教員の仕事をずっと続けようと考えている人は多いと思います。割とやりがいのある部分も感じますし、いいところもありますよね。
ただ、これから教員になろうとしている人は、なっても特に意味がないと思っています。
- 今後、教員になっても意味がないって本当なの?
- 教員になる意味がない理由を知りたい
上記のように考えている人に向けて、元教員の立場から教員になる意味について細かく解説していきたいと思います。
短い時間でサクッと読める内容となっていますので、ぜひ見てみてくださいね。
今後教員になっても意味がない話

今後教員になることに関しては、そんなに意味がないと思っています。理由としては、教員をやることで得られるものがそんなに多くあると思えないからですね。
たとえば仕事をするのであれば、何かスキルを身に付けたり、人として成長できる部分が欲しいでしょう。給料だって、どんどん上がっていって欲しいですよね。
ただ、教員の場合は古い働き方を続けているので、スキルを身につけるのが難しかったりします。民間企業とかだと業務効率化がされていたりしますが、教員の場合は、ずっとアナログな働き方だったりするのです。
また、いじめや嫌がらせの多い環境なので、人間的に成長していくことも難しいでしょう。人は環境からの影響をたくさん受けると言われています。
そして給料についても、教員はある程度しっかりと保証されているといわれていますよね。ただ、業務業が増えているにも関わらず、給料が変わっていないと思うので、トータルで見ると給料はどんどん下がっていることになるでしょう。
あまりメリットのない仕事とも言えるわけですね。
意味がない理由

では、教員になることに意味がない理由としては、他にどんなものがあるのでしょうか?
もう少し詳しく深掘りしつつ見ていきたいと思っています。
スキルが身につかない
1つはスキルが身につかないことですね。これは理由としては非常に大きいと思っています。
僕自身、教員として働いていた時はまったく実感がありませんでした。割としっかりと働けたりしますよね。
ただ、教員を辞めて民間企業とやり取りをしてみると、教員がいかに遅れていたのかを痛感しました。
連絡ツールや仕事の進め方など、今は多くの面で業務効率化がされています。教員の環境とは大きく違っていたわけですね。
しかも年配の先生とかだと、新しいやり方を全然取り入れようとしなかったりするので、かなりオワコンだとも感じています。
スキル面で、かなり残念だと言えるでしょう。
転職できなくなる
「教員は潰しがきかない」という言葉は、多くの人が聞いたことがあるのではないでしょうか。
これはまさにその通りで、教員を身につけていると、転職に役立つだけの力が身につけられない可能性があります。
個人的に分析をしてみると、「授業力」が身につけられないのが大きな問題だと思っていますね。おそらく外部の企業とかって、教員が頑張ってきたこととして「学習指導」「生活指導」の2点を重視していると思います。
教員と言えば「何かを教える」というイメージをもっている人は多いでしょう。ただ、実際は事務仕事がほとんどだったりしますし、教員は便利屋みたいな感じで、いろんな仕事をこなす必要がありますよね。
なので、「これ!」といった専門性が身に付かなくなる可能性があります。転職時には、専門性は大きく重視される部分でしょう。
教員を続けるのは、かなり危険とも言えますね。
体を壊す
教員になると、体を壊すリスクがかなり大きくなると思います。
現状として、多くの教員が精神疾患になったり、体を壊したりしていますよね。そんな状況の職場に、これから飛び込んで意味があるのかが疑問ですね。
有給とかも、あんまりしっかりと取れないと聞きますし、休めない環境にいても意味がないと思います。
部活の指導とかで土日も働くとなると、さらにハードになってきますよね。
最近だと、ワークライフバランスが叫ばれているわけで、「週休3日」の会社とかがあったりも聞きます。休めない環境は、かなりヤバイと感じていますね。
教員は避けた方がいいと言えるでしょう。
不健康になる
病気になるのもありますが、そもそも不健康になる可能性も高くなってきます。
教員をやっているとわかりますが、健康診断に引っかかったり、そもそも毎日のように寝不足の先生とかも多くいます。
要するに、教員が忙しすぎて、自分の健康すらしっかりと確保できていないわけです。そんな環境で働き続ける意味ってありますかね?
自分の健康よりも大事な仕事って存在しない気がしています。
だったらば、しっかりと健康のことを考えられるような有意義な仕事を探した方が、自分にとってプラスになるとは感じていますね。
健康って、仕事をしていく上での、一番基本的な部分になると思っています。
わからないことを聞けない
わからないことを気軽に聞けないのも、教員の仕事の良くない部分だと思っています。
仕事をしていればわからないところはでてきますよね。普通はチームワークで働いてるわけなので、お互いに相談しながら仕事を相談しながら、いい働き方ができるようにしていきますよね。
ただ、教員の場合は相談しても「君の指導が悪いからだ!」といった具合で、相談した側が責められてしまうことも多いです。これだと、精神的に辛いですし、ミスが増えることにもなると思うので、しんどいはずです。
こういった基本的な仕事の進め方ができない「教員」の仕事は絶対に避けた方がいと思っています。
長い目で見た時に、得することがないと思うからですね。
教員は辞めたほうがいいです

ということで、教員についてはできる限りやめておいた方がいいと思うのが、僕自身が感じることですね。
教員を目指す人とかって、「いい指導がしたい!」「子供に寄り添いたい!」といった高い意識を持っている人は多いと思います。
ただ、実際の現場は指導以外の仕事がたくさんあります。もちろん、子供が教育を受ける場所として1番身近なのが「学校」なわけで、そこで指導ができる魅力はたくさんあると思います。
ただ、学校現場は、しっかりと指導できる体制が整っていないので、他の教育機関を探した方がよっぽど有意義だと思います。塾とかフリースクールの方が、断然いいように感じますね。
もし、本気で教員になりたいと考える人がいるのなら、できるだけ避けておいた方がいいとは、個人的に感じていますね。
まあ、自分で判断するのが1番ベストではあるかと思いますが。
まとめ
これから教員になることについては、それほど大きな魅力を感じないです。
別の仕事にした方がいいのでは?と僕自身は感じているところですね。

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