりに鈍感すぎるのです。他人の気持ちに気付けていません。
元気がないときに、無理に元気を出そうとすれば精神的な負担も大きくなるはずです。デメリットが多いわけですね。
とはいえ、元気を大切にする先生は多すぎるので、こだわるポイントがおかしいし、その姿勢が周囲に迷惑をかけまくっていることに気づいてほしいです。
挨拶にこだわる
教員の中には「大きな声で、しっかりと頭を下げて挨拶をしよう」みたいなことにこだわる先生が多いです。ただ、はっきり言ってアホなのか?と感じることもあります。
挨拶なんてのは、気持ちが伝わればOKなのです。教員同士の挨拶なんて、小さい声でも「ちわーす」でも全然OKです。子供の挨拶だって小さい声でも別にいいです。
相手に伝わっていることが大事で、思考停止で「大きい声」で挨拶するのは負担でしかないです。
大きい声が楽ならそれでもいいし、シャイな人は小さい声でもいいでしょう。
そういった、人それぞれ違う挨拶のパターンを、一括りにしようとするから教員はダメなのです。
他人が間違っているときに受け入れられない
仕事にある程度のミスはつきものだと思います。また、仕事でこだわるポイントも人それぞれ違います。
なので、時には他の人のやり方を寛容に受け止めていくことも必要になります。これがチームで働くということです。
しかし教員は、自分のやり方と違ったり、他人がちょっとしたミスをするだけで怒ったり指摘するような人が多すぎです。
長時間子供と一緒にいるので、その延長上で同僚にも接してしまうのでしょう。とても残念なことですね。
大切なのは、多少間違っていても目を瞑ってそのまま仕事を進めていくことです。同僚の仕事スタイルなんで教育にはほとんど影響しません。
それよりも目の前の子供にどう接するかの方が何倍も大切です。目を向けるべき相手を間違えていますよ。
教員は常識を見習おう

ある程度優秀な人なら「常識を疑え」「常識に従うな」という主張が通用する気がします。
ただ、これはある程度常識を理解した人だからこそできることです。
教員の場合は、そもそも常識を理解していないことが多いです。だから、教員は「非常識」と言われているのです。まずはスタート地点として、常識を身につけることから始めましょう。
そのためには、保護者の声を聞くことも大切だし、こだわるべきポイントが何なのかを確認し直すことも重要です。
いずれにせよ、いままでの働き方ではダメということですね。
もう一度自分のスタンスや、教員としての振る舞いを見直してほしいところですね。
まとめ
教員は、こだわるポイントが明らかにおかしいです。
もう一度、考え直してみてくださいね。

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