教員の仕事を年度途中で辞めたいという人は多いと思います。
辛すぎて、すぐにでも逃げ出したかったりしますよね。
とはいえ、
- 年度途中で辞めても、本当に大丈夫なのかな?
- 年度途中で辞めてもいい理由について知りたい
上記のように考えている人に向けて、元教員の立場から年度途中でも辞めていいことについて解説したいと思います。
3分くらいで簡単に読めるので、見てみてくださいね。
年度途中で辞めても全然OKだよ

教員は、年度途中でもガンガン辞めましょう。辞めてOKです。過労死とかもかなり多くあると思うのですが、自分の命まで削ってしまうのは本当に残念なことです。
教員をやっていると忘れてしまいますが、人生は楽しむためにあるものです。自分を犠牲にしてまで働く価値のあることなんてないですよ。
方法としては、長期休みの2ヶ月前くらいに辞める希望を出しておくことですね。学期の区切り目で辞める先生とかは多いので、他人の目が気になるなら、そのタイミングで辞めるのが割と楽かと思っています。
ただ、長期休暇まで待てないケースもあると思います。その場合は、体調が悪いと言って休んでいいと思います。体調が悪くなって休めば、療養休暇に入ることができます。
療養休暇に入れば、基本的に教員は忙しいので、その先生の存在を忘れてしまいます。2〜3ヶ月くらい経ったタイミングで「退職」すればいいと思いますね。
全然違和感ないと思います。
退職時にはいろいろ言われるかもしれませんが、辞めてしまえば会わないのでフル無視してOKですよ。
年度途中で辞めていい理由

では、年度途中で辞めていい理由としてはどんなものがあるのでしょうか?
もう少し詳しく解説していきたいと思います。
大した仕事じゃないから
1つは教員が大した仕事ではないからですね。現役教員には申し訳ないですが、これが事実だと思います。健康的にもホワイト企業ってたくさんあると思うし、働くほどスキルが身につく仕事もあるはずです。
働きやすさやスキルって今の時代ではすごく大事なことだと思います。ワークライフバランスも大切と言われていますからね。
ただ、教員の場合はブラックなのは当たり前ですよね。すごく長く働く必要があるし、長時間労働です。休日も働いたりするので、ワークライフバランスなんてないでしょう。
スキルだって、古い働き方を続けているので身につかないはずです。そんな仕事を続けても、意味ってありますかね。
自分が衰退していくだけだと感じたりします。
迷惑かけないから
年度途中で辞めても、周囲に迷惑をかけないとは感じますね。たしかに、教員として働いていれば、その世界がすべてになりますから、自分が仕事に行かなくなれば迷惑をかけると感じるかもしれません。
ただ、意外と自分が行かなくても他の人がフォローできたりしますね。なんとかなったりします。「君が来なくて、迷惑だ!」と言われるかもしれませんが、教員を辞めてしまえば、そんなのどーでもいいことに気付けます。
教員の世界が、本当に小さな世界の一部であることに気づくわけですね。
そうすると、いい意味で「自分の仕事なんて大したことなかったじゃん」と感じると思います。
すごくいいことだと思いますね。
自分が大事だから
自分の人生ですから、自分を大事にしてほしいとは感じます。特に教員はマジメな人が多いので、自分を犠牲にしてまでも働いてしまう人が多いと思います。
ただ、それで健康を崩したり、自分の目指す人生が実現しなかったらもったいないですよね。もっと自分勝手に生きてもいいように思います。
そのためには、年度途中のタイミングで辞めるのはいいことでしょう。クラスの生徒がかわいそうに感じるかもしれませんが、生徒には親がいます。だから大丈夫です。
あなたが辞めるのが悪いのではなくて、辞めるような環境を作ってきた教育現場が悪いのです。だから、自分を責める必要なんてありません。
どんどん辞めていきましょう。
代わりはいるから
教員を辞めてしまっても、代わりは普通にたくさんいると思います。教員不足が問題になっているようですが、それって教員には何の責任もないですよね。
教員不足が起きるような状況を作ったのが悪いのです。人が足りないんだったら、もっと給料を上げたりすればいいし、別に教員免許を持っていない人を雇えばいいと思いますけどね。
そんな風にして、仮に教員が辞めたとしても何らかの対策は取られると思いますね。だから、別に辞める側の教員が何かを気にする必要は全然ないですよ。
どんどん辞めていきましょう。
辞めた他人の勇気を見て、他の人が救われる場面もたくさんあると思っていますね。
みんな忘れちゃうから
年度途中で辞めるって勇気がいると思います。みんなが忙しそうにしている中で、自分だけ抜けるような形になるわけですからね。
その瞬間は「なんでこのタイミングで?」「チームじゃないの?」みたいな圧力が出てくるかもしれません。ただ、教員の仕事も大変ですし、辞めてしまった人もすぐに忘れ去られると思います。
僕自身も、辞めた人の存在が簡単に忘れ去られてしまうのを、実際に職員室で見てきています。
だからこそ、そんなに深く考えなくてOKですよ。
次のキャリアは楽しくなるかな?とワクワクしながら進んでいきましょう。
もっと自己中に生きよう

ということで、先ほどから書いているように、教員はもっと自己中に生きましょう。
周りの目なんて気にしなくてOKですよ。自己中に生きていれば、それに共感した人が集まってきます。そういうことが、簡単にできてしまう時代です。
ただ、教員の世界って古かったりするので、みんなで考え方を統一したり、謎のルールがはびこっていたりするわけですね。そんなところで働き続けても幸せにはなれないと思います。
しっかりと時代に合った会社を選んでいくことで割と楽しみながら働くことができるでしょう。スキルも身につけられるので、将来も明るくなるように感じます。
辞めるのは勇気がいりますが、その瞬間だけでしょう。頑張ってみてくださいね。
まとめ
年度途中で辞めても大丈夫です。
自分が納得いく形で、動いていくようにしてみてくださいね。

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