教員の特殊勤務手当は値上げすべき【修学旅行は15万円がベスト】

特殊勤務 アイキャッチ 教員

教員の特殊勤務手当が安すぎると感じている人は多くいるかと思います。

あまりに見合っていないような感じもしますし、少しおかしな感じもしますね。

  • 教員の特殊勤務手当を変えてほしい
  • 値上げすべき理由が知りたい

上記のように考える人に向けて、元教員の立場から記事を書いていきたいと思います。

3分程度で、簡単に読めますので、見てみてください。

教員の特殊勤務手当は値上げすべき

特殊勤務 値上げ

タイトルの通りです。教員の特殊勤務手当については値上げすべきだと思っています。

シンプルに安すぎるからですね。ただでさえ忙しかったり特殊な仕事なわけですが、安いようでは割りに合わないでしょう。

一日の時給に換算すると、時給が最低賃金を下回る可能性もありますので、これではいけないと思いますね。

教員の仕事を見下しているとしか言えないように思います。

また、あまりに賃金が低すぎる場合は教員のモチベーションが下がってくることにもつながってきます。そうするとやる気がないことに加えて、子供たちを安全に見てもらえない可能性も出てくるわけですね。

この状況だけは、なんとしても避けなければいけません。しっかりと見直す必要があります。

修学旅行だと、1回15万円くらいがベストかと思っています。

値上げすべき理由

値上げすべき 理由

では、なぜ教員の特殊勤務手当は値上げすべきなのでしょうか。

理由としては、いくつか挙げられます。順番に見ていきたいと思います。

移動が必要

まずは、移動が必要なことですね。

移動については、負担的にも大したことないだろうと感じるかもしれません。しかし、そんなことはありません。

普段は職員室や教室で仕事をしている人が、外に出て環境が変わるだけでも、かなり大きなストレスになります。

猛暑だったり、寒かったりすればかなり体力も消耗しますよね。そういった部分を配慮して、しっかりと値上げを検討すべきだと思っています。

移動して行うことは、かなり大きなことだと思っています。

普段と違う

特殊勤務手当については、普段の仕事と違うものについて支払われたりします。

そのため、特殊勤務手当ももっと払われないとダメですね。

普段と違う仕事をすることは、かなり大きな負担になりますよ。

修学旅行だと、たくさん歩く必要が出てくるでしょうし、部活動だと他校の先生との関わりがあったりします。

これは必要以上にストレスがかかることだと考えていいでしょう。簡単にできることではありません。

そういった内容をしっかりと踏まえると、特殊勤務手当についてもっと増額してもいいのではないかと感じるのです。

気を遣う

シンプルに、気遣いをたくさんしなければいけないのも大きいですね。

普段の職場だと同じルーティーンの中で働いているので、比較的楽に感じる部分もあったりします。

しかし、たとえば校外学習などに行くと、教員のイレギュラーな動きもすごく多くなったりします。

他の教員が何をしているのかを常に見張っていないといけません。必要があれば、すぐにパッと動いて手を差し伸べる必要も出てきます。

そういったさまざまな面を考えると、非常に負担も大きくなるわけですね。

結果的にストレスも溜まるので、特殊勤務手当は増額すべきです。

病気の子への配慮

これ、結構大切なポイントです。

学年の中には、大きな病気を持っている子もいたりします。基本的には養護教諭も一緒に修学旅行に行くとは思いますが、とはいえ、担任がしっかりと見ていなきゃいけない部分も大きかったりします。

特に子供によっては命に関わるケースもあります。

修学旅行などは、寝ている間に教員が何度か様子を見にいって確認することもあるでしょう。

もちろん教員の負担もありますが、命に関わる仕事でもありますから、しっかりと報酬を払うべきだと言えます。

働く責任に対して、報酬がもらえていないな〜と感じるわけです。

寝られない

シンプルに、寝られないのも大きいと思っています。

特に修学旅行などの体力が必要な場面では、教員もぐっすりと寝て体力を回復したい部分でもあるでしょう。

しっかりとした体力がなければ子供を見るのも難しくなります。

しかし、実際はそんなに寝られていないんじゃないかと思います。大して寝る時間も取れていないでしょう。

先ほど書いた、子供を見る必要などもありますし、気を張っていて寝付けないケースもあると思います。子供を見張る役目も必要でしょう。

睡眠はかなり大事な部分だと思うので、そう考えるともっと報酬がもらえてもいいと感じますね。

見合った報酬を支払うべき

見合った 報酬

特殊勤務手当に限ったことではないと思いますが、教員の報酬に関しては理不尽な部分も多くあると思います。

「どう考えても、割りに合わないだろ〜」的な部分が多くあるわけですね。給特法なんかもその1つだと思っています。

ただ、これだとどんどん教員の待遇が悪くなっていますし、教員の志願者も減ってくるでしょう。

結果として、子供たちに良い教育をすることができなくなってしまいます。この事態は、しっかりと防ぐべきだと思いますね。

大切なのは、そういった小さな料金体系をしっかりと見直していくこと。

お金に関する問題は大切ですから、それらを見直すことで、いろいろ見えてくるものがあるかと思っています。

まとめ

特殊勤務手当は、大切な問題の1つです。

しっかりと見直していけたらと思っています。

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