教師へのクレームが頻繁にくるケースもあるかと思います。
悪いことを言われれば、少なからず落ち込んだり嫌な思いをすることでしょう。
- クレームですごく落ち込むな〜
- 何か解決法はないだろうか
上記のように考える人に向けて、元教員の立場から記事を書いていきたいと思います。
3分程度で簡単に読める内容となっていますので、ぜひ見てみてくださいね。
教師へのクレームで落ち込む人へ

教師のクレームで落ち込む人についてですが、まずは、クレームを受けた自分を認めてあげることが大切です。
マジメな人だとクレームを受けたときに「あ〜すればよかった」「ここを変えればいいのかな?」などと深掘りして考えることがあるんじゃないかと思います。
しかし、基本的には、変えたところで結果は同じだったりします。
大体、自分(担任)のことを嫌いな保護者は一定数いて、その人がどんな振る舞いをしても、見方は変わらないからです。
嫌いな人は、何をやっても嫌いだったりするものです。
なので気にせずやっていくことが重要ですね。好感度の高さは先生によって違うかもしれません。
しかし、どんな先生でも、好きな保護者や苦手な保護者がいるものです。
なので、自分1人だとは思わずに、あるいみ開き直る姿勢が大切なんじゃないかと思っています。
解決法について

では、具体的な解決法はあるのでしょうか?
すぐに効果が出るようなものではないかもですが、ある程度参考にすべきものはあります。
以下で、細かく書いていきたいと思います。
気にしない
1つ目は気にしないことですね。先ほどから書いていますが、これが1番楽なように思います。
何年教員を続けたとしても、クレームを言う保護者はいるでしょう。クレームのない担任なんて、ほとんど聞いたことないですよ。(クラス全員の保護者から好かれるなんて不可能でしょう。)
なので、諦めてメンタル強化した方がいいかもしれないですね。
教員の仕事の良さとしては、誰かに気をつかうことが少ないことでしょう。
確かに保護者からクレームが来るかもですが、日中の授業をしている時なんかは、子供に気を使わなくてもいいわけですよね。
それって、すごいいいことだと思います。どんどんやりたいようにクラス運営しましょう。
教師は何を言われても、わがままでOKです。
管理職に相談
あまりにクレームが辛いようであれば、管理職に相談してみるのも1つかもしれません。
ストレスの少ない先生ほど、早めに管理職に相談をして問題を解決しているように思います。
もちろん、管理職との関係性がどうかにもよるかもしれません。しかし、一度相談してみることで管理職が柔軟に対応してくれることも考えられるでしょう。
保護者との仲裁に入ってくれたり、距離ができるように守ってくれたり、代わりに電話にでてくれたりするかもしれませんね。
そういったメリットがあるかもしれませんので、勇気がいるかもしれませんが学年主任に相談もアリかと思っています。
学年主任に相談
学年主任に相談するのも1つの方法ですね。どちらかというと、管理職よりも学年主任の方が相談がしやすいかもしれません。
学年主任については、学年の問題をしっかりと聞いて一緒に解決することが仕事の1つだといえます。高い給料をもらっているわけですからね。
(そういった仕事ができていない管理職も多いですが・・・)
なので、まずは学年に話を通しておくことが大切かもしれません。
とはいえ、学年主任によっては「君の指導が悪いからでは?」「保護者の言っていることが正しいのでは?」といって味方になってくれないケースもあるかもしれません。
同業者を守れない学年主任は最悪ですが、そういう場合は話にならないので、相談しなくて大丈夫かと思います。
Twitterで相談
ツイッターを使って相談をしてみるのもいいと思います。「#教師のバトン」で検索してみると、とても多くの教員が教員の仕事の悩みを呟いていることに気づくと思います。
それについて、誰かが意見をしていたり、いいねやコメントがつくと、割と気持ちが救われると思います。
最近のツイートだと「三者面談の時間を遅らせられないか?」といった保護者の理不尽な要求があったという内容に対して、教員の味方につく多くのフィードバックが寄せられていました。
保護者からクレームを受けると、「自分が悪いのか?」という気持ちになってしまいがちかと思います。
ツイッターを通して、客観的な目で見てもらえるのはかなり良い部分かと思います。
仕事の手を抜く
仕事の手を抜くのも1つの戦略だと思っています。
たとえば授業や子供への接し方を毎日、一生懸命に頑張って、それで保護者からクレームを言われたら結構凹むと思います。
保護者からのクレームは教員にとってかなりストレスになります。なので、その分の余白を残しておきましょう。
車と同じで、いつもエンジンフル回転で走り続けていたら壊れてしまいます。ちょっとした悪路などにも対応できないでしょう。
ある程度スピードを落として、保護者の意見にも柔軟に対応していくことが大切です。
教員は辞めてもOK

ここまで、教師のクレームについても解決策を書いてきました。
しかし、あまりにも教員の仕事がつらすぎる場合は辞めてもOKだと思います。
そもそも今の教育現場はまともに教育ができるような環境ではないです。保護者のクレームをはじめとして、多くの教員が心を病んだりしています。
本格的に病気になってしまう前に逃げるのも1つだと思います。
保護者の人にクレームを言われたときに、周りが一緒に相談にのってくれるのであれば話は別かもしれません。
ただ自己責任だと言われたり、教員の方を責められるのであれば、続けられる状態ではないと思います。
どうか自分の体を大切にして過ごしてほしいと感じるところですね。
まとめ
教師へのクレームについては、気にしなくてもOKです。
マイペースで、わがままに仕事をしてくださいね。
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