ミサンガの件は、教員が悪いと思う話【保護者は気にしなくていい】

ミサンガ アイキャッチ 教員

ミサンガのニュースが、かなり教員や保護者の間で話題になっていますね。

教員が勝手にミサンガを切った?ということで、保護者からクレームが来たりして大きな騒ぎになっています。

  • ミサンガの件って教員が悪いの?
  • 教員が悪いと思う理由について知りたい

上記のように考えている人に向けて、元教員の立場からミサンガについて細かく解説していきたいと思います。

短い時間でサクッと読めますので、ぜひ見てみてくださいね。

ミサンガの件は、教員が悪いと思う話

教員 悪い

結論から言うと、ミサンガの件は教員が悪いです。完全に教員が悪いです。これは事実かと思っています。

まず、1番問題があるのが、勝手にミサンガを切ってしまったことだと思います。ミサンガについてはただのアクセサリーではなくて、願いを込めるなど、いろんな考えのあるものだと思います。

そして古くから学校現場でミサンガをつけている人は多いですが、これを切ったケースについては聞いたことがないです。

ミサンガについての事故も、長い歴史の中でほとんど聞いていないことから、別にミサンガをつけていても問題はないのです。

たとえば、それで事故が起こってしまった場合は、家庭が悪いと思います。それは、自分で考えてつけてきたものであって、そもそも自己責任だからです。

ただ、教員がミサンガを切ることについては、さすがにそこまで教育が介入していいものではないです。

教員は、考え方を間違っていると思いますね。

教員が悪い理由

悪い 理由

では、教員が悪い理由としてはどんなものがあるのでしょうか?

もう少し詳しく解説していきたいと思います。

サービス業だから

1つは、教育が「サービス業」だからです。何を勘違いしているのか分かりませんが、教員は自分が偉いと思っている人が多いです。

自分の中で考え方があって、生徒はそれに合わせなければいけないと思っている人は多いです。

ただ、世の中の仕事をすべて見渡しても、そんな自分勝手に働ける仕事はありません。特に教育に関しては、生徒の様子や保護者の考え方をしっかりと把握しておく必要があるので、完全にサービス業です。

であれば、保護者に不快な思いをさせたのは、教員が悪いわけです。

しっかりと反省をして、次に生かしていかないといけないのです。

保護者が偉いから

基本的には、保護者はもっと自分を偉いと思っていいです。

これだけ不祥事が起きていたり、ニュースになっているような環境に毎日子供を通わせているわけです。

それは、自信をもつべきことだし、もっと教員に対して文句を言ってもいい立場です。

特に文句を言う保護者は少なくて、ちょっとでも文句を言うと「モンスターペアレント」扱いされてしまうケースは、最近よく聞きます。

ただ、それは少数の人が言うからモンペになるのであって、もっと多くの保護者が気軽にクレームを言えばそうならない気がします。

保護者はもっと気軽に、学校に苦情を言ってくださいね。

保護者を怒らせたから

基本的に、学校現場で1番偉いのは「保護者」です。保護者がお金を払っているから学校が成り立つわけだし、保護者が子供を預けているから、教員は生活することができます。

保護者ありきの、学校なわけですね。そんな保護者に関しては、どんな理由があっても怒らせてはいけません。精一杯、できる限りのことをするのが教員の仕事です。

そういった意味では、今回のミサンガの件に関しても、教員が保護者を怒らせてしまったわけですから、確実に教員が悪いと言えます。

しっかりと保護者に謝罪をしなければいけないでしょう。

保護者としては、しっかり文句を言って素晴らしいと思うし、その姿勢は今後も続けて欲しいと思います。

これまでの教員の行いが悪いから

これまでの教員の行いが悪いのも原因としてはあるかと思います。

あくまで推測ではありますが、たぶん今回のミサンガの件だけで、保護者があれだけ激怒するのは珍しいことだと思います。

きちんと指導ができているのであれば、多少理不尽なことがあっても保護者は許してくれます。それをミサンガを切られたという1件で苦情を言うことは、教員がなにかしたのでしょう。

時期的にも、新しいクラスになってかなり経つ頃だと思いますし、これまでの教員の指導に不満があったんだと思いますね。

そう考えると、しっかりと教員が指導を改める必要があったし、生徒に寄り添わなければいけなかったんじゃないかと感じます。

勝手に切ったから

まず、勝手に切ったこと自体がかなりの大問題だと思っています。

生徒に聞くこともできただろうし、どうしても嫌がった場合には、やめることもできたはずです。教員がその辺りのコミュニケーションができていないこと自体が大きな問題です。

というか、コミュニケーションは教員の基本的なことです。今回のミサンガに限らずですが、生徒とのトラブルの多くはコミュニケーション不足によって起こることでしょう。

その辺りの基本的な部分を身につけていない時点で、教員としてやばいと感じています。

教員が、しっかりと自分を見直していく必要があるでしょう。

保護者はもっと苦情を言おう

苦情 言おう

ということで、保護者に関してはもっと学校に苦情を言っていいと思っています。

今の教員がどんどんズレてきているので、多分保護者がすごく礼儀正しいからだと思うんですよね。

それは素敵なんですが、きちんと指摘しないと、理解できない教員も多いです。そういう人に関しては、しっかりと伝えていくことが大切ですね。

先ほども書いたかもしれませんが、クラスの中で1人が担任に文句を言えば「モンペ」扱いです。ただ、大勢の人が苦情を言えば、学校側はそれに対応しなければいけなくなります。

そういった意味でも、学校に意見をすることは、子供のためにも学校のためにもプラスなわけですね。

1人で行動することが難しいなら、何人かの親でチームを組んで伝えていきましょう。

まとめ

ミサンガの件については、確実に教員が悪い部分だと言えるでしょう。

しっかりと反省して欲しいところですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました