教師については、労働問題が結構多くあるんじゃないかと感じています。
労働時間も長かったりしますし、仕事量とかもあり得ないほど多かったりしますよね。
- 教師の労働問題って今後どうなっていくの?
- 労働問題が悪くなっていくって本当?
上記のように考える人に向けて、元教員の立場から労働問題について詳しく解説をしていきたいと思います。
3分くらいで簡単に読める内容となっていますので、ぜひ見てみてくださいね。
教師の労働問題が今後どうなるのかについて

教師の労働問題についてですが、おそらく今後はもっと悪化してくるだろうな。という感想を持っています。
というのも、教員の労働環境がどう考えても良くなっているとは思えないからですね。ここ数年程度の状況を見てみても、全然よくなっているとは思えないです。
減った仕事といえば、「ぎょう虫検査と座高測定」くらいでしょうか。ほとんどの仕事は増えているように思います。
国が「〇〇教育をやりましょう!」みたいな雰囲気になれば、現場の教員が動いていく必要がありますよね。なにか事故が起これば、教員の方でチェックしなければいけなかったりもします。
そんな状況からも、教員の仕事はどんどん増えていくでしょう。今もかなりキツイとは思いますが、今後はさらにキツくなります。
教員として働くことはどんどん難しくなってくるといえるはずです。
労働問題が悪くなる理由

では、労働問題が悪くなる理由としてはどんなものがあるのでしょうか。
もう少し詳しくみていきたいと思います。
保護者からの印象が悪い
まずは、保護者からの印象が悪いことが挙げられます。教員って保護者からあまり良く思われていません。
「変わっている・世間知らず」といったイメージをもつ保護者も多くいるでしょう。そういった印象の悪さからも、今後はかなり働きにくくなってくるでしょう。
これまでは担任として決まった時に「よろしくお願いします!」という保護者のスタンスだったかもしれませんが、今後は「この先生大丈夫だろうか?」といった疑いの目が向けられるようにもなってくるでしょう。
4月で最初に担任を持った時にも、保護者から不安を持たれながらスタートする可能性が増えてきます。
そうすると、教員自身もピリピリしてきて、職員室の雰囲気が悪くなったりするでしょう。苦情の電話もきやすくなって、かなり労働問題が大きくなってくるはずです。
子供からの印象が悪い
上記で保護者からの印象について挙げました。ただ、保護者からの印象が悪いということは、同時に子供からの印象が悪くなることにもつながります。
子供にとって絶対の存在は親なので、親が家で学校や担任の悪口を言っていれば子供も担任をよく思わないからですね。
そして、そんな子供が学校に来れば教員に対して悪態をつくと思いますし、言うことを聞かなくなる可能性も十分に考えられるでしょう。
そうすると指導が行き届かなくなり、学級崩壊などにつながる恐れもでてきます。
働く上での大きな負担になりますし、教員としても大きな労働問題となってくるわけですね。
文科省からの印象が悪い
教員の労働問題って、結構たくさんありますよね。
ただ、この労働問題を改善してもらうためには、周囲からの好感度も必要だったりします。
「教員ってかわいそうだな」「なんとかしてあげたいな」とそういった思いをもたれることで、労働環境は変わってくるのです。
ただ、現場からすると教員の印象ってあまりよくないです。特に教員の状況を変える「文科省」からの印象は良くないと思っています。
「#教師のバトン」とかについても、もっと丁寧な言葉づかいをとか言われていたりしますよね。
そういった文科省からの風当たりが強かったりするので、たぶん教員の状況ってずっと変わらないままなのではないかと感じますね。
むしろ、教員の品位をよく思わなくて、仕事をたくさん増やされる可能性も高いでしょう。
労働問題は大きくなるでしょう。
予算がない
予算がないのも大きな理由かと思っています。
教員って、全然予算が取れていないですよね。教材とかについても紙を再利用したりとかして作ったりしています。
教員の仕事量は結構多くあるわけですが、それに見合った人材を確保するだけのお金がないのです。
だから、トップは現場にいる教員にとりあえず任せておけばいいと思っているのです。
そうしてどんどん、現場にいる教員の負担は増えていくことでしょう。働くにくくなってくると思いますね。
労働問題として大きくなってくるものの、なかなか改善してもらえないという悪い状況にはなってくると感じます。
教員自身にやる気がない
あとは、教員自身にやる気がないのも大きな問題だとは思っています。
たとえば教員にやる気があれば、どんどんいろんなスキルを獲得していくでしょうし、授業力なども向上していくことでしょう。
それによって子供の学力は上がりますし、保護者からの印象なども良くなったりはします。価値が提供できていれば待遇なども良くなっていくと思うので、どんどん労働問題は解消していくことでしょう。
ただ、教員の場合は「子供の悪口」「保護者の悪口」「同僚の悪口」といった感じでグチばかり言っていたりします。自分を変えようと努力している教員って本当に一部だったりします。
この状況では、どんどん働きにくくなってくるでしょう。みんながサボるようになるわけですし、周囲からの風当たりも強くなってきます。
いいことはないだろうと感じますね。
早く抜け出した方がいいです

ということで、教員の仕事については早めに抜け出すのがベストですね。無理して続けたところで、得られるものってほとんどないと感じています。
優秀な人とかは、努力のできる環境で、じっくりとスキルを磨いて行った方がいいのです。僕もいくつかの企業とやりとりをしたことがありますが、熱い情熱を持って働いている人って結構いますよ。
教員に関しては、かなりモチベーションが低いように感じます。そういった環境でダラダラと働いていれば、長い目で見た時にたくさんの問題が自分に降りかかってくるでしょう。
そうならないためにも、早めに行動をして教員を辞めることが必要になってくるわけです。
辞めることで得られるメリットは想像以上に大きかったりしますよ。
まとめ
教員の労働問題は、今後もかなり大きくなってくることが予想できるでしょう。
自分なりに考えつつ、どんどん行動していくことは欠かせないですね。
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