教師と教員の違いについて【年配者が間違って使う】

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「教師」と「教員」という言葉の違いについて、気になっている人は多いかと思います。

似ている言葉なので、どのよう使い分ければいいのかなども迷ってしまうポイントですね。

  • 教師と教員の意味ってどう違うの?
  • 使い分ける必要ってある?

上記のように考える人に向けて、元教員の立場から詳しく解説していきたいと思います。

3分程度で簡単に読める内容になっていますので、ぜひ見てみてくださいね。

教師と教員の違いについて

2つの 違い

教師と教員の違いについてですが、おそらく細かい意味の違いなどはあるかと思います。

ものを教える人を全般的に「教師」といい、学校において子供を指導するのが「教員」というように使い分けているとも聞きますね。

とはいえ、2つの違いをしっかりと浸透させた方がいいとも思っています。

よくあるのが年配者の間違った使い方ですね。

若い先生が教員として未熟だからといって「教員ではなく、教師を目指さなければいけないんだ!」「師という字が大切なんだ」「あなたはまだ教師ではなく教員だ」的な言葉を聞いたことがあります。

ただ使い方としては間違っていますよね。学校で働く人は教員でもあり、教師でもあるわけです。

あまり勉強していない年配の教員が、かなり偉そうに「教員」「教師」の違いを言っていたりするので、この辺りはしっかりとさせておいた方がいいと思っています。

どっちかだけ使うべき

どっちかだけ 使う

先程のように、年配教員が説教のパターンとして「教師」「教員」の違いを使う場合があるので、どちらかに統一した方がいいと思います。

普通にめんどくさいです。

他にも統一した方がいい理由はありますので、書いていこうと思います。

まどろっこしい

教師と教員で字も似ているのに、2つを使うのはかなりまどろっこしいかと思います。

別にどっちを使っても問題ないかとは思うのですが、教員の世界だと、そういった細かい違いに敏感だったりします。

どうでもいいことだし、かなり面倒ですね。

なのでどちらか1つに統一した方がいいのです。

別に違いを気にしないならいいですが、多忙化の現状の中で、「教師」「教員」の違いについて話し合うのはダメだと思います。

他にもっと大事なことあるでしょ〜と思っちゃいますね。しっかり必要なことに時間を使っていったほうがいいと思っています。

書類で指摘される

もっと困るのが、書類で指摘される点ですね。これについては意味わからんです。

別に教師でも教員でも意味が通じるのですが、たぶんどちらかに統一されていないと気持ち悪いと感じる教員もいるかと思います。

普通に修正が入っているケースもあるかと思います。

そんな場合は「どこを見てるんじゃい」とツッコミたくなりますね。

書類の小さな漢字1つを直すのはかなり労力もいります。だからこそ、どちらかに統一してしまった方が効率いいと思います。

書類の内容など、もっと大切なことに目が向くようになるでしょう。

そういった意識が必要です。

意味が変わらない

先ほどから言っているように、「教師」も「教員」も大して意味がかわらないかと思います。

少なくとも、僕が学校現場で働く中では、まったく不便を感じたことないです。

ただ、変な教員が揚げ足取りで「教師」と「教員」を使い分けるんだったら、いっそのこと統一しが方がいいわけです。

何度も言いますが、本来は統一する必要なんてないんですよ?

教員が、そんなどーでもいいことにこだわっているから、統一する必要があるだけの話です。

いじめの手口になる

先ほど、年配教員が「教師ではなく教員だ」といって若手を見下すと書きました。

ただ、これは発展するといじめになる可能性も出てきます。

この人は「教員」でこの人は「教師」みたいな差別にも繋がるわけですね。

言われると、精神的に傷つく人もいると思います。とはいえ、意味がそれほど変わらないのでタチが悪いですね。

だったら最初から統一しておきましょう。

ムダないじめは未然に防ぐのがベストです。

教員に統一すべき

統一 すべき

「教師」と「教員」についてですが、僕は「教員」で統一すべきだと思います。

「教師」と呼べるだけの人が、本当に一握りだと感じるからですね。まず、いじめや不登校などが増えていることから、教員が本当にしっかりと仕事をしているの?という疑問が残ります。

そして、教員の離職率についてもかなり高いです。現

状についてもかなり苦しい状態になっているでしょう。こういった状況の中で働く人を「教師」と呼んでいいのかも疑問が残ることです。

なので、先ほど「あなたは教師ではなく教員だ」という人がいる可能性があるとかきましたが、そもそも、そう言っている人が「教師」になれていないのです。

しっかりとした教育を心がけてもらって、いい教育ができるようになったら、初めて「教師」と呼ぶ形でもいいんではないでしょうか。

そういう風に、教員自身もジャッジされているという自覚をもった方がいいように思います。

まとめ

教員と教師の違いについて書きました。

参考にしてもらえればと思います。

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