教師の服装について、気になっている人は結構多くいると思います。
スーツだったりカジュアルだったり、いろんなものがあったりもしますよね。
- 男の教師の服装って今後どうなっていくのだろうか?
- ジャージだけになっていくって本当なの?
上記のように考える人に向けて、元教員の立場から男の教師の服装について細かく解説をしていきたいと思います。
3分くらいで簡単に読める内容となっていますので、ぜひ見てみてくださいね。
男の教師の服装は今後どうなる?

男の教師の服装についてですけど、結論から言うと、どんどんラフな感じになっていくと思いますね。
特にカジュアルな格好とかは無くなっていくと思います。今だと、きれい目なカジュアルの服の先生とかもいると思うんですけど、そういった人の数もどんどん減ってくるように思いますね。
式典みたいなものであれば、普通にスーツなどを着ながら仕事をすることにはなると思います。研修とかもそうですね。
ただ、日頃の過ごし方については、男の先生に関しては、普通にジャージで仕事をすることになるでしょう。その辺りはどんどん変わっていくように感じますね。
なので、割と文化系の人とか、オシャレをするのが好きな人にとっては、どんどん働きにくい状況にはなると言えるでしょう。
そもそも教員自体があんまりおしゃれじゃなかったりするんで、ジャージに関してもかなりボロボロのものを着続ける先生も増えてくるでしょうね。
ジャージだけになる理由

では、男の教師の服装がジャージだけになる理由としては、他にどんなものがあるのでしょうか。
もう少し、細かくみていきたいと思います。
体育会系
1つは、教師が体育会系であることが挙げられるでしょう。教員の世界っておとなしめのインドア派の人とかって少なくて、体育会系の人が多かったりします。
ムダに体育会系の要素があるんで、やたら上下関係が激しかったりもしますし、準備とかで、若手教員が早くに出勤しなければいけないのです。
服装についても同じで、体育会教員なのでジャージを着ていることがほとんどです。なので、先輩教員に合わせる必要が出てくるんで、結局みんなジャージになるわけですね。
教員の体育会社会を変えない限りは、どんどん服装もジャージになっていくでしょう。
とはいえ、教員自体があんまり変化しそうにないんで、期待してもムダになりそうですね。
作業が多い
作業が多いのも1つの大きな特徴と言えるでしょう。教員の仕事といえば、誰かに教えたり、子供に寄り添ったりすることが挙げられるかもです。
もちろん、それらも重要な仕事ではありますが、作業の時間も多かったりします。グラウンドの整備とかをする必要もありますし、机移動などもあります。
今ならコロナが流行っているんで、消毒作業なんかも重要なものとしては挙げられるでしょう。そういった体を動かす機会が非常に多いわけですね。
そうなると、自然とジャージを着ている人の割合は多くなっているわけです。教員って同調圧力がかなり強かったりするんで、周囲の人がジャージを着ていると、自分も合わせたりしなければいけなのです。
なので、みんながジャージを着ることにつながってくるわけですね。
おしゃれが嫌い
教員を見ていると、格好が地味だなと感じたことはないでしょうか?
みんな地味なジャージを着ていたりして、あんまりオシャレに興味がないようにも思えます。ファッション誌とかを買って、おしゃれに気をつけている先生っていないですよね。
実はこれは、教員がおしゃれが嫌いだからでもあるのです。オシャレな生徒や児童は素敵ですが、教員としては、そういった派手な生徒は嫌いだったりします。
職員室の中でも、キラキラした若い先生とかが入ってくると、しょーもない先輩がいじめたりもしますね。
そんなオワコンな状態なので、みんなが先輩に合わせてボロボロのジャージを着たりもするわけです。
今後もジャージを着る人の数は増えてくるでしょう。
汚れてもいい
教員の仕事をしていると、基本的にはすぐに服が汚れます。
給食とかもつくでしょうし、子供と外で遊べば泥などがつく可能性も出てきます。なので、基本的には汚れてもいい服で仕事をするのが基本なわけですね。
そうなってくると、高いおしゃれな服などを着て仕事をすると、汚れた時の心理的なダメージが大きいですよね。高い服が汚れればショックです。特に小学校の先生だと、子供から汚されるリスクも高くなるように思います。
なので汚れてもそれほどダメージのないジャージを着たりするわけですね。
ジャージだと暗い色のものも多いので、そんなに目立たなかったりします。
ジャージの教員の性格が強い
あと、ジャージを着ている教員の性格が強いのもありますね。ジャージをきている先生が、おしゃれめカジュアルの先生をいじめている構図などもあったりします。
あとはさっきも言ったように教員が体育会社会なんで、ジャージを着ている体育会の先生の権力が強かったりします。
年配のおばさん教員とかも、ジャージを着てよく動く先生に好感をもったりするわけです。
そんな調子なので、ジャージを着ている先生ばかりが現場に残って、カジュアルな先生がどんどん退職していくことにも繋がっていくのです。
かなりまずい状況とも言えるでしょう。
おしゃれしたいなら辞めよう

ということで、教員を続けながらおしゃれをすることは不可能だと思います。
オシャレをする余裕がない仕事ですし、オシャレをした瞬間に先輩からの嫉妬を買って仕事ができなくなるような職場です。
そんな環境で働き続けたところで、何も得るものはないでしょう。
大切なのは、オシャレをしながら自分がイキイキと働ける環境を探していくことです。おすすめなのは、IT系ですね。
IT系の企業はオシャレなところも多いので、かなり働いていてモチベーションが上がると思いますよ。
オフィスなどもかなりこだわっていたりしますし、服装も自由だったりします。
僕自身もIT系に行ってみて、オシャレな人が多いことに気づきました。
環境を変えたいなら、自分で行動するのが大切ですね。
まとめ
教員は、ジャージしか着られないような環境ではあるでしょう。
きついんで、行動してどんどん辞めましょう。

コメント
初めて書き込みします。
自分は官公庁から教員に転職したので20代後半~30代半ばまでは周りの教員がどうであろうがスーツ姿を貫いていました。
勿論ジャージ姿の先輩教員から「そんなに畏まった服装でなくていいよ」と善意的なアドバイスを貰ったこともありましたが私自身が前職でそういう癖がついていましたし、
生徒からもオシャレだと褒められることもよくありましたので(生徒はメガネの違いもすぐに気付いたりと毎日の教員の服装をこちらの思ってる以上によく見てる)ある種アイデンティティのように着ていました。
ただ40近くなった近年はジャージになりました…理由としてはある時に袖にチョークの粉が沢山付いていて微妙な汚れがもう取れない服ばかりなことに気付いたからです。自分は黒板消しは係を設けず自分でやるタイプだったのですがそれが仇となりました。
またチョーク以外にも咄嗟に書く仕事が多いためかボールペンが誤って付いてる服もあったり…そんなこんなで寧ろ服は大事にしたいという想いから特に何もない日だったらジャージに転換させました。生徒の方は気にしてる感じはあまりないのが救いですが。
勤め先の学校は私立でありながらずっと黒板を貫いてます。黒板や板書の効力を一概に否定はしませんが、電子黒板がうちにも普及すればこんな悩みもなかったのかなぁと思ったりはしますね。
たしかにそうですね、黒板の影響ってでかいかもです。