教員に関しては、仕事が辛くて大変で苦しい部分もあるでしょう。
中には、寝不足でなかなか寝れていない人もいるはずです。
- 教員は寝不足でも授業研究をした方がいいって本当なの?
- 授業研究をするべき理由について知りたい
上記のように考えている人に向けて、元教員の立場から授業研究について細かく解説していきたいと思います。
3分くらいで簡単に読める内容となっているかと思いますので、ぜひ見てみてくださいね。
教員は寝不足でも授業研究をしよう

タイトルの通りですが、教員は寝不足でもどんどん授業研究をしましょう。それが必ず必要だと感じているからですね。
よく教員にありがちな主張なのが、「早く帰ろう」「ワークライフバランス」のために、自分を休めることが必要だといったものです。
もちろん、しっかりと仕事を終わらせることができているなら、それでいいかもしれません。きちんと帰って翌日に備えることも必要でしょう。
ただ、多くの場合は教員の仕事がしっかりと終わっていないはずです。翌日の授業準備なども行っていないケースがあるでしょう。
そんな状態で、仕事をサボってはいけません。何も準備をしないで授業をされても、子供にとっては迷惑だからです。
なので、毎日寝不足でもいいから準備をすることが大切です。コミットすべきは「子供と保護者」だからですね。
それができないんだったら、すぐにでも辞めた方がいいと思っています。
授業研究すべき理由

では、授業研究をした方がいい理由としては、他にどんなものがあるのでしょうか?
もう少し詳しく深掘りしていきたいと思います。
授業が最重要だから
1つ目の理由としては「授業が最優先だから」ですね。教員の仕事の中で1番大切なのは授業でしょう。これは、紛れもない事実だと言えます。
ただ、現状の教員の仕事を見ると、意味のない事務作業だったり、やらなければいけないことも多くあったりします。そのため、授業準備のための時間が取れていないでしょう。
だったら、そうするか。答えは簡単で、事務作業が全て終わった後に授業の準備をすればいいのです。
そのためには、家に帰ってプライベートの時間を犠牲にしなければいけません。遊びの時間もないかもしれません。ただ、教員の現状がそうなっているので仕方ないですね。
プライベートを削ってでも教材研究をしていきましょう。
そういった自己犠牲のスタンスがあれば、子供たちのためにもプラスになると思っています。
テキトーな授業をしちゃダメだから
テキトーな授業をしてはいけないこともあるでしょう。子供にとって学校で1番多く過ごすのは授業の時間です。その授業の時間が地獄だったら子供も学校に行きたくなくなるでしょう。
最近だと、不登校が過去最多になったと聞きましたが、これも教員がテキトーに授業をしてきた結果だと思います。
いい加減、教員にはしっかりと授業に向き合ってほしいと感じますね。教師用の本を授業前にサクッと読む程度では、いい授業なんてできるはずないです。
しっかりと学習指導要領を読み込んで、それに見合った教具なども準備をして進めなければいけません。
その辺りの自覚が足りていないと感じますね。
子供を楽しませないといけないから
子供が授業の中で学習意欲を持てるようにするのは、結構大事なことだと思います。
楽しい授業を受ければ、勉強が好きになるでしょう。勉強が好きになれば、自分から進んで学習に向かえるようになります。
すごくいい効果があると思うわけですね。授業の時間はほんの45分くらいなわけで、教員はそれ以外の時間を子供たちが自分で学習できるように仕掛けていく必要があります。
そんな授業が、今できていますかね?できていないでしょう。
子供を楽しませるために、寝る間を惜しんででも授業を考えたり、面白い教具を用意していく必要があります。
成長しないといけない
授業研究をしないと、成長できない部分もあるでしょう。百歩譲って、どうしても忙しい時に授業準備を少しだけサボるのはいいかもしれません。
ただ、毎回のように準備をしなければ、それはどんどん衰退していきます。なんとしてでも授業の準備をして、子供に迷惑をかけないようにしなければいけません。
また、教員って子供を成長させる仕事ですよね。なのに、教員自身に成長意欲がないのは、完全にオワコンだと思っています。
だからこそ、しっかりと毎回自分の授業を反省して、次に向けて授業の準備をしなければいけません。
そういった高い意識が最重要になってきます
保護者のためでもある
教員は保護者に対する意識が、あまりに低すぎるようにも感じています。基本的には、教員は保護者からお金をもらっています。私立はもちろんですが、公立だって税金は保護者も払っているわけですね。
そのようにお金を払っている人に対しては、しっかりと仕事で応えていくのが社会人です。
であれば、教員の中で重要な仕事は何か。答えは言うまでもなく「授業」ですね。
その授業が保護者が満足できるようなものにするのは、お金をもらっている以上当然のこととも言えるのです。
そういった、基本的な仕事ができていないと、やっぱりダメだなーと感じたりはしますね。
土日は授業研究会に出よう

ということで、教員に関してはガンガン授業準備をしていきましょう。
おすすめなのは、休日の時間を使って研究会に出かけることですね。
私立とかだと、土日に研究会をやっていたりします。僕自身だと電車とかを乗り継いで、時間をかけて研究会に行っていたりしましたね。
研究会に行くと明らかにその後の子供の授業の反応が違いました。研究会に参加している先生も意識が高くてすごく刺激になりました。
授業はすごく大切であって、教員である以上、それくらいの努力は当然のようにしなければいけないということです。
ぜひ、しっかりと取り組んでいくようにしましょう。
まとめ
寝不足でも、しっかりと授業の準備をすることが大切です。
きちんと良い授業をして、子供に対応していきましょう。

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