教師やってるけど、ちょっと疲れてきたなという人は多いと思います。
仕事量も多いし、休職したいと感じる人もいることでしょう。
- 教師だけど、休職していいのだろうか。
- 休職していい理由などが知りたい
上記のように考える人に向けて、元教員の立場から記事を書いていきたいと思います。
3分程度で簡単に読める内容となっていますので、ぜひ見てみてくださいね。
教師はもっと休職して良い

教師については、もっと休職していいと思います。
体を傷つけてまで、一生懸命に頑張る人が多すぎるように感じます。しかし、1度体調を崩してしまうとやっぱりしんどいですし、復帰までに時間がかかったりします。
休職をするためには診断書が必要だったりします。それについて抵抗がある人もいるでしょう。
病気ではないので、病気だと認めることも嫌だったりすると思います。しかし、別に気軽に捉えてしまっていいと思います。
診断書がないと休めなければ、診断書を出してもらうことにはなるでしょう。ただ、自分は病気ではないと思っていればいいのです。
それよりも、元気なうちに決断していくことが大事ですね。
休職をすれば、一定期間まで給料も貰えることかと思いますので、どんどん活用した方がいいとも言えます。
休職して良い理由

では、実際に休職した方がいい理由としては、どんなものが挙げられるでしょうか。
以下の理由から、休職していいと言えます。
きついから
1つ目は「きついから」ですね。ただ、きついだけで休職するなんて甘えていると感じる人もいるかもしれません。
しかし、教員のきつさは常軌を逸しています。どう考えてもおかしいことばかりです。
長く働く先生だと、朝7時くらいから出勤して夜10時以降に帰ったりする。この間、休憩時間がとれなかったり、残業代も大してつかないのが現状です。
こんな状態で、まともに働けるわけありません。簡単に体を壊してしまうでしょう。
きついだけで休むのは勇気がいるかもしれませんが、明らかに休んでいいレベルですので、どんどん休職しましょう。
自分のこと考えてくれないから
学校とか国が、自分のことをよく考えているのであれば別です。
たとえ長時間労働だったとしても、「よく頑張っているね!」という声かけをもらえたり、昇給してもらえたり、評価してくれるなら別でしょう。
モチベーションもあがるでしょうし、「もっと頑張ろう!」という気持ちも出てくることだと思います。
そういう状態だったら、頑張って働いてもいいでしょう。自分にとってプラスになると考えられるからですね。
でも、実際問題、それほどいい待遇は受けていないですね。
教員が働くのなんて当たり前だと思っているし、きちんと動かないと、怒鳴る上司もいるでしょう。
教員の労働環境だって、これほど問題視されているのに、改善の目処が立ちません。
こんな状態では、頑張るだけ損になるとも言えます。だからこそ、うまく逃げるスキルも必要になってくるのです。
休んでいくことも、とても重要ですよ。
自分が大事だから
教員は、つい自分を犠牲にしがちな仕事かと思います。
子供のために一生懸命に働いたり、自分よりも生徒のことを優先する。休日は返上して、子供のための教育に充てる。
そういった働き方が良しとされている風潮が、まだまだ多くあるように思います。しかし、その考え方は間違っています。
仕事をする上で1番大切にするべきなのは自分です。自分のことは、自分だけが考えられるからです。
教師が生徒のことを気遣うことはできても、生徒側が教師の生活を気遣うことはできません。
まだ、発達的にも未成熟ですから、教師のことを考えて動ける子なんてほぼいません。
そんな状態を続けていれば、当然体調だっておかしくなってきます。
生徒には保護者がいます。子供が荒れているのであれば、きちんと教育できていない保護者の責任です。
だからこそ、教師は辛い時に、もっと逃げてOKです。
現場がオワコンだから
現場がオワコンなのも、理由として挙げられます。はっきり言って、今の教育現場自体は、もう崩壊して言えるといっていいでしょう。
まずは、人間関係ですね。教員のいじめ自体や嫌がらせも多いですし、非常によく聞きます。それによって退職をしなければいけなくなった教員もいるでしょう。
あとは、後輩の負担も大きく、無駄に先輩に対して気を使う必要があったり、上下関係を利用して、年配の先生がやりたい放題だったりします。(セクハラ・パワハラなど)
そんな状態で、特に若い先生は、まともに働けるわけがないでしょう。
あとは、働き方自体が古かったりもします。
いつまでも保護者への連絡を電話でしていたり、ペーパーレス化をしなかったり、無駄な書類のチェックをしていたりします。
要するに、仕事を減らしていこうという意識が、あんまりないんですね。
効率化できていないので、長時間労働になるのです。
こんな普通のことができていない環境なら、体調がおかしくなるのも当たり前のことです。
自分から逃げていくことが大事になってくるのです。
転職を視野に入れるから
教員の環境が嫌で、転職したいという人はいるかと思います。
しかし、これまで担任をもっていたのに、いきなり「辞めます!」というのも勇気がいることですよね。
そこで、おすすめなのが「休職→退職→転職」という流れを作ることです。そもそも休職して学校にいないわけなので退職の流れがスムーズだったりします。
実際にこの流れで退職する人も見てきています。
なので、転職をするために、まずは休職して、準備をしていきましょう。
休職中はゆっくり休むのもいいですが、興味のある仕事を調べたり、発信をしたりと、自分なりに良いと思うことをしていくといいと思います。
休職しているからこそできることをしましょう。
休職しまくろう

先ほどから言っているように、休職についてはもっと気軽に行ってしまって構わないと思います。
割と簡単に休職できたりしますから、どんどん活用するのが大切ですよ。
今の学校の先生は、休職に対してのハードルがすごく高いように思います。学校内でも1〜2人くらいしかいなかったりするので、少数派だったりしますね。
しかし、教員全体で見ると休職は決して珍しいことではありません。割といますよ。
もちろん、教員の現場に関しては逃げ出してナンボだと思ってますので、休職をせずに、そのまま辞めてしまってもOKだと思います。
とにかく、教員をやっている人には「逃げる」ことをもっと大切にしてほしいと思います。
これからの時代を生きていく上でも、逃げるスキルは必須になってくるでしょう。
まとめ
教員は、休職をもっと気楽に捉えてもOKです。
今回の記事を参考にしつつ、行動してもらえればと思います。
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