教師の仕事が辛いと感じている人は結構多くいると思います。
毎日たくさんの仕事が降りかかってきたりしますし、本当に嫌になったりするところですよね。
- 教師の仕事が辛いって本当なの?
- 教師の仕事が辛い理由について、細かく知っていきたい
上記のように考える人に向けて、元教員の立場から教師の仕事について細かく解説していきたいと思います。
2〜3分くらいでサクッと読める内容になっていますので、ぜひ見てみてくださいね。
教師の仕事は辛いです

教師の仕事についてですが、普通にめっちゃ辛いと思っていますね。教員の人は、よく頑張って続けているな〜という印象をもちます。
まずきついのが仕事量ですよね。教員の仕事は、本来は「教科指導と生活指導」をメインに行っていくべきだと感じています。子供の学力を上げることが楽しく感じる人もいると思いますし、そこに教員のやりがいはあるでしょう。
生活指導についても、不良の生徒が自分の指導のおかげでかなり良い振る舞いをするようになったら、それはそれで嬉しいでしょう。
そういった教育の楽しみに憧れて教員になった人は多いはずです。でも、実際はそうではなくてよくわからない事務作業をたくさんしなければいけません。
しかも、教員の事務作業の割合は年々増えている感じもするので、オワコンだと思っていますね。
さらに、労働時間も結構長くて朝の7時半くらいから出勤して、遅い場合は22〜23時くらいまで働いている先生もいるでしょう。
そんな状態では、やばいですね。
教師が辛い理由

では、教師が辛い理由としては他にどんなものがあるのでしょうか。
もう少し詳しく見ていきたいと思っています。
教員の人間関係
1つは教員の人間関係ですね。教員のドロドロした人間関係に疲れ切っている人は多くいるのではないでしょうか。
職場のお局に理不尽なことを言われるケースもあるでしょう。校長室に呼ばれて、ボスからパワハラを受けるケースもあるかもです。コーヒーの濃さが違ったら、ネチネチ指摘してくる先輩もいるかもしれません。
そんな調子で、どーでもいい人間関係に悩まされるのが教員の世界だったりもするわけですね。本来は仕事にたくさん専念していきたいわけで、人間関係に悩むのはもったいない話です。
人間関係が原因で療養休暇に入ってしまう先生もいるでしょう。
本当にオワコンだと思っていますね。
仕事量
仕事量についても、本当にやばいことになっていますよね。上記でも挙げたように関係ない仕事がたくさん増えているのは事実です。
パトロールとか、学力調査とかもあると思いますし、「〇〇教育」という形で理不尽に教員の仕事が増えたりもしています。
この仕事量に対応しきれないために、現場とかもパニックになっているわけですね。かなり改善していかなければいけないポイントでしょう。
ただ、実際は仕事量が増えていく一方で、出口が見えていないのも辛いポイントだと思っています。
辛すぎて、毎日の通勤が辛い教員の人もいることでしょう。
保護者の人間関係
保護者との人間関係がきつい人もいるのではないでしょうか。僕が担任をしていた時は、それほど保護者が嫌ではなかったですが、モンスターペアレントにやられている人もいるでしょう。
昔であれば教員の立場も高かったんで、かなり教員がリスペクトされる立場でもあったはずです。ただ、今は保護者が言いたい放題って感じですよね。
教員も、保護者が言うことには無条件で合わせなきゃいけない空気があると思います。それがおかしな話で、教員のモチベーションが下がる部分でもあるでしょう。
一生懸命指導をしているのに、保護者からクレームが来たら本当に心が折れますよね。
しんどい部分だとは言えるでしょう。
アナログな働き方
アナログな働き方なのも大きいと思います。教員ってずっと古い体制のままで働いていますよね。
業務効率化もできていないんで、全然ダメダメとは感じているところですね。
主に紙を使って仕事をしていたりしますが、基本的にはクラウドツールとかを使って、もっと簡単に仕事をしていくこともできるはずです。そういった工夫ができていないのは、本当にダメなんだなーと感じたりはしました。
保護者とかへも、ずっと電話を使って連絡をしていますよね。留守だったらかけ直す必要もありますし、教員としてもかなり負担なわけですよ。
簡単な事情であれば、文字ツールでサクッと送っておけば、すぐに済む話です。保護者としても、好きなタイミングで見ることができるでしょう。
とはいえ、今後も変わらない気がするんで残念だとは感じていますね。
立場が低い
教員の立場が低いのも、結構大きな問題だと思っています。
学校の先生に関しては、本当に立場が低いですよ。先日、部活動の外部委託の際に、どれだけの金額を外部に支払うのかが検討されていました。
時給としても、割と高額だったような記憶がありますね。教員が部活動を指導するときに手当は出ないのに、外部委託だと高額なお金が出るわけです。
これは、教員が世間からどう見られているのかを、リアルに表していると感じています。
教員に関しては「教員だし、特に手当出さなくても、いいように使えばいいや〜」と国から言われているようには感じますね。
実際に質の低い教員も多いし、見下されているわけです。
転職しても大丈夫

ということで、教員の仕事を転職するのが非常にいい選択肢ではあると思います。
教員を続けていたところで、あんまり得られるものってないように思うんですよね。
仕事のできない教員も多いし、そんな人と一緒にいてもスキルは身につかないと思います。教員が辛いと感じることは、身体からのサインであって、それを信じていくことは大事だと思います。
教員を辞めることで、生活が楽になったケースもよく聞きますし、行動していくことがすごく必要でしょう。
教員を続けていると、自分に自信をなくしたりもするので、「転職しても大丈夫だろうか?」という不安は割とたくさん持つと思います。
ただ、転職サイトなどを見ればわかりますが山ほど仕事があることがわかります。教員以上に、自分に合った仕事も見つけられることでしょう。
自分を変えるためにも、どんどん動いていくことが必要にはなってきます。
まとめ
教員の仕事は辛いし、おそらく今後も変わらないでしょう。
どんどん自分で環境を変えることが大切になりますね。

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