ライターとして働いていると、クライアントから見下されることって結構多くあると思います。
言い方は悪いですが、かなり態度が悪かったり、ライターが物のように扱われることもありますね。
そんなときは、かなり気分が悪くなるんじゃないかと感じています。
- ライターが見下されたりしたら、どうすればいいのだろうか?
- 具体的な対処法について理解したい。
上記のように考えている人に向けて、現役ライターの立場から詳しく解説をしていきたいと思います。
かなり簡単に読むことができる内容かと思っています。
ライターがクライアントから見下されたら、どんな対応を取ればいいの?

ライターが見下された時についてですが、基本的には「ソッコーで逃げる」のが正解かと思っています。
特に真面目なライターだったりすると、クライアントへの忠誠心が強くて「クライアントの言うことはなんでも聞きます」みたいなスタンスの人は多いように思います。
その誠実さを否定するつもりはありませんが、クライアントも良い人ばかりではなくて、残念ながら悪質な人もいるのが事実です。
もちろん良いクライアントもたくさんいますし、実際に僕自身も長い付き合いをしているケースだってあります。そういうクライアントと継続的に仕事ができれば、結構テンションが上がりますよね。
一方で、合わないクライアントがいた時には、相手に何と思われてもいいので逃げることが大切です。
できる限り、クライアントが納得する形で案件を離れるのが理想かもしれません。ただ、案件を辞める時に嫌味を言われたり、強く叱責されることもあるでしょう。
そういった精神的なコストを考えると、ライターは、どんな形でも逃げてしまって構わないと感じています。
具体的な対処法

では、実際にライターが見下されたら、どんな判断をしていけばいいのでしょうか。
以下の形で対応できると、かなり良いとは感じていますね。
まずは自分の意見を伝える
まずは、しっかりとライター側の意志をクライアントに伝えるのがいいと思います。どうしても大変なのであれば、逃げてしまうのも1つかと思いますが、ライターが相手に自分の意見を伝えられると、クライアントもスッキリするはずです。
僕の経験上だと、どうしても案件が合わなかった時にクライアントに伝えると、しっかりと対応してくれる人がほとんどでした。
なので、クライアント側がパニックにならないためにも、できるならば、前もって早い段階で案件を降りたい旨を伝えていけるといいでしょう。
波風が立たないようにしておくと、自分的にも楽になってくると思います。
案件をやめたら、その分いい案件も舞い込んでくるはずです。
話が通じるかを判断
話が通じる相手なのかをじっくりと判断していくことも大切です。
先ほど、自分の意見を伝える大切さを書きましたが、これは相手がしっかりと話を聞いてくれるケースですね。もし話を聞いてくれないんだったら、いちいち話しても消耗するだけでしょう。
ライター側が辞める旨を伝えた時に「なんで辞めるんだ!」「責任感がない!」とか怒り出すクライアントもいるかと思います。
ただ、ライターも自分の生活がありますから、合わない案件をわざわざ続けることもできないでしょう。そして、怒り出すようなクライアントであれば、たぶん話をしても意味ないはずです。
この場合は、大変申し訳ないと思いつつ、議論する意味がないので、バックれてしまうしかないと感じています。
仕事を断る
たぶん、クライアントから見下されているって、すぐにわかることだと思います。
ライターの仕事前の面談とかでも、ライターを見下しているクライアントって明らかに態度がおかしいですし、メールの文面とかでも、一方的に内容を送ってくるだけだったりします。
ライターを始めて初期の頃は、「これが普通かな?」とか思うかもしれませんが、長くライターをやっていると、見下してくるクライアントの違和感に気づきますし、そういう人と仕事をしても、良いことが起こらないと気付けてきます。
だからこそ、明らかにおかしいと感じたときは毅然とした態度で断るようにしましょう。仕事を断るのが相手への優しさにもつながります。
フリーランスであれば、自分の時間を良い人と過ごすのも大切です。
損してもいい
ライターとしてクライアントから見下されるのは、仕事の途中に気づくケースもあるでしょう。
今までは普通だったのに、仕事を進めていった途端に急に態度が変わることもあると思います。ただ、僕としては、そういう場合もしっかりと断っていくのがおすすめです。
というのも、我慢して続けても自分が辛いですし、他の仕事にも影響が出るからですね。健康にも悪いです。
多くの人は「ここまで進めたのに、もったいない」「報酬がもらえるまでは頑張る」というように、見下されているにも関わらず、踏ん張っている人が多いんじゃないかと思います。
ただ、嫌な案件は途中でも、自分が損してでも切った方がいいと感じます。
空いた時間で、もっと楽しい案件に時間を使うことができるからですね。
精神的コストを大事にする
たとえば、ブラック企業とかに勤めているのであれば、ある程度消耗しながら働いてもいいかもしれません。毎月決まった時に給料が入るからですね。
ただ、ライターのように個人で仕事をとるものに関しては、とにかくたくさん執筆できることが大切になります。書いた分の作業量がそのまま報酬に直結するからです。
そう考えると、精神的に余裕があっていつも作業に集中できる状態をキープしておくことが大切です。嫌な案件とか、やりづらい仕事は、どんどん排除しなければいけないのです。
「クライアントが見下してくる仕事」なんて、明らかにやりにくいですよね。書くこと自体が嫌になるような気がします。
そう考えると、負担なく書けるようにするために、自分のメンタルを大事にして案件を選んでいく必要があります。
嫌われる勇気を持とう

ということで、案件を断ることは必須になってくるかと思うのですが、そこで大事になるのが「嫌われる勇気」をもつことですね。
相手に嫌われたくないと考えている人は、つい無理なお願いとかも聞いてしまうと思いますし、見下されたとしても我慢して仕事を続けてしまうのではないかと思います。
ただ、ライターの仕事は嫌われても全然OKだったりします。仮に嫌われても別の仕事を探せばいいし、良いクライアントと仕事をすればいいわけです。
組織とかだと、上司から嫌われれば仕事がしにくくなるかもしれませんが、ライターであれば嫌われてしまってもノーダメージです。
ぜひ、嫌な仕事から逃げつつ、嫌われることにも慣れていけると、かなりラクになるとは感じているところですね。
まとめ
見下されたときは、しっかりとライター側も自分のプライドを守ることが大切です。
ぜひ楽しく働けるようにしていきましょう。

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