会社で仕事をしている中で、全部を完璧に理解することって不可能だと思います。たぶんわからないこともあったりするし、1人では難しい仕事もあるでしょう。
そんな中で、他の人に何かを聞かれた時に「分かりません」と素直に言うことはできるでしょうか。言えない会社であれば要注意かもしれません。
- 会社で「分かりません」と言えないのは、マズいのだろうか?
- 「分かりません」と答えられることは、どうして大事なの?
上記のように考えている人に向けて、実際に組織で働いてきた立場から細かく解説を進めたいと思います。
短い時間で、サクッと読めるないようになっているかと思いますので、ぜひ見てみてくださいね。
あなたの会社では「分かりません」が言えますか?

たとえば上司から何かを聞かれた時に「すみません、分かりません」と答えられること。これはめっちゃ大事なことだったりします。
というのも、たとえばブラック企業とか、雰囲気の悪い職場だったりすると、そんな風に気軽に答えることってできなかったりします。「なんで知らないんだ!」「それくらい覚えていないとダメじゃん!」というように叱られてしまうからです。
そして、自分が分からなかったことを周囲から責められれば、かなり苦しい思いをすると思います。結果的に、困ったことがあっても周りの人に相談できなかったりするでしょう。
ミスが増えるかもしれませんね。いい会社とそうでない会社の大きな違いは、気軽に自分が知らないことを認められるかどうかだと思います。
何か困った時に、先輩とかに気軽に投げられるのであれば、それはいいところでしょう。
基本的に、会社は助け合いながら働いていくところだと思いますので、しっかりと自分の素を晒け出せることは大事だったりします。
分かりませんが大事な理由

では、「分かりません」と言えることが、どうしてそんなに大事なのでしょうか。
もう少し、細かい理由を詰めていきたいと思っています。
心理的に楽
1つは、分からないと言えることがすごく気持ち的にラクになるからです。もし言えなかった場合は、すべて自分が把握しておかなければいけないので、かなり苦しいでしょう。
また、知らないのに知っているフリをする必要もあるかもしれませんね。そんな状況では、まともに仕事もできないんじゃないかと思います。
自分の心に素直に従って過ごしていくって、すごく大事なことだと思います。そういう意味では、しっかりと知らないことを認めていくことが大事になります。
知らないことをきちんと伝えて、新しい方法を知ることができれば、自分も勉強になりますよね。圧倒的に成長していけるはずです。
数年後の社会人としてのキャリアとかも大きく変わってくると思うんですよね。
ミスしても大丈夫な雰囲気
「わかりません」が言える職場って、たぶん雰囲気がいいんじゃないでしょうか。アットホームな感じがすると思いますし、イライラしている人とかも少ないのではないかと思います。
後輩とかから、「わかりません」と言われた時って、しっかりと説明しないといけないし、教えなければいけないはずです。だから、結構労力を使うんですよね。
なので、めっちゃ忙しかったり、明らかに仲が悪い職場だと、丁寧に教える余裕がないはずです。だから、しっかりと分からないことを温かく受け止めて指導してもらえるのであれば、その環境はすごくいいでしょう。
そして、たぶん一生懸命に頑張った上でミスをしたりしても、それほど怒られないんじゃないかと思います。仕事にミスはつきものなので、広い心で許してくれる環境は大切でしょう。
いい場所で働くことができれば、かなり気分がいいですよね。
仲がいい
仕事がわからないと認めるって、結構勇気がいることだと思います。一応はみんなプロとして働いているわけなので、誰もがある程度のことを知っている前提ですよね。
ただ、それでも自分の弱さを認められるってことは、相当にその職場は仲がいいんだと思います。
実際に僕も、過去に「分からない」といえない雰囲気の職場がありましたが、みんな仲が悪かったです。でも雰囲気のいいところだと、何かが分からなかったとしても、割と笑い話とかになるように思います。
みんなで支え合うようなイメージですね。
そういった、いい環境を目指して就職をしていくべきです。ギクシャクしたところで働き続けても意味がないだろうと感じますね。
仕事に余裕がある
分かりませんと気軽に言えると言うことは、それだけみんな仕事に余裕があるということでしょう。自分が忙しくて、キャパオーバーなのであれば、他の人を見る余裕がないですよね。
なので、仕事がわからない人がいた時とかも、全然助けることができないと思います。
そして、優秀な人ほど、しっかりと仕事を早く切り上げて、他の人を助けたりすることができるでしょう。なので、余裕がある会社には、すごい人が集まっていると言えます。
自分が何か分からなかった時に、他を頼れないのであれば、それは会社としてもオワコンな可能性がありますね。
早めに見切りをつけていった方がいいかもしれません。
優しい人が多い
誰かが困っている時に、しっかりと話を聞くことができる。それは、優しい人の特徴ではないかと思います。そして、優しい人といれば気分が落ち着くし、自分のテンションも上がってくることでしょう。
分かりませんと言った時に、助けてくれるのであれば、そもそも、その会社には人間力の高い人が集まっている可能性があります。
いろいろと勉強になることも多いと思いますし、自分自身を成長させることにもつながるでしょう。
反対に、分からないと言った時に強く怒られたりするのであれば、そんな会社では、「いじめ」が起きている可能性もあるかもしれません。
かなり注意しないといけない気はしていますね。
分からないと叱られる環境は良くない

ということで、人は完璧ではないですよね。だからこそ、分からないことがあるのは、ある意味当然のことです。
特に新人などであれば、何もかも手探りなわけであって、それを周囲の人にノウハウを聞きながら成長していくものでしょう。
一方で、分からないことに答えるのが面倒だからと言って、叱ってくる先輩もいるはずです。そんな人はかなり厄介だと言えるでしょう。
しっかりと後輩に寄り添いながら指導をしたり、一緒に考えたりするのも先輩の仕事に入っているわけなので、そこはこなさなければいけません。
すぐに叱られたりするのであれば、早めに会社を辞めて、もっといい環境に行った方がいいかもしれませんね。
まとめ
仕事が分からないのは、全然悪いことではありません。
ぜひ、気軽に周囲に言えるような場所で、働いていけるといいですね。

コメント