教師になれる年齢がどれくらいなのかについては、気になる人も多いと思います。
きちんとした年齢で、ちゃんと指導をしてほしいと思うところですね。
- 教師になれる年齢について細かく知りたい
- 年齢で教師を決めるべきではないのは本当なの?
上記のように考えている人に向けて、元教員の立場から教師と年齢について細かく解説していきたいと思います。
3分くらいで気軽に見れる内容となっていますので、ぜひ目を通してみてくださいね。
教師は何歳からなれる?

教師が何歳からなれるかについてですが、調べてみると原則18歳以上からはなることができるみたいですね。結構若い段階からできることがわかります。
ただ、実際に18歳からなるとすると、かなり苦戦する可能性が高いとは思えますね。いろんな他の教員からいじめられたりすることも考えられると思いますし、年齢で差別される可能性もあります。
そう考えると、実質的に18歳から始めるのは結構難しいことでもあるように感じますね。
18歳から始めれば子供から人気が出るのは、ほぼ間違いなくあるでしょう。年が近いことも考えられますので。
ただ、その状態で長く教員生活を続けられるかどうかは疑問なわけです。
かなり風当たりの強い状況の中で頑張り続けなければいけないわけですね。そういった努力ができる教員が、世の中にどれだけいるのかは疑問に思ったりはしています。
年齢で教師を決めるべきじゃない

ということで、1番大切になってくるのが教員を年齢で判断しないことですね。
ベテランでも、全然ダメダメな先生っていますので。
以下で細かく見ていきたいと思います。
大切なのは指導力
まず、1番大切になってくるのが「指導力」ですね。そもそもこの力がないと話にならないです。
そしてよく教育現場であるのが「若い先生ほど指導力が高い」ことです。大学とかで教育論をしっかりと学んできたりしているので、すごく知識があるわけですね。
それを実際の現場ですぐに活かそうとするので、すごく優秀だったりします。一方でベテランの先生とかは全然勉強をしないし、教育現場全体もスキルを身につけるための体制が整っていなかったりします。
なので、ベテランの先生は全然指導力がなかったりします。
年齢で判断するとベテランの方が偉いかもしれませんが、年齢で差別しないように心がけた方が、教育全体は良くなってくるでしょう。
優しい性格をしているか
優しい性格をしているかどうかも、かなり重要なポイントだと思います。
今の教員って、結構厳しい性格をしている人が多いですよね。優しい先生ほど、すぐに教員を辞めちゃったりします。
子供たちも、離任式で優しい先生が辞めてしまってショックを受けることはよくありますね。
そして現場には怖い先生が残るわけです。しかも一方的に叱るばかりで、子供の話をしっかりと聞ける先生ってすごく少なかったりします。
ただ、優しい性格をしているってすごく重要だと思います。教員として過ごす以上は、優しさは絶対になければいけない部分でしょう。
きちんと意識しなければいけないことです。
生徒から人気か
教師として働く以上は、そもそも生徒から人気が出なければいけません。
今の現場では、生徒に人気の先生ほど同僚からの嫉妬を受けたりしてすぐに辞めてしまうように感じています。
ただ、それではダメですよ。教員も、生徒がいなければ仕事にならないわけで、生徒から人気があるのは教師として最低条件ともいえるわけです。
そう考えた時に、年が近い若い先生の方が人気が高いことは普通に考えられるでしょう。
偉そうな年配教員とかは、そもそもいる意味がないんですよ。しっかりと配慮していくことが必要になってきます。
この人から教わりたいと思えるか
子供が「この人から教わりたい!」と感じることはすごく重要です。
教員の仕事って、そもそもは子供の心に火をつけることがすごく重要なんですよね。どれだけ指導力があったとしても、教員のことが嫌いだったら何も意味がありません。
そういう意味では、子供から人気の教員とかってすごく評価されるべきですよね。若い先生とかは本当に一生懸命働いているんで、もっと評価されるべきです。
学校とかだと校長のが偉かったりしますが、若い先生の方が偉くした方がいいと持っています。
それくらい、今の若い先生って貴重ですよ。
忍耐力があるか
忍耐力ってすごく大事だと思います。今の年配の先生とかって現場では偉いかもしれないけど、忍耐力のない人が多いですよね。
自分がうまくいかないと、すぐに保護者とか子供のせいにしたりすることが多いです。ただ、そういった姿勢では教員としては失格だということですね。
大切なのは、年齢に関わらず、しっかりと子供を受け止めるだけの忍耐力があるかどうかです。
最近の教育現場を見ていると、若い先生とか実習生の方がよっぽど忍耐力があるような感じはしていますね。
なので、しっかりといい人材をフラットな目線で見ていくことが大事だと思います。
とはいえ限界の年齢もある

とはいえ、さすがに年齢の上限もあると思っています。
教育現場って、年上の人を大事にする風潮がありますね。なので今後は80〜90くらいの人でも平気で雇ったりしそうな予感がしています。
ただ、さすがに年齢の上限はあると思っていますね。運動の時も大変になるだろうし、異動の時とかも若い先生よりも時間がかかることは考えられるでしょう。
なので、「教員は全員60歳まで!」みたいな感じで年齢制限を決めておくといいでしょう。そうすることで、キビキビした人材が、現場に残り続けることになります。
そして、定期的に体力テストなどをやりつつ、スキルのある人材を残していけば全然問題ないと思いますね。
どんどん工夫をしていきましょう。
まとめ
教師になれる年齢は、一応決まっていますね。
ただ、年齢に関わらずフラットに人材を選べるようにしていきたいところです。

コメント