教師の志望動機は何がいい?【この一言がおすすめ】

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教師になるにあたって、志望動機がどんなものがいいか迷うことがあると思います。

これから教員になる人も、教員になったけど続ける理由はわからなくなった人も知りたくなるポイントではあるでしょう。

  • 教師の志望動機のおすすめが知りたい
  • 避けるべき志望動機ってある?

上記のように考えている人に向けて、元教員の立場から解説をしていきたいと思います。

3分程度で簡単に読める内容となっていますので、ぜひ見てみてください。

教師の志望動機は何がいい?

志望動機 何がいい

教師の志望動機はおすすめのものがあります。確か僕も、教員採用試験でこの言葉を言って一発で合格した記憶があります。

それは「子供の成長に関わりたい」ということです。

上記を伝えれば割とOKだと思っています。

基本的に採用試験では、子供への接し方がどうかということと、教員自身にも成長意欲があるかということを見ているように思います。

その点を考えると、上記の一言は魔法の言葉でもあるといえます。

まず、「子供の成長に関わりたい」と言った時点で、授業力も期待できます。

子供を成長させたいと思う意識から、しっかりと授業の準備をしたり、子供に分かりやすくなるような工夫をしてくれると面接官が感じるからです。

子どもにしっかりと寄り添って、誠実に接してくれるという期待もあるかもしれません。

基本的に面接官は、自分の採用した人が、採用後もしっかりと働いてほしいと感じています。選んだ人を間違えたことにしたくないからです。

なので、「成長意欲」のある人はなんとしても採用したいでしょう。

また、子供の成長意欲に関わりたい人は、自分自身も成長させたいと考えるはずです。

結果的に、質の高い人材だと判断されるでしょう。

避けるべき志望動機

避けるべき 志望動機

上記で、おすすめの志望動機について解説してきました。

しかし、避けるべき志望動機もあると思っています。

以下で、その内容について細かく見たいと思います。

楽そうだから

まず、楽そうだからという理由で教員を選ぶのは良くないかと思います。

さすがに採用面接で面接官に向かって言う人はいないと思いますが、心の中でも思っていない方がいいかもしれません。

というのも、教員は「楽ではない」からですね。

「#教師のバトン」とかでもツイッターで話題になっていますが、普通に長時間労働ですし、仕事量も多いですからね。

朝とかも7時くらいから働いて、22時くらいまで働いている先生もいるかと思います。とにかく忙しすぎるので、労働環境的にはヤバいと思っています。

楽だという理由で教員を選ぶのは、おすすめしないですね。

公務員だから

公務員だからという理由で、公立教員を目指すのもあまりおすすめしません。

公務員がいいのであれば、17時退勤の仕事もあるので、そっちを選んだ方がいいかもしれません。

もちろん、教育にやりがいがあるのなら別ですが、シンプルに公務員だけで教員を選ぶのは良くないですね。

さらに、教員には給特法があるので、長時間働いてももらえるお金が一定だったりしますね。

なので、それほど待遇的には良くないかと思っています。

大切なのは公務員だけで選ぶのではなく、教員の仕事が自分に合っているか?で判断することです。

楽しそうだから

楽しそうだからという理由で教員を志望するのもあまりおすすめしないですね。

もちろん教員にも楽しい瞬間があります。子供の成長に関わったり、子供がかわいらしいと感じる瞬間もあるでしょう。

しかし、おそらくそれは一部だと感じています。9割の仕事はしんどいですし、子供の成長に関わる余裕すら感じないかもしれません。

もちろん最初の動機としては「楽しそうだから」でいいかもしれません。

ただ、楽しいだけではなくてしっかりと厳しい現実があることを理解しておいた方がいいかもしれません。

就活失敗したから

就活を失敗したからという理由で、教員を目指すのも良くないかと思っています。

割と時期的な問題もあって、民間企業の就活と教員採用試験って両立しやすいと思っています。

僕自身も、実際に両方やっていたりしましたね。

ただ就活に失敗した時の保険として「教員」を目指すのは良くないかと思います。

民間の企業で求められるスキルと、教員で求められるスキルは全然違うように感じるからですね。

就活がダメだったら、領域とか、違う業種にしてみるとか、もう少し違った工夫をしてみると、また違ったことが見えてくるかもしれません。

待遇悪いけど、自分なら平気

「教員の待遇が悪いけど、自分なら乗り切れる!」と感じている人もいるかもしれません。

もちろん教員の仕事を始めてみたら想像以上に合っていることもあるでしょう。思ったよりも楽に感じるかもしれません。

ですが、教員の待遇の悪さは想像以上のように思います。教育に熱い人もいて、待遇が悪くても平気だと思うかもしれません。

しかし、教育に熱意のある人ほど、体調を崩したり病気になりやすかったりすると思います。

教員は事務仕事も多いので、思っていたものとは違う仕事だと感じることもあるでしょう。

少し適当なくらいのほうが、仕事に合っているかもしれません。

ポジティブな志望動機を

ポジティブ 志望動機

上記で志望動機について書いてきました。

基本的に面接官に伝える際には、ポジティブな志望動機を心がけた方がいいですね。

そして、誠実さをしっかりと伝えていくことです。

「教員に〜をしてもらい、自分も恩返しをしたいと思った。」「教員の〜な指導に感動した」とか、教員にとって嬉しいコメントをしていくと、採用されやすくなるかもしれません。

教員に限らずですが、志望動機については結構多く聞かれるポイントかと思いますので、前もってどんなものがいいのかをじっくりと考えていけるとベストですね。

ぜひ今回の記事も参考に取り組んでもらえれば幸いです。

まとめ

志望動機は、しっかりと考えることで結果が変わってくると思います。

ぜひ今回の記事を参考にしてもらえれば幸いです。

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