20代で教員を退職したいという人は多いと思います。
教員の現実に、驚いたりもしますよね。
- 20代の退職で、退職金は多くもらえた方がいいよね。
- 20代が多くもらう理由が知りたい
上記のように考える人に向けて、元教員の立場から分析をしていきたいと思います。
3分程度で簡単に読める内容となっていますので、ぜひ見てみてくださいね。
20代教員の退職金は値上げすべき

タイトルの通りですね。
20代の教員の退職金は、もっと値上げした方がいいと思っています。20代の人に対するリスペクトが、教育現場では足りていないな〜というように感じます。
20代の教員こそが優秀であり、20代の教員が多くの仕事をしていると言っていいでしょう。
定年間際の教員は立場こそ上かもしれませんが、若手に助けてもらっている部分も多いかと思います。
優秀な20代であれば、1年分の働きが、60代の5年分くらいに匹敵すると思っています。
それくらい優秀な20代はいます。
それくらい貢献してくれるわけですから、しっかりと見合った金額を退職金として渡す必要が出てきます。
そこに関しては、絶対にケチってはいけない部分だと感じますね。
値上げすべき理由

では、実際に値上げすべき理由としてはどんなものがあるのでしょうか?
以下のことが理由としては挙げられる感じですね。
見ていきましょう。
優秀だから
1つは優秀だからですね。
20代の教員は優秀な人が多いように思います。
年配の先生とかって、結構わがままな人が多いですが、20代はそういう人とうまくバランスをとりながら働けていると思います。
委員会活動なんかも、若手がメンバーを決めたりするわけですが、不仲の先生同士は一緒に組ませないなど、気遣いもすごいです。
飲み会に関しても店を決めたり、幹事でしきったりしています。年配の先生はどっしり座っているだけです。
こういった活動量を見ても、若い先生が本当に優秀なんだと感じています。
貢献しているから
シンプルに貢献しているのもありますね。
年配の先生とかだとわがままな人が多いので、派閥を作っていたりします。
こういった時の関係調整役として、若手の先生が大活躍したりしますね。たぶん、年配の先生だけだと仕事にならないと思います。
職員室とかでも普通にケンカとかが起きると聞きますし、コミュニケーションが取れなくなるでしょう。
こういった際に活躍しているのが「若手」ですね。それぞれの派閥にうまいことついたり、不仲の先生の仲を取りもったりもしているのです。
たくさん貢献している点からも、しっかりとした給料を払うべきです。
採用した責任があるから
これも大きいですね。
若手の先生などだと「配属ガチャ」などもあると思うので、行った先の学校で合う合わないなどもあると思います。
ただ、公立だとせっかく採用されたのに、行った先の学校に合わずにすぐに辞めなければいけないケースも出てくると思います。
これは、採用した側としてはとても無責任です。
せめて、退職金をしっかりと保障してあげて、採用する側の責任やプレッシャーを感じてほしいところです。
見直す必要があるでしょう。
今後の生活を保障する必要があるから
20代教員が退職した後に大切になってくるのが、今後の生活です。
もちろん若いですから、すぐに就職先が見つかるケースもあるでしょう。
その一方で、なかなか働く場所が決まらないこともあるかと思います。そういった時に、しっかり雇った側が生活を保証してあげる必要があります。
1〜3年くらいで辞めると、退職金もあまり貰えないかと思います。
なので、今後の生活のために、もっと退職金を値上げした方がいいです。
若手のがすごいから
先ほどからずっと書いてはいますが、若手教員は非常に優秀です。
たぶん、仕事量から行くと年配教員よりも優秀なんじゃないかと思います。
称号はベテラン教員の方があるかもしれませんが、実際の仕事量は少なかったりします。ほとんどの仕事を若手に押し付けているケースもあるでしょう。
そんな状態なら、ベテランの給料を減らして、若手の退職金に充てた方がいいです。
有意義な使い方をしていきましょう。
若手の優秀さ
若手の優秀さについてはしっかりと評価されるべきです。
ベテラン教員が若手をいじめて、結果的に若い先生が辞めてしまうこともあるでしょう。
しかし、とんでもない話です。自分がどれだけ若い先生に助けられているかを、ベテランの先生はしっかりと把握しないといけません。
そういった意識の低さでは、本当にダメだな〜と感じたりしますね。
若い人への見方をしっかりと変えていきましょう。
もし若い人が退職するのであれば、年配の先生はたくさん助けてもらったわけですから、自分たちの給料を差し置いてでも感謝を伝えないといけません。
退職金に、どんどん回していくようにしましょう。
まとめ
20代教員の退職金は、見直すべきポイントです。
今回の記事を参考に取り組んでもらえればと思います。
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