授業中でもトイレに行かせない先生はいるとも感じたりします。また、トイレに行かせたりするものの、その後に子供を怒る先生もいるはずです。
ただ、トイレに行きたくなるタイミングはコントロールできないので、子供が安心して行ける環境を整えてあげるべきです。
先日、以下のツイートをしました。
今回は、そんな内容について細かく見ていきたいと思っています。
2〜3分くらいで気軽に読める内容となっているかと思いますので、ぜひ見てみてくださいね。
授業中でも必ずトイレには行かせるべき

授業中でも、必ずトイレに行かせましょう。先ほどから書いてある通りですね。そして、トイレに行かせないのは体罰になるので、ほぼ全員の教師がトイレに行かせているはずです。
僕のツイートのリプでも、きちんとトイレに行かせているという教員はいましたが、そんな教員たちがしっかりと気持ちよくトイレをさせているのが疑問です。
「自分の授業を邪魔された!」「なんで休み時間に行かせないんだ!」と怒っている人も多くいると思うわけですね。それは、トイレに行かせたことにはカウントされないでしょう。
子供としても大きな精神的苦痛を感じていると思えるわけです。
なので、生理的な現象についてはしっかりと安心できる環境を作るべきなんですが、そういった当たり前のことすらできない教員が山ほどいるのは残念ですね。
不登校が過去最多になるのも、トイレのように、仕方がないことを教員が制限してしまっているのが大きな原因だと思っています。
そこは改善しないといけませんね。
行かせなきゃいけない理由

では、トイレに行かせなければいけない理由としては、どんなものがあるのでしょうか?
もう少し細かいところまで深掘りしたいと思います。
体罰になるから
1つは、体罰になるのが非常に大きな要因だと思います。たぶん、教員の中にも時代遅れな人はいるので、つい「トイレはだめ」と言ってしまう教員もいるように思います。僕も見てきました。
ただ、「体罰になる」というのはしっかりと受け止めなければいけません。体罰に関しても、昔は結構許されていた部分がありました。
かなり隠蔽されながら、体罰を行っているケースもあったと思います。ただ、今は体罰に関してもかなりオープンになっていますよね。
少しでも暴力と見られる行動があれば、すぐにマスコミなどに晒されてしまう部分があります。トイレを我慢させることについても例外ではないでしょう。
教員人生を終わらせることになりかねないので、非常に注意が必要だと感じています。
生理現象だから
先ほどから書いていますが、生理現象なのも大きい部分です。たとえば、「汗をかくな!」と子供に言ったとしましょう。これは明らかにおかしいことがわかりますよね。
汗をかかないなんて無理に決まっています。それと同じで、排泄についても我慢をすることなんてできないのです。そこを制限する教員は明らかにおかしいでしょう。
「別に子供にトイレを我慢させてもいい」と思っている先生は、普通に自分がトイレを我慢してみればいいのです。かなり辛いと思いますし、ひどい場合は膀胱炎などになってしまうはずです。
病気のリスクもあるわけですね。そこまでして、トイレに行かせない理由が分からないです。
しっかりと、子供のことを考えつつ対応してほしいところですね。
子供がかわいそうだから
シンプルに、子供がかわいそうなのも大きいです。たとえば、仮にトイレを我慢させても体罰にはあたらないとしましょう。(あくまで仮にですが)
そうすると、自分の授業をしたいからという理由で、我慢させる教員は山ほど増えてくるように思います。ただ、子供はどんな気持ちがするでしょうか?
すごく辛いですし、学校が嫌になってくると思います。トイレに行かせてもらえない学校なんて、刑務所にも近いでしょう。
そういう無理なことをするから、学校でのストレスが溜まっていじめや不登校が増えてくるんだと思います。すべての原因は教員にあります。
しっかりとそこを自覚して、子供に優しく接してほしいと思ったりするところです。
保護者に迷惑だから
保護者にとっては、子供は楽しく学校に行ってほしいでしょう。そして大切な我が子なわけなので、健康面にもしっかりと気を遣ってほしいわけです。
ただ、排泄を我慢させることは保護者にとってもマイナスです。可愛い子供を傷つけられたら、親も怒って当然でしょう。
そういった無意識に子供や保護者が嫌がるようなことを、教員は山ほどやっているように感じます。
だからこそ、保護者だっていろいろと反発してくれるわけです。ただのモンペなんてほとんどいなくて、保護者の苦情にだってしっかりと理由があるわけですね。
保護者が喜ぶようなことをするのは教員の重要な仕事の1つなので、しっかりと子供のことを気遣いつつ行動するようにしましょう
授業に集中できないから
たとえば、授業中に子供がトイレに行けば授業の邪魔をされたと感じる教員も多くいるはずです。ただ、トイレを我慢させれば、その子は授業を聞くことができなくなるでしょう。
トイレのことしか考えられなくなるはずです。そっちのほうが、トータルで見るとよっぽどマイナスだと思うわけです。いいことがないでしょう。
だったらば、より快適な状況で授業を受けられるようにまずは便所に行かせてあげることの方がよっぽど大事です。
教員は、そのあたりの優先順位がしっかりとつけられていないのが本当に残念ですね。
どうすればベストな選択肢なのかを、じっくりと考えていくようにしましょう。
休み時間に行くべきことは指導しておこう

ただ、好きな時間にトイレに行けばいいのは違うと思っています。しっかりと休み時間の間にトイレに行って、授業の時は授業に集中させることが欠かせません。
トイレに行く子供が多いクラスもいるかもしれません。おそらくそういう子は、担任がしっかりと指導ができていない可能性があります。そこはしっかりと教育を反省しないといけないでしょう。
特に便所に行く回数が多かった場合は、子供のせいにしてやつ当たる教員が山ほどいるように感じます。ただ、それは大きな間違えで、教員がしっかりと振り返る必要があります。
トイレ指導についてもどういう言葉掛けをすれば子供に響くのか、どういう伝え方をすればいいのかなどを真剣に考えていくようにしましょう。
そのスタンスが、教員自身の成長にも繋がってくるはずです。
まとめ
授業中にトイレに行くことは、とても大切なことです。
しっかりとそういった環境を作っていけるように心がけていきましょう。

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