黙食について、学校現場でいろいろと話題になることは多いと思います。
黙食があることで、子供がかなり迷惑している部分もあったりしますね。
- 黙食をいますぐやめたほうがいいって本当なの?
- 黙食をやめたほうがいい理由について詳しく知りたい
上記のように考えている人に向けて、元教員の立場から詳しく解説をしていきたいと思います。
2〜3分くらいで簡単に読める内容となっていますので、ぜひ見てみてくださいね。
黙食は今すぐやめた方がいいよ

黙食についてですが、タイトルの通りですね。割とすぐにやめたほうがいいと思っています。
というのも、子供にとって食育は非常に大事だし、成長する上で欠かせないとも思うからですね。
コミュニケーションをとりながら給食を食べることで、友達と仲良くなったり安心感を得ることもできるはずです。不登校も減ってくるでしょう。
そういったメリットのある給食での会話を、黙食によって何年も制限されてしまっています。これは、子供にとっては本当にかわいそうなことです。
教員の意見としては「感染が広がったら困る」というものがあります。感染した子供が多くなれば学級閉鎖などにもつながるので、嫌みたいです。
ただ、感染について考えるのは教員ではなく医療機関の仕事ですね。教員の仕事は「どれだけ子供を成長させられるか」について考えていくことです。
そう考えると、黙食をやめたほうがいいのは、簡単に答えが出てくるはずです。
黙食をやめるべき理由

では、黙食をやめたほうがいい理由としてはどんなものがあるのでしょうか。
以下で、もう少し詳しく深掘りしていきたいと思っています。
意味がない
1つ目は黙食自体に意味がないことですね。そもそも感染対策的に大事なのであれば、もっと医療機関から「黙食をすすめるように!」と念を押されると思います。
文科省とかも黙食について特に強制していないですよね。そんなことからも、黙食はそれほど意味がないということです。
意味がないことを、教員が自己判断で行ってしまっているだけの話なのです。これは子供にとっても本当にかわいそうなことだし、保護者にとっても失礼です。
そういった意味のないことを、教員はそろそろやめてくれないでしょうか?子供が本当にかわいそうです。
だから教員は質が低いと言われるし、非常識だと言われるんだよね。
子供に悪影響
先ほども書いたように、黙食は子供にとっても悪影響な部分が大きいでしょう。特に感じるのは「重症化率」でしょう。
たしか、コロナの子供の重症化率って大人と比べても低かったと思います。いわゆる風邪程度の可能性も十分にあるでしょう。
そんな状態で、黙食を続けるのはどうなんでしょうか?どちらかというとデメリットの方が大きくあるように思います。
会話を楽しんだほうが、子供の心の健康的にはメリットが大きいでしょう。だからこそ、給食の時間にしっかりと話せる機会を作る必要があるわけです。
そういった配慮は、割と教員がやらなければいけないと感じますね。
不登校を増やす
たぶん、黙食を続けていると不登校も増えてくると思います。友達ともいい関係ができないし、楽しんで学校生活を過ごすことができないでしょう。
多くの子供たちは何が楽しくて学校に行っていると思いますか?答えは簡単で「友達との関わり」が楽しくて言っています。
授業なんて、大抵の場合はつまらないもので、苦しくて仕方ないです。でも友達同士でいろいろ話したりできるからストレス発散になるのです。
そういった子供同士の会話の機会を奪ってしまうのは、教員としては失格でしょう。
しっかりと反省してほしいと感じるところです。
教員が楽したいだけ
教員は基本的には黙食を続けることでラクしたいだけです。周囲から黙食をやめるような意見は出ているわけで、そこにわざわざ反対するのは、自分達がラクだからです。
黙食を続ければ食べ残しが減るようです。教員だって静かに給食を食べることができます。その証拠として、コロナの前から黙って食べさせている先生とかもいました。
僕自身も教員として働いていた中で、黙って食べさせる方が圧倒的にラクでした。
でも、子供がかわいそうだし、みんなで給食をワイワイ食べてほしいし、食育が大事だと思うからこそ、会話をさせるわけです。会話の機会を作るのは、教員として当たり前のことです。
教員はいい加減に、素直に「楽したいからです」って正直に認めてほしいところです。
給食がマズくなる
黙食を続けると、シンプルに給食が不味くなってしまうのもあると思います。
やっぱり、友達と話しながら楽しく食べる給食は、味だって美味しくなりますよね。
栄養士さんや調理員さんも一生懸命に作っているわけで、そんな給食をできるだけおいしく食べるのは大事なことでしょう。
無意味な黙食によって、わざわざ給食を不味くしているのであれば、担任は栄養士などにも迷惑をかけていることになります。完全にアウトでしょう。
給食のクオリティを上げていくためにも、教員は黙食をやめるべきです。
もっと美味しく食事ができるようになるでしょう。
話しながら食べるのが大切

もちろん、これまで黙食を続けてきた中で、いきなり以前と同じようにグループになって給食を食べるのは難しいかもしれません。
僕だって、そこまでを求めているわけではないです。
ただ、言いたいのが少しでも話しながら食べる機会を作ることです。大人だって会話をしながら食事をしていますよね。だったら、子供だって同じように話せる機会を作らないと不公平なわけです。
そのためにも、どんどんと話ながら食べる方向にシフトチェンジしていきましょう。少しずつ子供のメンタル面なども良くなってくるんじゃないかと感じています。
大切なのは、改善しようとする気持ちをもつことです。そうしないと、いつまで経っても教育がよくなることはありません。
そのための1つとして、黙食をなくすことが有効になるわけです。
まとめ
黙食に関しては、デメリットの方が多いでしょう。
すぐにでも無くしていくべきものと言えるはずです。

コメント