フリーランスをやっていると「即レスを心がけましょう」「すぐに返信をすると、仕事がたくさん取れます」みたいな情報が多くあるかと思います。
僕自身も実際に働く中で、早く返信する大切さは実感しています。
ただ、
- 全部の案件に返事を返さなければいけないの?
- 即レスについて、もう少し詳しく知りたい
上記のように考えている人に向けて、現役ライターの立場から解説を行っていきたいと思います。
2〜3分くらいで読めるかと思いますので、ぜひ見てみてくださいね。
即レスは、テンションが上がる案件だけでOK

タイトルにも書きましたが、即レスをするかどうかはテンションが上がるかどうかで判断しましょう。
言い方を変えると、つまらなそうな案件に関しては、返信を後回しにするor返信をしない。形で問題ありません。
興味のある案件であれば、自分が楽しめるのもありますし、よりクオリティの高い仕事ができる可能性が増えるでしょう。なので、自分のためにも確実にやっておくべきなのです。
ただ、他の人との仕事の奪い合いが生じる可能性があります。なので、スピーディーに発注してもらえるように、とにかく返事をすぐにするように心がけましょう。
そして、楽しい案件だけで満たして、楽しく働けるようにするためにもう1つ大事なことがあります。それが「つまらない案件」への対応です。
思考停止でどの案件にも即レスをすれば、本当に大事な案件への対応がおろそかになってしまうでしょう。人間の能力には限界がありますから、大事なことをやるために不要なものは切っていく必要があります。
即レスについて

即レスについては、他にもいろいろと重要なポイントがあったりします。
個人的な気づきなども含めつつ、いろいろ書いてみたいと思います。
基本は大事
まず、基本的には即レスってめちゃ大事です。特に自分で仕事をとる人などは、即レスは絶対に欠かせないことを覚えておくといいです。
僕自身の感覚で言うと「即レスと営業力」の2つがあれば、たぶんある程度仕事ができてしまうと思います。成果が出ていない人ってスキルとかを重要視するはずです。
でも、自分のスキルや持っているものを知ってもらうためには、そもそも仕事が取れないと話にならないですね。
そう考えると仕事を取るためのスキルである「即レス」は欠かせません。
大前提として、即レスを心がけるのは非常に大事なことです。
大事にされすぎてる
その一方で、「即レス」があまりにも大事にされすぎている側面はあると感じています。
とにかく「いつでもすぐに返事を返すことがビジネスマンとして優秀だ!」といった主張ですね。もちろん、僕もそれ時代には賛同です。
ただ、即レスをしない勇気も同じくらい大事だと思っています。
たとえば、事業を始めたばかりの人であれば、仕事がなかなか取れないケースが多いはずです。そんな状況であれば、自分に依頼してくれた人に対してすぐに返信を返すのは重要です。
一方で、ある程度事業を続けた人であれば仕事が依頼されるケースは増えてくると思います。ただ、重要な仕事の中に、自分のビジョンとかけ離れた仕事が紛れ込んでいるケースがあります。
いらない仕事に関しては、毅然とした態度で切るのも重要でしょう。
消耗していないか
即レスは結構大事ですが、そもそも返信に消耗していないかどうかも大事です。
即レスが必要だからといって、いつもメールボックスに張り付いてチェックしているようでは本業の仕事に影響が出てしまいますよね。
そうではなく、自分の無理のない範囲で返信を返していくことが大事です。メール以上に大事なこともたくさんあるでしょう。
即レスの意識が身についている人であれば、そもそも返信は早くなっているかと思うので、大丈夫かと思います。
あまり焦りすぎて消耗しないように気をつけましょう。
作業が手についているか?
メールを返すのって、実は結構頭を使う作業だと思います。文章を考えて、それを打ち込むので、割と労力がかかりますよね。
僕の実体験からすると、メールを1通返すだけでも、他の仕事の生産性が落ちることがあります。そういった状況は避けるべきでしょう。
先ほども挙げましたが、最優先は自分がやるべき作業なので、それの影響が出ない程度に返していく必要があります。
メールによって、自分の仕事が悪い方にいったのであれば、送り方を改善するようにしましょう。
即レスが必ずしも良いとは限らない場面もあります。
大事なものだけに返そう
メールに関しては、大事なものだけ返すようにしましょう。
たとえば、「文章を読んでも意味わからないな」「態度が高圧的だな」「つまらなそうな案件だな」と感じることは、普通によくあることかと思います。
いつも楽しい案件ばかりであればいいですが、そうもいかないのが実情でしょう。ただ、言い方は悪いですが、どうでもいい案件に労力を取られるのは、結構マイナスの部分も大きいのです。
よく経営者とかが「損切り」という言葉を口にしますが、個人事業主などにも当てはまっていて、自分にとって損でしかない案件は無視することも重要です。
大事なものは何か。自分は何がしたいのか?を常に考えて向き合うようにしましょう。
自分のメンタルを最優先しよう

ということで、仕事をする上で全般的に言えることですが「自分のメンタル」をしっかりと考えていきましょう。成功者やすごい人がやっていることを安易に真似してもうまくいかないでしょう。
自分の性格などもありますから、合わないことをやれば苦しくなるはずです。苦しければ結果的に継続できなくなるので、良いことはないでしょう。
即レスについても、基本的には良いとされているし、僕自身もメリットは実感していますが、ただ、「即レスは必要ない」という意見もあるのは事実です。
結局のところ、試してみつつどっちが自分に合うのかを考えていかなければいけません。
その際の判断基準としていいと思うのが「自分にとって楽か」「仕事がやりやすくなったか?」ということでしょう。
即レスを導入していくか、考えてみてくださいね。
まとめ
楽しい案件にだけ、返信を早く返せばOKです。
とにかく自分のことを考えて、仕事をしてみてくださいね。

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