人と話をするのが疲れてしまったり、それによって会話をするのが億劫になるケースもあるかと思います。
自宅で1人でいるのが、ホッとしている人なんかもいるのではないでしょうか。
ただ、
- 人間関係で疲れやすいのは1つの長所ではないか?
- 人付き合いが苦手なのは、悪いことなの?
上記のように感じている人も多くいるんじゃないかと思います。
そこで、実際にいろんな人と関わってきた立場から細かく解説したいと思っています。
おそらく、3分くらいで気軽に読める内容になっているかと思っています。
人間関係に疲れやすいのは長所です

タイトルの通りですけど、人付き合いに疲れるのは基本的には長所ですね。というのも、それだけ相手のことを考えながら接しているからです。
なかには、人付き合いが好きで、たくさん他の人と話していても疲れない人もいるかもしれません。もちろん、そういった一部の天才的な人はいるかもしれませんが、大抵の場合は多くの人と関係を持てば疲れてしまいます。
そして、少しネガティブな見方ですが、友達が多すぎる人とか、人と話しても全然疲れない人って、割と鈍感な人が多い気がします。他人が困っていても表情から読み取れないとか。
もちろん、そんな人たちばかりではないですが、人と話していて疲労感があるということは、それだけしっかりと相手のことを考えられているということです。
それは紛れもなく魅力的なことだし、自信を持っていいポイントだと言えるでしょう。
コミュ力高くて社交的な人を見て、劣等感を持つ必要はないですね。人付き合いに疲れてしまう人にも、相応の魅力があります。
人付き合いが疲れる

人付き合いに疲れてしまう人は、実は世の中に結構多くいるんじゃないかと思っています。
以下で、もう少し詳しく分析していきたいと思っています。
性格的なもの
まず気をつけてほしいのが、人付き合いに疲れてしまうのは「性格的なもの」ということです。僕自身も、社交的な人に憧れて、そういった人を目指そうとしたこともありました。
ただ、すごく疲れてしまいますし、なんとなく空回りしてしまう実感がありました。割とおとなしい人とかって、コミュ力ある人に憧れて、無理していろんな人に話しかけまくったりすることもあるかと思います。
ただ、個人的には人間関係が得意かどうかって、性格によるものが大きい気がします。なので、無理して社交的になろうとしても、自分が消耗するだけで、いいことはない気がします。
それだったら、内向的で自然な自分でいていいと思いますし、そういう自分と仲良くなれる人を探せばいいだけです。
無理して友達を増やしたり、人間関係を大事にしすぎるのが良いこととは限りません。
おとなしめな人?
人間関係が苦手で悩んでいる人って、大抵はおとなしい人が多いんじゃないですかね。おとなしい自分ではいけないと思って、必死で変えようとしているケースが多いということです。
前向きでガンガン話しかける人が良いと思われがちですが、決してそんなことばかりではないですね。まずは、たくさん話す必要はないし、自分のできる範囲で、合う人と話すクセをつけていくといいと思います。
そうすると、自然体な自分に合う人が寄ってくるようになりますし、会話も楽になるでしょう。おとなしい人は、自分と同じようにおとなしい人と話す方が気が楽だったりします。
必ずしも、社交的な人だけがすごいわけではありません。
自分らしく過ごすことが結構大事な気がします。
誠実な人が多い
人間関係に疲れてしまう人って、かなり誠実な人が多くいるんじゃないでしょうか。誠実だからこそ、一言の重みを大事にするし、発する言葉もかなり気を遣っているんじゃないかと思います。
相手が言った意見とか、考えも懸命に聞こうとするのではないでしょうか。そして相手も、自分の話をたくさん聞いてくれる人は嬉しくなってしまうので、ついキツい言葉をつかったり、場合によっては説教みたいなこともしてしまうわけです。
そんな感じで真面目な人ほど、人間関係におけるダメージをたくさん受けてしまうわけですね。
ただ、本来は誠実な人の方が好感度も高いと思いますし、いろんな人から信頼されるんじゃないかと感じます。
だからこそ、人付き合いに疲れるのは、それだけ真剣に相手に向き合っているからであって、自信を持つべきポイントだったりします。
周囲からは好印象
僕の周りでも、人間関係に疲れてしまったとか、人付き合いに向いていない。と感じる人は結構いますし、それがきっかけで人付き合いがラクな仕事に転職した人とかもいます。
ただ、そういう人って大抵の場合はコミュニケーション力が高かったりします。「人付き合い、全然上手じゃん!」と驚くことは多いです。
つまり、自分が人間関係が苦手で疲れ切っていたとしても、周囲から見ればそう感じないケースもあるわけです。むしろコミュ力高いと思われているケースもあるわけですね。
自分がどれだけ人相手が苦手だと思っていても、周りはそう感じていないケースもありますから、全然前向きに捉えてOKだと思いますよ。
社交的に感じる人ほど、実は裏では人間関係の悩みを抱えていたりするものです。
たくさん相手のことを考えている
先ほども書きましたが、人間関係が苦手な人ほど相手のことをたくさん考えていると認識していいでしょう。
「こんなこと言って大丈夫かな?」「相手は不快な思いをしないかな?」と考えを寄せるからこそ、疲れるし、体力を使うわけですね。
ただ、それだけ気を遣ってくれれば相手にとっても嬉しいわけで、相手が喜んでくれているのであれば、それはコミュニケーションが上手だということです。
だからこそ疲れてしまう人ほど、自分を讃えてもいいわけですね。相手のことを気遣える人は、どんどん人生も上向きになってくるんじゃないかと思います。
周囲の人のことを考えられる人が人間的にも成熟していると考えていいですね。
人付き合いがラクな仕事を探すのもアリ

ただ、あまりにも人付き合いに疲れてしまうのであれば、それも問題かと思います。人付き合いに追われてしまって、肝心の仕事がおろそかになってしまうのであれば良くないですね。
そんな人は人付き合いがラクな仕事を探してみるのもいいでしょう。世の中にはコミュニケーションが重要な仕事と、そこまで必要でない仕事があります。
僕は今、WEBライターの仕事をしていますが、この仕事は比較的人付き合いも少ないですし、執筆の時は基本1人でやっていることが多いです。
孤独を感じるデメリットもあるかもしれませんが、人間関係をラクにしたい人にとってはベストな仕事ともいえるでしょう。
よかったら、検討してもらえたらと思っています。
まとめ
人間関係に疲れても、それをネガティブに捉える必要はありません。
ぜひ、自分の強みとして考えてもらえればと思っています。

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