職員室に入るときの子供の言葉は一言でいい【教員が全然ダメ】

職員室 挨拶 アイキャッチ 教員

職員室に入るときの挨拶を徹底している学校は多いと思います。

先日、そんな挨拶に関して、以下のようなツイートをしました。

割と真実かと感じているので、以下で詳しく解説したいと思います。

2〜3分で気軽に読める内容になっているかと思うので、ぜひ見てみてくださいね。

職員室に入るときの子供の言葉は一言でいい

子供 言葉

タイトルにある通りですけど、基本的には職員室に入るときには一言だけでいいです。「失礼します」だけでもいいです。というか、子供が学校での主役なわけなので、わざわざ挨拶をする必要はないわけです。

「先生ちょっと!」でも「教室きて!」でもなんでもいいのです。でも、教員が自分の自己満足で「失礼します!」と言わせているわけですね。完全に意味がないわけです。

また、支援のインクルーシブの視点で考えると、職員室での挨拶は不要なことにすぐに気付けるはずです。よく、職員室の前に長くだらだらと挨拶文を書いている学校があります。職員室に入る前にそれを読まなければいけないのです。

ただ、到底支援級の子が読めるような長さではありません。だからこそ、一言でもいいし、支援級の子に関しては挨拶をせずに職員室に入ってもいいと思います。

大事なのは子供の負担をしっかりと無くしてあげることですね。そういった配慮や優しさがないと、教員としては、全然ダメだなって感じますね。

一言でいい理由

一言で いい

では、職員室に入るときの挨拶が一言でいい理由としては、どんなものがあるのでしょうか。

もう少し詳しく見ていきたいと思っています。

読めないから

1つは、文字を読めないからです。たとえば、職員室に入るときの挨拶を長文で、しかも漢字で書いてある学校もあるかと思います。

そんな長い文章を子供がよめますかね?高学年であれば読むことができるかもしれません。ただ、低学年の子だと、読むのに負担がかかると思います。

何度も言いますが、職員室に入るわけです。たった職員室に入るそれだけの作業で、長文を読まなければいけないのです。こんなの苦行でしかないです。

だったら、ムダな挨拶なんてしないでパッと先生を呼べた方がいいし、挨拶を読む分の時間や労力を他のことに費やした方がいいでしょう。

ただ、疲れるだけで終わってしまいます。

時間のムダだから

職員室の長文を読むのは時間の無駄もあります。たとえば、高学年で優秀な子であれば、割とパッと読んで職員室に入れるでしょう。

ただ、低学年だと、そうはいきません「〜年〜〜〜組の〜〜〜ですえーっと、えーっと」みたいな感じですごく時間がかかるわけです。

そして、間違えたりすると先生から「違います、やり直し!」とか言われるわけですね。マジでムダな作業だなって感じたりします。

子供としても、早く要件を先生に伝えたいのに、職員室で足止めを食らっては、ストレスが溜まるだけです。

そんなことをしているから子供の問題行動は増えるし、不登校も増えるんです。教員は余計なところで子供にストレスを与えすぎです。

教員側の自己満足だから

先ほどから挙げているように、職員室の挨拶なんて無くしていいんです。挨拶の意味はないし、職員室に子供が入ることは、何も悪いことではないからです。

じゃあなんで子供に挨拶をさせているかというと、教員の自己満足が大きいです。「失礼します!」「〜先生はいますか」とへり下った態度を子供にとらせることで、なんとなく教員が偉くなった気分がしてくるわけです。

子供が一生懸命に自分に向けて挨拶をすると、子供としては大変だけど教員は気持ちがいいわけですね。そんな自己満足に付き合わされているわけです。

ただ、そんな教員の事情に合わせなければいけない子供たちは本当にかわいそうですよね。

今すぐ、挨拶の文化をなくして欲しいと思っています。

支援級の子が苦しいから

先ほども書いたように、支援級の子の負担になるのも大きいです。教員としては「職員室に入る挨拶なんて簡単に読めるでしょ・・・」と軽く見ているかもしれません。

ただ、重度の知的障がいのある子などにとっては、職員室の文章を読むのも一苦労だったりするわけです。そういった子供の気持ちに気づけない教員が非常に多いのが残念です。

これからの時代はインクルーシブ教育が進むので、すべての先生が障がいを持った子の気持ちを理解できなければいけません。

ただ、まだまだ発達障がいに関しての理解が薄い先生は多くいるように思いますね。

しっかりと勉強していかないとダメだと持っています。

教員も仕事の手を止める必要があるから

教員は忙しいんですよね?SNSとかを見ると「忙しい!」「大変だ!」という主張を山ほど見つけるんですが、だったら職員室の挨拶もやめればいいのでは?と思います。

子供が来た時に、たとえば自分に向かって挨拶をしているのであれば、教員も手を止めなければいけないわけです。その間は教員も仕事ができないわけですよ。

だったらば、挨拶をなくして早く子供の要件を聞いて、教員が早く動いた方がいいです。業務効率化にもなります。

いちいち、長い時間、誰も得しない職員室での挨拶をする意味がわからないんです。

本気で見直した方がいいと思いますよ。

大切なのは内容ではなく、挨拶してるか

内容 挨拶

教員は、長い文の挨拶をどれだけ正確に言えたのかを大事にしている気がします。ただ、本当に大切なのは挨拶をしているかどうかです。

挨拶をしっかりとして、職員室に入る。その意識が子供についているなら、もう合格点なわけです。それ以上、何も求めなくていい気がします。

さすがに何も言わずに、ズカズカと職員室に子供が入るのは問題かもしれませんが、ある程度しっかりと挨拶できているならOKでしょう。何も問題ないです。

教員も、それくらい広い心を持ちつつ、子供のことを見ていけるといいんじゃないかと感じますね。

ぜひ実践してみてください。

まとめ

職員室の挨拶は、もっとシンプルでOKです。

今後は、そんな風にしていきましょう。

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