教員を辞めるか迷っている人は多いかと思います。
退職して、どんな生活になるのかは気になるポイントですね。
- 教師が退職するメリットについて知りたい
- いい生活が待っているって本当?
上記のように考える人に向けて、元教員の立場から教師を退職するメリットについて解説していきたいと思います。
3分程度で簡単に読める内容となっていますので、ぜひ見てみてくださいね。
教師を退職するメリットについて

教師を退職するメリットについてですが、精神面と体の面でかなり健康になることが挙げられます。
楽しく、教員の仕事にやりがいをもって働いている人は別かもしれません。
しかし、多くの人は教師の仕事に不満をもっていたり、他の教員や保護者のグチなどをいって過ごしていることかと思います。
このような環境で仕事を続けていてもいいことはないでしょう。
また、コロナを通して教員の仕事がかなり増えましたが、一向に改善される気配もありません。今後仕事が楽になる見通しがもてれば、少しはやる気になるでしょう。
しかし、教員の労働環境に希望が見えないのも大きなストレスですね。
教員ほどのブラックな環境は民間ではほとんどありませんので、退職することによって、より幸せに楽しくなることが期待できるでしょう。
退職後の生活

では、実際に退職するとどんな生活が待っているのでしょうか。
以下は、僕自身が実際に退職してみて感じた内容です。
順番に見ていきましょう。
時間に余裕
1つは時間に余裕ができる点です。
教員だと子供が来る前には出勤していないといけないので、7時〜7時半くらいの出勤が多いと思います。
しかし、多くの企業は9時〜9時半くらいの出勤だったりします。
まず朝の時間が違いますよね。ゆっくり起きて睡眠時間を確保できるでしょうし、のんびりコーヒーを飲んで朝の時間を過ごせるかもしれません。
また、教員の業務量は異常です。
違法なくらいたくさんの仕事量が教員に降りかかっています。それなのに、ニュースにもほとんどなったりしません。常に仕事に追われているので、時間に余裕がないわけです。
しかし、民間企業だとあまりに業務量が多いと問題となるわけなので、仕事量もセーブされています。
なので、教員を辞めることで時間にたくさんの余裕をもつことができます。
イライラしない
僕が教員時代に、定年退職した先生が「教員辞めてからイライラしなくなった」と話しているのを聞きました。
教員ってそんなにイライラする仕事なの?と思いましたが、僕自身が実際に辞めてみてわかりましたね。教員を辞めてから、一気にイライラすることが減りました。
心が平穏になったって感じです。
イライラしていると、家族とかにも八つ当たったりしてしまいますし、他の人との人間関係がどんどん悪くなってきます。
イライラすることで、失っているものって結構大きいと思うんですよね。
なので、心が落ち着いて普通生活ができることで、人生の幸福度のようなものもグッとあがっていくと思っています。
細かいことで怒られない
教員の世界にはどーでもいい細かいことにこだわっている先生が一定数います。
書類の文章表現とか、教室が散らかっているかどうかです。
書類なんて伝わればいいし、教室は綺麗でも汚くても、教師の力量次第でどうにでもなります。
そして困ったことに、そういう細かく子供の指導に影響のないことに多くの教員が従わなければいけなかったりします。
従わなければ注意されます。
辞めれば、どうでもいい細かいことで怒られないようになるので、かなりストレスフリーになると考えていいでしょう。
自分に自信がつく
職員室って、嫉妬文化だと思っています。
誰かの幸せとか成功を嬉しく思うんじゃなくて、それを妬む力の方が強くあります。
そのため、多くの教員が妬まれないように失敗談や自虐的なことを多く言ったりします。
言葉のパワーは大きいので、そういったネガティブな言葉を口にするうちに、だんだんと自分に対する自信を失ってくるのです。
これは本当に良くないことですね。
教員を辞めると、多くの人が温かい心で自分に接してくれたり、他人の成功を喜んでくれる人が増えます。そういう人が周囲にたくさん現れるのです。
結果的に「自分ならできる気がする!」とたくさんの自信が湧いてくるのです。
仕事がラクになる
教師を辞めれば、仕事がラクになるとも思っています。
冷静に考えたいのが、教師よりもきつい仕事って他にそんなにないということです。
もちろん、教師を辞めて転職した先がブラック企業である可能性もあるでしょう。
そういう場合は、もう一度苦しい思いをしないといけないかもしれません。
ただ、教員の仕事よりは確実にラクだと思います。
民間であれば、労働量が多すぎる場合は問題になるわけですが、教員だとそんな感じでもないですね。
どんどん増えている現状があります。
なので、仮にブラック企業だとしても楽にはなるでしょう。
教員できれば他でも通用する

教員を退職するって、結構勇気がいると思います。
仕事を変えるわけですから、かなり緊張感はありますよね。
ただ、僕が教員を辞めて実際に感じてるのが「教員できるなら、他の仕事でも普通にできるよね」って話です。
教員の仕事って、想像以上にレベルが高いんですよ。
特にメンタル面で強化される部分が多くて、長時間労働だし、ずっと座っているわけじゃなくて運動会やイベントの準備などで体を動かしたりもします。なので、精神的にかなり強化される仕事でしょう。
言い方とかもストレートな人が多いので、メンタル強化されます。
あとは仕事内容も多岐にわたります。パソコンなどで文章も打ちますし、授業もたくさん行います。
僕がやってるようなライター業にも活かせるでしょうし、授業はプレゼンとかのスキルにも活かせたりします。
教員は幅広くスキルを身につけられる仕事な訳で、3年以上とか続けたら普通に強者になってると思ってます。
まとめ
教員を辞めればかなりいい生活が待っています。
今回の記事を参考にして、退職を検討してみてはいかがでしょうか。
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