部活は絶対に教員がやるべき理由を解説

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部活を外部委託する流れが出ていたりしますね。子供にとっても、専門的な人に教わることで、成長できる部分もあるかもしれません。

ただ、外部委託で本当にうまくいくのか?という疑問を持っている人もいることでしょう。

  • 部活は教員が教えた方がいいって本当なの?
  • 教員がやるべき理由について詳しく知りたい

上記のように考えている人に向けて、元教員の立場から部活と教員について細かく解説を加えていきたいと思います。

短い時間で、サクッと読める内容となっていますので、ぜひ見てみてくださいね。

部活は絶対に教員がやるべき理由を解説

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部活を教員がやるべき理由についてですが、シンプルに生徒との距離感が近いと感じるからですね。

もちろん、部活を通して、技術的に上達しなければいけない部分もあります。パフォーマンスとしてうまくなれば、生徒としてもかなり嬉しいことでしょう。

その一方で、技術だけがうまくなればいいのか?という問題もあります。むしろ中学生などの発達段階であれば、身近な大人がしっかりと心のケアまでしていく必要があると感じるからです。

ただ指導をするだけでなく、その生徒の特徴とか考え方などを深く知っておく必要があったりします。

そう考えると、授業などを通して、日頃の学校生活で生徒と長時間接している「教員」こそが、部活の指導をしていくべきだと感じるわけです。

教員がやるべき理由

教員が やるべき理由

では、実際に教員がやるべき理由としてはどんなものがあるのでしょうか?

もう少し詳しく解説していきたいと思います。

生徒との距離感

1つは、生徒との距離感ですね。上記でも挙げた通りです。

やっぱり生徒としても、外部の人には気を遣ってしまうと思いますし、自分の胸の内を明かすことは難しいと考えられます。

すべての家庭が安定していればいいですが、中学生の中にも親が離婚をしていたり、家庭環境が不安定な人もいるはずです。

そういう子がいた時に、学校と部活で分けてしまうことで、自分のことを大人に相談しにくくなる可能性も考えられるでしょう。安心感をもって相談できる人は、中学生には必要です。

そう考えると、教員が朝から晩まで、しっかりと一貫して生徒の指導をする方が効果的だと考えます。

コミュニケーション

コミュニケーション面が楽になることもあるでしょう。

たとえば、学校によっては顧問の先生が自分の担任というケースもあるでしょう。また、授業によって、部活の顧問の先生から教わることもありますよね。

そうなると、部活の時のコミュニケーションが圧倒的に楽になってくるのです。授業の時にも関係づくりを行なっているからです。

ただ、外部委託をしてしまうと、部活の時だけ別の人が見る形になりますよね。生徒と接する時間が少ないので、うまくコミュニケーションを取ることができなくなる気がします。

コミュニケーションは教育をする上で最重要のポイントなので、かなり気を遣っておいた方がいいでしょう。

連絡が楽

部活はかなり熱心な活動ですよね。なので、たまにケガをしたりトラブルが起きることもあるでしょう。むしろ、毎日のように起きているんじゃないですかね。

そういう時に、学校や担任の先生とスムーズに連絡を取れるようにすることが大切です。

もし教員が部活をやれば、すぐに管理職に報告もできますし、保護者に連絡をすることもできます。

職員室に行けば担任の先生に、すぐに伝えることができるでしょう。

とにかく「報連相」がスムーズにできるのが、教員がやるメリットだといえます。

長時間労働をなくしたいのなら、連絡がスムーズにできるように教員が部活をやるべきです。

慣れている

教員ってとにかく新しいことをするのが嫌いですよね。ITとかも全然取り入れなかったりしますし、業務効率化に必要なツールとかも、全然取り入れないです。

とにかく、自分が新しいことを覚えるのが嫌なので、いつまでも古いやり方にこだわりたかったりしているのです。

だったら、部活の外部委託を取り入れるのもおかしな話ではないでしょうか?部活の外部委託は新しい取り組みであり、おそらく教員も覚えなければいけないことがたくさんあります。

外部委託は、教員が「自分達がラクできそう」と考えているから、取り入れようとしているだけです。

そんな考え方では、生徒もかわいそうだと感じてしまいますね。

外部委託でも手間がかかる

外部委託になれば、楽になると考えている教員は多くいると思います。

ただ、実際は外部委託になっても、かなり手間がかかってくると思います。

特に多いのが書類ですね。教員の世界は書類が多いので、かなり多く用意しなければいけないでしょう。

たとえば毎日行った部活の活動を、講師が書類で書いて教員がチェックする、みたいなことも必要になってくるでしょう。毎日やるとなればかなりの労力ですね。

また、外部でのトラブルがあれば、保護者への説明を教員がすることにもなるでしょう。自分が起こしていない事故の解説を保護者にするって、すごくストレスだと思います。

今よりも、大変になるかもですね。

部活が嫌なら辞めるべき

嫌なら 辞めるべき

ということで、おそらく部活に関しては今後もどんどんハードになると思っています。

教員の忙しさは、あまり変わらないと言えるでしょう。大切なのは、積極的に教員を辞めて抜け出していくことですね。今の教育現場は、辞めることでしかいいものを得られないように感じています。

部活を断る教員も、中にはいるようですが、チームで働いている以上、1人だけ断るのもいかがなものかと思いますね。

いっそのこと、教員を辞めてしまった方がいいでしょう。

辞めてスッキリすれば、かなり自分の人生も楽になってきます。僕自身が、実際に感じていることですね。

まとめ

部活は教員がやった方がいいですね。

今後もそんな流れになることを願っています。

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