教師の残業時間が少ないと感じている人も多いと思います。
教員としては、たくさん働いているつもりかもしれませんが、保護者や子供の中にはもっと働いてほしいと感じている人もいるはずです。
- 教師の残業時間って少なすぎない?
- 残業時間を増やした方がいい理由ってある?
上記のように考える人に向けて、元教員の立場から残業が少なすぎる理由について解説をしていきたいと思います。
3分くらいで簡単に読める内容となっていますので、ぜひ見てみてくださいね。
教師の残業時間が少な過ぎる理由について

教師の残業時間が少なすぎる理由についてですが、結論から言うと「仕事ができていないから」だと感じます。
教員に関しては全然仕事ができていないですね。もっとしっかりと働かないとダメですよ。
まずデータとしていじめや不登校が増えているということがあります。教員は授業を頑張る傾向がありますが、授業は子供が学校に来て初めてしっかりと行えるものですよね。
そもそもいじめや不登校によって学校に来なかったり、学校で安全に過ごせていないようでは、どれだけ授業を頑張っても意味がないのです。
不登校についても、子供に原因があると思っている教師もいるでしょうし、いじめについても隠蔽している教師もいます。
そんなことをしているなら、残業を増やして、しっかりと子供に寄り添う時間を持った方がいいと思うわけですね。
残業時間を増やすべき理由

では、残業時間を増やすべき理由としてはどんなものがあるのでしょうか。
もう少し詳しく深掘りしていきたいと思います。
仕事ができていない
1つは仕事ができていないことが大きくあるでしょう。さっきも書いた通りです。
仕事をできていなくて、改善しなきゃいけない意識が教員にあれば、まだマシです。
ただ、子供のこととか保護者のことはどうでもよくて、とにかくラクしようとしている教員も多くいるわけですね。
これでは、いつまで経ってもしっかりと仕事をすることはできなくなるでしょう。お菓子を食べたり、だらだらと職員室で他の教員と話しているようではダメなのです。
そんな状況であれば、0時になろうと、深夜1時とかになろうと、教員はもっと働いた方がいいと思います。子供がかわいそうだからです。
きちんと働かないのであれば、残業代を増やして対応すべきだと思っています。
授業の準備をしていない
授業の準備をしていないのも結構大きいですね。授業って毎日行うわけですし、子供にとっては非常に重要なことなわけです。
学校での大部分を占めているのが授業なわけですね。ただ、この授業の準備をしていない教員も結構多くいます。
事務作業が多いとか、授業以外にしなければいけないことが多いということで、授業準備をサボっているのです。
ただ、これは甘えですね。どれだけ忙しくても、教員はしっかりと授業準備をしなければいけません。
職員室にいる間は事務作業ができないのであれば、家に帰ってから授業準備をすればいいのです。平日にできないのであれば休日にすればいいのです。
ちなみに僕は休日を削って授業準備をしていました。
それくらいの意思がないと、教員になってはいけないと思っています。
割と暇だから
教員って、実は結構暇なんですよね。忙しいと教員は言っていますがほぼ嘘ですね。
民間企業のエリート層とかが、教育現場に入れば、「もっと効率化できるやん!」とツッコミを入れたくなると思います。
おしゃべりしながら働いていたり、どうでも良い仕事をダラダラこなしていたりします。それで忙しいと言っているわけですね。
ただ、ダラダラ働いているのは完全に自己責任なんで、そんなの知ったこっちゃないです。
仕事が終わらないのであれば、きちんと残業を増やして対応していけばいいんです。教員はもっと働けばいいだけの話です。
意外と暇なんで、残業を増やしても大丈夫ですよ。
子供に寄り添っていないから
教員はきちんと子供に寄り添っているでしょうか。
ただ、1日子供と接して、なんとかしのいで、放課後に職員室に戻ったら忘れてしまっている教員も多くいるように思います。
それだと、ダメなんですよね。ちゃんと子供に向き合う必要があるわけです。とはいえ、子供に向き合う時間がなくて困っているケースも多いと思います。
教員はやるべきことも多いと思うので。
だからこそ、残業を増やせばいいんです。23時で仕事が終わるのであれば、23時から25時くらいまでは子供のことを話し合う時間をとればいいんです。
教員の事情なんて知りません。大事なのは子供ですから。保護者は子供の命を教員に預けているわけなので。
ちゃんと子供に向き合いましょう。
不登校の子が増えているから
先ほども書いたように、不登校の子が増えているのもかなり大きな問題だと思っています。
不登校の子が増えているのは、教師に9割型の責任があります。学校現場では子供に寄り添っていないし、しっかりと子供の声を聞いていないからですね。
そうであれば、不登校の子に寄り添うことをすればいいのです。たとえば、放課後に子供の話を聞く時間を取るとか、職員室で不登校の子とやりとりする時間を持てばいいと思います。
今の現場では、事務作業をすることが第一優先になっていますよね。でもそんなのいつでもできるわけですよ。
だったら、放課後の18時くらいまでは不登校の子と寄り添う時間にして、そのあとの時間を事務作業などに充てていくといいと思います。
工夫が大事ですね。
仕事できないなら辞めよう

上記で仕事のスタンスについて書いてきました。
とはいえ、教員の仕事はハードだと思います。上のような働き方は到底できない人もいるでしょう。
そういう人は、遠慮なく辞めるのがベストだと思っています。辞めるのは悪いことではありません。
子供に失礼な状態で教員を続けていても、あまりいいことには繋がらないように思います。
自分が楽しめる働き方をした方が、自分も周りも幸せにすることができるでしょう。
キャリアを見直してほしいと感じるところですね。
まとめ
教員はもっと働いた方がいいですね。
どんどん残業を増やしていくようにしましょう。
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