「ムダになった」という発想を無くしていかないといけない

無駄になった 考え アイキャッチ WEBライター

僕たちは、失敗をすると「よく、ムダになった」と言ってしまうことが多くあるように感じています。

たしかに、何かを買ったり時間をかけてうまくいかないと「ムダ」と感じるのも分かります。

その一方で、

  • 「ムダになった」っていう発想はいいことなの?
  • ムダなことって本当にあるの?

上記のように考えている人も結構多くいるんじゃないかと思っています。

そこで、今回は実際に個人事業主として働いている立場から「ムダなこと」について細かく分析をしつつ書いていきたいと思います。

2〜3分くらいで気軽に読める内容となっているかと思いますので、ぜひ見てみてくださいね。

「ムダになった」という発想を無くしていかないといけない

ムダになった 発想

まず、何事にも言えると思いますが、「ムダ」という言葉はないと言うことです。たぶん世の中の9割以上の人は何かに失敗した時に「ムダになった」と考えると思います。

そして、そのような言葉に周囲から圧力をかけられて、凹んだり、再度挑戦する気持ちが削がれたりしてしまうわけです。本当にもったいないことです。

何かに失敗したということは、基本的には必ず何かが得られています。これは僕の実体験からも感じていることです。

もちろん、自分から失敗に飛び込む必要はないですし、ある程度失敗しないように工夫することは大切でしょう。その一方で、完全に失敗を避けることは不可能だということです。

買い物などについても同じことが言えます。僕は黒縁メガネを買って(今もかけていますが)、自分に似合わないことに気づきました。だからこそ、次に買うべきメガネが分かります。

枕についても、購入を失敗したことがあります。だからこそ、「低反発枕じゃないと、自分はダメじゃないか?」という気づきにもつながっています。

ムダがあるからこそ、次の気づきが得られるわけです。

ムダなことについて

ムダな こと

では、ムダなことって具体的にどんなものなのでしょうか?

もう少し詳しく見つつ、深掘りしたいと思っています。

基本的には存在しない

先ほど書いたように、ムダなことは存在しないということです。僕の好きな名言に「遠回りが1番の近道」という言葉があります。イチロー選手が言った言葉ですが、イチロー選手もウエイトをたくさんやっていて、体を鍛えていた時期があったようです。

ただ、ウエイトをやることでスイングスピードが落ちて、成績が悪かった時期がありましたが、何度も失敗する中で、ウエイトのやり方や鍛え方などを見直すことができたようです。

側から見ると、ウエイトをしていた時間などがムダに感じるかもしれません。ただ、そういったムダとも思える努力があったからこそ、新しい気づきがあるわけです。

ムダなことは、結局ムダではない。ということですね。なので、どんなことでも、役に立っているということになります。

前向きに捉えていくことが大切だということでしょう。

次へのステップになる

僕自身も、生活の中でムダだと感じることはたくさんあります。

特に個人で起業していれば、ムダの連続だったりします。このやり方ではうまくいかない、次はこのやり方・・・みたいな感じで、試行錯誤の連続です。

ただ、なんでもそうですが、完全にムダだったなと感じることはないです。むしろ、新しい気づきがあって精神的にラクになったり、本当に大事なことに力を注げるようになったりと、自分にとってプラスの変化の方が多いです。

なので、ムダな経験をする恐怖もあるかもしれませんが、基本的には、自分が良くなると考えていいです。

そういった試行錯誤を繰り返していくうちに、だんだんと自分がステップアップしていくことになるわけです。

ムダがあると思うと行動できなくなる

人生をラクにしたり、成功するためにどんなことが必要か?という問いに対して「行動力」という言葉を聞いたことのある人は多いはずです。

本当に、行動しまくって、たくさん動いた人が成果を出しまくっているようには思えます。ただ、世の中のほとんどの人って、なかなか行動ができなかったりしますよね。だからこそ、上位1割くらいがうまくいったりするわけですが。

理由としては「ムダな思いをしたくない」「失敗したくない」「努力がムダになったらどうしよう」という不安があるからです。

行動しまくれば、ムダな経験だってします。ただ、先ほどから書いているようにムダはマイナスではないし、そもそもムダなことなんてありません。

でもムダがあると考えて、行動しなくなってしまうわけですね。

全部が自分のプラスになると考えれば、割と簡単に行動していくことができるはずです。

答えを探してしまう

ムダがあると考えると、常に答えを探す癖がついてしまいます。しかも僕たちは小さい頃から学校などで「答えがある」生活ばかりをしていました。

結果として、答えを百発百中で当てるのが素晴らしく、間違えればムダになる。という発想をしている人が結構多くいるのです。

ただ、実際の現実社会の中では、答えなんてほとんど存在しません。人それぞれ言うことも違いますし、置かれた環境などで、答えは大きく変わります。

だからこそ、失敗を込みで、どんどんやってみて自分なりの答えを見つけていくしかないのです。これしか方法はないのです。

ただ、ムダがあって嫌な思いをしたくないと考えている人は、いつまでも答え探しに労力を使ってしまうように感じています。

ムダがあること自体がムダ

そもそも、ムダがあるっていう発想自体がムダな気がしています。

いろいろとトライ&エラーを繰り返すと気付いてきますが、ムダってないんだなっていうことを感じてきます。そして、ムダなことはないと思っていた方が、人生が圧倒的にラクになります。

周囲にポジティブな人も増えると思いますので、だんだんと楽しくなってくるでしょう。

ムダなことは、避けたい。絶対に失敗したくない。という発想自体がそもそも長い目で見れば失敗につながります。

まずはムダという言葉を、自分の頭の中から無くしてしまいましょう。

かなり精神的にも安定して毎日が過ごせるように思いますよ。

積極的にムダなことができるようになろう

積極的に ムダなこと

ということで、世の中的にムダだと思われていることも多くあると思います。もちろん自分もムダだと感じればわざわざやる必要はないですが、「自分にとってはいいんじゃないか?」と直感的に思える場合があると思います。

そういう時は、世間の声を信じずに、自分の直感を信じてやってみるようにしましょう。もちろん、結果的にうまくいかないこともあるかもしれません。

でも、他人からの意見を鵜呑みにするのではなく、自分で試したのならば、大きな学びがあるはずです。それは人生の中でかなり役立つことでしょう。

結局は何も考えずに、ただ、動き続ければいいのです。そうすれば自然とよりよい方向に進んでいっているものです。

まずは自分の意識をしっかりと変えつつ、ムダなことでも勇気を持ってチャレンジできるようにしていきましょう。

まとめ

ムダなことなんて存在しないです。

どんどんいろんなことをやって、自分を高めていきましょう。

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