教師の残業は結構きついと感じている人もいることでしょう。
ただ、実際はもっと残業すべきだとも感じたりしますね。
- 教師がもっと残業した方がいいって本当?
- 残業すべき理由について知りたい
上記のように考える人に向けて、元教員の立場から残業について解説をしていきたいと思います。
2〜3分くらいで簡単に読めますので、ぜひ見てみてくださいね。
教師はもっと残業すべき理由

教師については、基本的にはもっと残業するべきだと思います。
今は忙しいですし、教師が大変な気持ちもよくわかります。ただ、大切なのは結果です。教員がしっかりと自分達の仕事ができていない限りは、残業が増えるのは仕方ないことなのです。
毎日のように、しっかりと授業準備をしている教員はいるでしょうか?子供のことを考えて仕事をしているでしょうか?ムダな会話などをしていないでしょうか?
他の教員をいじめることに労力を使っていないでしょうか?もっと効率的な働き方はたくさんありますし、教員自身に責任があるのも事実です。
たとえば、指導要領をクラウド化して、研究授業をなくすのも1つでしょう。会議なんかも、オンラインで時間を決めてやればいいと思います。
運動会の準備とかも、ラインを正確に引こうとしますが、少しズレているくらいでは保護者は気にしないでしょう。
言い方は悪いですが、そういったポイントに気をつければ残業は減らすことができます。
ただ、現状は教員の働き方にそういう変化はないんで、残業するしかないですね。仕方ないです。
残業すべき理由

では、残業すべき理由としては他にどんなものがあるのでしょうか。
さらに詳しく見ていきたいと思います。
仕事が終わっていない
1つは仕事が終わっていないからですね。「教員の仕事は終わりがない」と感じる人も多くいます。
しかし、基本的にはそれは嘘だと思います。教員の仕事に終わりはあります。終わるまで仕事ができていないだけです。
なので、残業をしてもいいので、しっかりと最後まで終わらせるようにしましょう。
大体は、「子供の対応→事務仕事→授業準備」みたいな感じで流れがあると思います。多くの人は事務仕事が終わる段階で22〜23時くらいになっているはずなので、授業準備ができないでしょう。
ただ、深夜になったとしても授業準備をするのです。それは、毎日のように授業を受けている子供たちに対して、誠意を見せることに繋がるからですね。
人手が足りないから
シンプルに教員の世界は人手が足りないのもあると思います。
教員の採用試験倍率も下がっていますし、療養休暇で休んでいる先生もいることでしょう。かなりカツカツな状態で仕事をするケースもあると思います。
そうすると、人数が少ない分、仕事が終わらなかったりしますよね。一人の先生がたくさんの仕事をこなすことにも繋がってくるでしょう。
ただ、だからといって仕事をサボって良いわけではありません。人数が足りないのは言い訳にはならないわけですね。
なので1人一人の先生が残業の量を増やしてたくさん働きつつ、対応していく必要があります。
効率化の必要性がわかるから
教員の残業の量が多いのって、ベテランの先生の責任だと思います。
ベテランの先生の中には、若い先生に仕事を押し付けて自分は早く帰る人とかもいますから、効率化を図って仕事をする意味がわかっていないのです。
なので、ベテランの先生とかも、どんどん残業をしましょう。そうすると「こんな生活続けられない!なんとかしなきゃ!」ということで、ITを取り入れたり、不要な仕事を削ったり、ムダな雑談をしなくなるでしょう。
ベテランの先生の方が影響力があるんで、その人たちの意識が変わらないとダメです。
そのためにも、まずはベテラン勢に、たっぷり残業をさせましょう。
満足のいく教育ができていない
教師が、満足のいく教育を提供できていないのも理由としてはあるでしょう。
子供の中には、楽しんで学校に行っている人はどれくらいいるでしょうか?多くの子は、「学校はつまらない」と思いながら、嫌々通っていると思います。
不登校の数が増えていることからも、それは明らかですよね。
子供の状況とかって変わっていないので、厳しいようですが教員の責任だと思います。
結果を出していないんだったら、教員はもっと努力をしないといけないです。
たっぷり残業をしつつ、自己研鑽していきましょう。
面白い授業を考えてほしい
子供は勉強をしに学校に来ています。学校でのほとんどの時間を授業をしながら過ごします。
つまり、勉強を上手に教えるのは、教師として最低限やっておかなければいけないことです。これができなければ教師としては失格だと思います。
ただ、教科書の赤本だけを見ながら進めているようでは、教師としてはダメなのです。ちゃんと子供の実態に合わせつつ、オリジナルの授業を毎日考えなければいけません。
そういった積み上げがなければ、数十年後に大きく成長していくこともできないでしょう。
毎日残業をして、試行錯誤しつつ面白い授業を作っていきましょう。教師として成長する上でとても大事なポイントです。
教師はサボりすぎです

教師は残業が多いといいますが、厳しいようですが基本的には「サボりすぎ」だと思っています。
黙々と仕事をすればすぐに終わる仕事でも、「他人の悪口・保護者の悪口」などを言いながら過ごしているから残業をすることになるのです。
僕は教員時代には黙々と仕事をして、18時くらいには終わっていましたよ。
そういった効率化を図りつつ集中することは、教員に求められているように感じます。
自分の働き方を反省しつつ、過ごしていく姿勢はすごく大事になってくるように思いましたね。
まとめ
教師はもっと残業すべきです。
たくさん仕事をしつつ、自分を成長させていくようにしましょう。

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