WEBライターとして働いていると、お金を重視している人って結構多くいるんじゃないかと思います。
もちろん、お金がないと生活していけない部分もあるかと思うので、ある意味当然とも言えるかもしれません。
ただ、
- 案件はお金で選ばない方がいい
- お金で選ぶべきじゃない理由としては、どんなものがあるの?
今回は、上記のようなポイントを見つつ解説をしていきたいと思います。
専業ライターの立場から、サクッと読める内容で解説したいと思いますのでぜひ見てみてくださいね。
WEBライターはお金で案件を選ぶべきじゃない

過去の僕も、普通にお金で案件を選んでいたことがありました。というか、お金で選ぶのが割と普通の感覚かと思っています。そこに対して、何も疑問を持たない方が逆におかしいでしょう。
しっかりと働いて、その分に見合った報酬が欲しくなるのは、当然の反応とも言えます。ただ、特にフリーランスなどのライターとして働いているのであれば、お金で案件を選ぶ癖をやめた方がいいですね。
もちろん、文字単価0.1円とかの、あまりに格安な金額で仕事をするのであれば、それはお金で判断して断るのもいいかもしれません。
ただ、自分が興味があって、でも「思っているより安いかも」という案件に関しては、ガンガン受けた方がいいように感じています。
結果的に仕事のクオリティもあがってくると思いますし、クオリティが上がればその分継続にもつながります。継続がとれれば、単価アップも視野に入ってくるでしょう。
そんな風に、お金で選ばない方がいいサイクルが生まれてくると感じるわけです。
お金で選ぶべきじゃない理由

では、案件をお金で選ばない方がいい理由としては、どんなものがあるのでしょうか?
もう少し詳しく深掘りしつつ、解説したいと思っています。
お金が手に入るとは限らない
まず、仕事をしてその分の報酬をもらえる。という発想自体を変えた方がいいかもしれません。というのもWEBライターの仕事だと、仕事をしても報酬をもらえないケースもあるからです。
本来は、仕事をしたのであれば、その分のお金がもらえるのは当然です。ただ、ライターの場合は、本来はあってはいけないですが、クライアントの気分で未払いだったり納品されないことも普通にあったりします。
飲食店で考えると、出てきた料理がまずかったからといってお金を払わないのはアウトですが、ライターの場合は、提出された記事が合わなければ未払いのままのクライアントも一定数います。
そう考えるとライターが大事にすべきなのは、お金にとらわれず、記事を量産しまくって支払ってくれるクライアントの母数を増やしていくことです。
なので、辛い案件では数をこなすことができないので、楽しい案件をたくさんやっていくべきなのです。
きつい思いをして書かないといけない
報酬がたくさんもらえて、仕事もある程度ラクなのであれば、それが理想かもしれません。ただ、現実はそんなに甘くなかったりしますね。
報酬が高い案件って、結構めんどくさかったり、作業量が多いものがほとんどな気がします。それを自分が苦しく感じないのであれば受けてもいいかもしれませんが、辛いと思いながら書くのはマイナスでしかないです。
もしかしたら、ライターの仕事が嫌いになってしまうかもしれませんよね。そう考えると、できるだけ楽しい案件を受けた方が生産性も上がってくるはずです。
1つの高い案件を受けるよりも、楽しめて少しだけ報酬が低い案件をこなしまくったほうが、自分に余裕が出るし、いろんな案件をこなせるでしょう。
きつい思いをしながら書くのは、ライターとしてはできるだけ避けた方がいいことです。
楽しい案件を選ぶと捗る
やっぱり楽しい案件を選ぶと、作業が大きく捗るのもあります。パソコンに向かいたくなりますし、自然に手が動くような感じになります。毎日も充実してくるでしょう。
一方で、つまらない案件を選ぶと毎日が苦痛になってくるはずです。朝起きるのも大変になりますし、「今日も仕事かー」みたいな感じで重い腰を上げる必要があるでしょう。
トータルで作業量を見た時に、楽しんでいる場合と、お金のためにイヤイヤ働いている場合では、全然濃さが違ったりします。
これは、僕自身の実体験からも割と感じている話です。
常に高いパフォーマンスを維持するためにも、どんどん自分にとって魅力的な案件だけをこなしていくように心がけましょう。
楽しい案件の方が満足度が高い
僕も、これまで比較的いろんなジャンルの案件を受けてきました。その中で自分に合っていないと感じたり、やりたくない仕事もこなしてきたことがあります。
そんな中で気付くのが、「自分が楽しいと思った案件は、相手も同じように依頼してよかった」と感じていることです。
直感的な楽しさが、おそらくクライアントにも伝わっているのでしょう。また、自分が楽しいと感じるということは、それだけ質の高い記事が書けている証拠なのかもしれません。
とにかくライターはお金ではなく、もっと心の声を大事にしながら働いてほしいと感じます。
お金がどれだけあっても、「なんだかなー?」と疑問だけを持って消耗する案件は毒でしかないでしょう。
継続につながれば、最終的に稼げる
ライターの仕事をしていると、基本的には「継続案件」を目標にしている人がかなり多くいるんじゃないかと思っています。
たくさん継続案件をとって、安定的な収入に繋がれば自分にとってもプラスだと思えるでしょう。ただ、継続案件を意識した時にも「お金のため」に働くのはマイナスかと思います。
お金のために嫌な案件をしたとして、たとえば、継続案件になっても、それは嬉しいことでしょうか?単発で嫌な思いをした案件なら、継続すればもっと自分が辛くなってしまうはずです。
いくらお金がもらえたとしても、消耗して、たとえば体を壊してしまえば収入はゼロになってしまいますね。
自分の健康のためにも、嫌な案件はしっかりと断る必要があります。どんなに条件が良くてもです。
WEBライターは、断る勇気を持っておくことも非常に重要です。
まとめ
WEBライターがお金だけで案件を選んでも、なにもプラスにはならないはずです。
仕事内容なども、しっかりと考慮しておきたいところですね。

コメント