WEBライターが絶対にやっておいた方がいいのが、「損切り」です。これができるかどうかで、いい仕事が取れるのかが変わってきたり、ライターとしての仕事の楽しさが大きく変わったりもしてきます。
ただ、損切りって難しいし、かなり勇気がいることだとも思っています。
- WEBライターの損切りの基準について知りたい
- 損切りした方がいい時ってどんな時なの?
上記のように考えている人に向けて、元教員の立場から記事を書いていきたいと思います。
2〜3分くらいで気軽に読めるかと思うので、ぜひ見てみてくださいね。
WEBライターの損切りの基準について

損切りというと、株や投資のイメージが大きいかもしれません。いわゆる株などを買ったけど、なかなか上がりそうにないので、傷口が広くなる前に負けを認める。みたいなものです。
他にも起業家とかでも、成果が上がらない事業にお金を使い続けても仕方がないので、思い切ってバッサリと切ってしまうようなイメージですね。とてもスッキリするかと思います。
ただ、この「損切り」はWEBライターに関しても言える話です。というか、僕の経験上「損切り」をしないと、成果が出来にくとは感じています。
損切りの基準については、僕も失敗したくないと感じたことがあっていろいろリサーチした過去もありました。ただ、答えはなかったです。
要は、自分自身で見つけていくしかないということです。
ただ、ある程度の基準が分かってきた部分もありますので、今回はそんな内容について書いていくことができたらと思っています。
損切りした方がいい時

損切りについてですが、基本的には少しでもテンションが下がったと感じた場合はすぐに切った方がいいです。
続けても、上向きになるとは感じられないからですね。もう少し具体的に見ていきたいと思っています。
面白くない
1つ目は、案件そのものが「面白くない」ケースです。常に最高に面白い案件を見つけるのは難しいかもしれません。ただ、「ある程度楽しめる」「書き続けても辛くない」案件を選ぶべきです。
そもそも、WEBライターを始めた人は、好きで始めたわけですよね?だったらば、ある程度の条件であれば、案件を楽しく感じるはずなのです。
案件を楽しめない時点で、そもそも相性が悪いことになってきます。面白くない案件を続ければ、書くのが嫌になってしまうはずです。
WEBライターを途中で挫折する人って、そんな風につまらない案件を無理やり続けていることが原因として大きいと感じます。
そうではなく、面白くないと感じたら、すぐにスパっと切っていくことが重要になります。
クライアントが威圧的
あとは、クライアントが威圧的なのも結構大きい部分だと感じています。特に初心者のWEBライターとかだと勘違いしている人も多いと思いますが、クライアントとライターは基本的には対等です。
クライアントが上司、ライターが部下だと感じている人が山ほどいるわけです。だから「クライアントに満足してもらえるように頑張ります」という意識があります。
ただ、別にブラック企業に勤めているわけでもないので、そんな意識を持つ必要はまったくありません。
ライターを大事にできないようなクライアントからは、秒速で逃げていった方がいいわけです。失礼なクライアントには途中から返信を返さないくらいでもいいでしょう。
そういった毅然とした態度で損切りをすることで、ライターもスッキリしますし、クライアント側もライターへの接し方を改善するようになります。
他の仕事に影響が出てる
ライターの仕事をしている人は、1社から収益を得ているケースは稀かと思っています。多くの場合は複数社とやりとりをしているでしょう。
ただ、嫌な案件が1つでもあったりすると、その分時間を取られたり、精神的にも消耗してしまいます。結果的に、どんどん生産性が下がるので、最悪の場合は納期に遅れたりするかもしれません。
これはとてももったいないことです。また、新しく良い案件のオファーなどがあっても、対応できる余裕もなくなってしまうでしょう。
WEBライターは常に楽しく、健康的に自分のことを考えて働いていく必要があります。そういう意味では、ちょっとでも自分の仕事に悪影響を感じたときには、すぐにでも切った方がいいのです。
WEBライターはもっと自己中でも大丈夫ですよ。
健康を害している
これは結構最悪なケースですね。さすがにここまで酷い人はあまりいないかもしれませんが、健康を損なっているようであれば案件を切るようにしましょう。
たとえば、嫌なクライアントからのパワハラなどでメンタル不調になったり、案件のことを考えて、夜に眠れなくなってしまう。そこまでして、案件を受け続ける必要はないです。
特にサラリーマンなどであれば補償があるかもしれませんが、フリーランスでWEBライターをやっている人は自分の身を自分で守る必要があります。
健康を害して働けなくなるのは、結構ダメージが大きいわけですね。
そういう意味でも、自分の体をしっかりと労わる必要があります。
自分のお金がマイナスになってる
かなりベテランのライターにはなるかもしれませんが、外部にライティングを委託しているケースもあるかと思います。
そうすると、度重なる理不尽な修正対応とかでお金はもらえないのに、外部の委託先には外注費を払い続けなければいけないケースが出てくるかと思います。
どんどんとマイナスが膨らんでいくので、かなり辛い状態ですよね。ただ、未払いのクライアントとかってどうしても出てきてしまうので、払ってもらえる見込みがないなら外注費が膨らむ前にキッパリと損切りをするようにしましょう。
お金はマイナスにはなるかもしれませんが、精神的な余裕ができるので、新しく良い案件が取れるようになるかと思います。
損切りによって、自分の気持ちが明るくなる方が何倍も大切です。
損切りの勇気は大切

ということで、損切りの勇気は大事にしていきましょう。WEBライターとして収益がなかなか上がらない中で、目の前の案件をバッサリと断ることは大変だと思います。辛いでしょう。その気持ちは非常によくわかります。
ただ、そこの勇気を持つことで行動力がグンとアップしてくると思いますし、仕事に対してもやる気が出てくると思います。楽しさを感じることでしょう。
楽しみながら働くことで、どんどんと作業の効率もアップしていくように感じています。そのような感覚は、個人で稼いでいく上では絶対に持っておくべき視点でしょう。
まずは、「きついなー」と思いながらも、目の前の案件をバッサリと切ってみてください。きっと新しい景色が見えてくるはずです。
自分を大事にしながら、働くようにしてみてくださいね。
まとめ
WEBライターの損切りは欠かせない部分です。
今回の記事を参考にしてもらえればと思っています。

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