貯金は大事だというのは聞いたことがある人も多いと思います。生活にも余裕が出てくるのでいいものだったりしますよね。
とはいえ、教員も貯金をした方がいいのかというのは迷うポイントだと思います。
- 教員として働きながら貯金をする方法が知りたい
- 具体的な貯金の体験談はないだろうか。
上記のように悩む人に向けて、元教員の立場から記事を書いていきたいと思います。2分程度で簡単に読むことができますので、ぜひ見てみてください。
教員は積極的に貯金しましょう

結論から言うと、教員の人も積極的に貯金をした方がいいといえますね。
以下で、具体的な理由について解説したいと思います。
転職の選択肢が増える
転職の選択肢が増えるのは、理由としてとても大きいですね。たとえば貯金がなかった場合は生活のために働かなくてはいけなくなります。
そのため、転職のことを考えるのはリスクが大きすぎるでしょう。また、上司から振られた仕事についても断ることはできません。
教員の世界では他の人から頼まれた仕事を断っている人も結構見かけますが、貯金がない人にとってはそれは難しいでしょう。
職場の人との関係が悪くなって、勤務できなくなったらまずいですからね。
貯金があれば辞めたり仕事を断ることができるので、気持ち的にもかなり余裕が出てくると言えます。
いいことでしょう。
辞める勇気が出る
教員はかなりブラックな仕事だといわれていますね。辞めたいと考えている人も多くいるのではないでしょうか。
とはいえ、辞めるのはかなり勇気のいることだったりします。今の環境を変えるのは消耗しますし、転職先ですぐにうまくいくかどうかも分かりません。
そんな時に必要なのが「貯金」です。辞めた後に最悪仕事がすぐに見つからなかったとしても、貯金があればある程度の期間をしのぐことができるでしょう。
教員の状況は、今後さらに悪くなっていくのではないかと思います。先生の仕事量もすごく増えてきていますよね。
いつでも辞める勇気をもっているということはとても大切なことだと考えられます。
具体的な貯金の方法

では、具体的にどうやって貯金をしていけばいいのでしょうか。
主に、3つのことを意識するといいです。
給料が入った時
給料が入ったら、すぐに貯金をするように心がけましょう。
月の貯金額をあらかじめ決めておいて、給料が入った時に別にしておくのです。生活費がいくらかかるかにもよりますが、月に5万円程度は貯めておきたいところですね。
給料を使ってしまい、残った分を貯金に回す方法もありますが結構レベルが高いです。つい使ってしまったりするもんなんですよね。
なので、最初から別にしておくのがベストな方法です。
飲み会を控える
教員の飲み会はできるだけ控えるのがおすすめです。学校によっては飲み会がかなり多くあったりします。この分を断るだけでも、かなり出費を抑えることができるでしょう。
僕は結構、教員の飲み会に参加していましたがメリットは少なかったように思います。あまり参加する必要はないと感じましたね。
とはいえ、なかなか断るのが難しい場面もあると思います。学期の最後にある飲み会などは、ほとんどの先生が参加することでしょう。関係が悪くなるかもしれないので、断れないケースもありますよね。
そんな場合は仕方なく出席するしかありませんが、できるだけ断るように心がけていきましょう。
趣味
日頃のストレスを解消するために、趣味を楽しんでいる人は多いと思います。健康的に働くためにも、趣味は欠かせないものだったりしますね。
とはいえ趣味の選び方についても、できる限り気を配るようにしていきましょう。たとえば、本物の車をカスタマイズするのが趣味な人と、車のプラモデルが趣味の人では必要な金額が変わってきますね。
貯金をしていくにはできるだけ、趣味にかかるお金を抑えていくことが大切になります。
なかなか趣味を変えるのは難しいことかもしれませんが、貯金をしたいという人はぜひ考えてみてくださいね。
貯金できた後にやること

では貯金ができた後には、どうすればいいのでしょうか。
筆者のおすすめは教員を退職することです。というか、貯金が貯まってくると教員を辞めたくなる人が多いと思います。教員の環境は結構まずいですし、生活費のために働いている教員も結構多くいますね。
なので、貯金が貯まったら教員を退職することも視野に入れていきましょう。
退職後は以下のことをすると、かなり成長につながると思います。
ITスキルを身につける
教員の働き方は、結構アナログなことが多かったりします。ベテランの先生の中にもITがあまり好きではない人もいて、ITが遅れがちな傾向があります。
筆者も実際に教員を辞めてみて、ITを使うとこんなに便利に働けるのかと驚きました。今はリモートでプログラミングやライティングなどの仕事もできますよね。
ITスキルを身につけることで、かなり働きやすくなります。教員以上に快適に感じる人も多いかもしれませんね。
しばらくは貯金を切り崩す生活になるかもしれませんが、ITスキルを身につけて稼げるようになれば割と生活も楽になるかと思います。
旅に出る
教員をやっている時の長期休みなどを利用するのもいいですが、退職後に旅に出るのもおすすめです。
教員の時は毎日職場と家の往復だったと思います。教員の世界がすべてなのかと感じたと思いますし、どうしても視野が狭くなってしまいがちですね。
旅にでると、リラックスすることができます。教員の仕事がほんの一部だったことに気づけることでしょう。よい刺激を受けるかと思います。
コロナの状況なども合ってなかなか難しい部分もありますが、コストを抑えつつ旅に出てみるのもすごくいいことです。
まとめ
今回は教員が貯金するメリットや、貯金後にやることなどを解説してきました。
ぜひ、参考にして取り組んでもらえればと思います。