自閉症の子は支援学級でどんな感じなの?【元支援級担任が解説】

自閉症 支援級 アイキャッチ 保護者

自閉症の子が、普通級でどんなふうに過ごしているのかは気になるところだと思います。

支援級での様子は、保護者の方なども知りたいところですよね。

  • 普通級での過ごし方が細かく分からないだろうか。
  • 具体的に、自閉症の子に絞って見てみたい。

上記のように考える人に向けて、元支援級担任の立場から記事を書いていきたいと思います。

2分程度で簡単に読むことができますので、ぜひ見てみてください。

自閉症の子は支援学級でどんな感じなの?

支援学級 アイキャッチ

自閉症の子の様子については、学校での場面ごとに特徴があります。

それぞれ書いていきたいと思います。

まずは朝に登校してきた時ですね。基本的には周囲の人にあまり興味はもっていないので、特に目も合わせずに教室に入ってくることが多かったりします。

保護者の人と一緒に登校してくるケースも多いですが、その場合は保護者の人に促されて挨拶をすることがありますね。「先生に挨拶は?」みたいな感じで促している親が多いです。

授業の準備やランドセルをしまうなど、しっかりと事前指導ができている場合はその通りに動いてくれます。何もしなくても進めてくれたりするので、その点は割と楽かもしれませんね。

その後は、子供によってやることが違っていてクラスの友達に会いに行くこともあれば学校中のトイレをチェックしに行く場合もあります。

いずれにせよ、それをやらないと気が済まないといった様子ですね。やらなかったりするとパニックになってしまうケースもあります。

自閉症の子については、学校での見通しを持つのが結構難しかったりするので朝のうちに予定を確認している先生とかもいますね。

子供と一緒にチェックしておくことで、1日を割とスムーズに過ごすことができます。

勉強中

勉強中も、基本的には自分のペースで取り組んでいる子もいますね。

学習自体が苦手ではないことも多いので、プリント課題などを渡しておくとひたすら解いているケースが多いす。

ただ友達の意見を聞いたり、友達の発言について自分の考えを言ったりすることは難しいので話し合いの授業などはかなり難しく感じるかもしれません。

自閉症の子が割と苦手なのが「何かを待つ時間」だったりしますね。授業などの中では、先生を待つ場面が多くあります。先生も1度にたくさんの子を見ることができないので。

そういう時に自分から先生を呼びに行ったり、パニックになってしまうことはありがちです。

もちろん先生も注意していますし、支援員の方が1対1で見ているケースもあります。

ですが、なかなか待つのが難しいのはありがちだったりします。

そして、自閉症の子は授業の流れがしっかりと決まっているかどうかで、落ち着きやすさが決まります。

たとえば、「課題→終わったら遊び」というようにしっかりと流れができている場合は割と落ち着いて過ごすことができます。

ルーティーンのような形ですからね。

反対に、授業によってやることが全然違ったりするとパニックになることが多かったりします。

給食

給食についても、1人で黙々と食べていることが多いです。

給食中に友達とトラブルを起こしてしまうケースもありますが、自閉症の子は比較的落ち着いて過ごしているのでかなり接しやすいと感じるはずです。

給食着に着替えるなどの準備が結構多くありますが、自閉症の子はスムーズにできている場合がほとんどです。ルーティーンなので、かなり楽なのでしょう。

自閉症の子が注意すべきなのが、「偏食」ですね。結構激しかったりします。給食によっては1品しか食べないなども考えられるのでかなり苦労します。

教員も寄り添いつつ「食べてみようか」などと一緒に支援をしたりしますが、結構限界があったりします。

「偏食」については、学校と親が協力しつつ対策をしていく必要があるかもしれませんね。

帰り

帰る時についても、かなり支度が早かったりします。

ランドセルなどの準備は毎日しているので、ぜんぜん慣れているといった様子ですね。

ただ、自閉症の子の場合は時間で動いていることが多かったりします。なので、授業が少しでも長引いたりするとすぐにランドセルの準備をして帰ろうとしたりしますね。

教員も授業をピッタリの時間で切り上げる必要があります。

挨拶などについても問題なく行うことができるので、友達や教員にしっかりと挨拶をして帰っていきますね。

放課後デイなどにいく場合は、自分からスタッフのところに行きます。問題なく行動できる場合がほとんどです。

コミュニケーション

自閉症 コミュニケーション

自閉症の子の場合は、学校生活を割とスムーズに過ごせることが多いと思います。

ただ、コミュニケーションについては特徴があることが多いので気を配った方がいいかもしれません。

基本的には、オウム返しと言う形で質問したことがそのまま帰ってくることが多いです。

  • 「この課題はできる?」→「この課題はできる」
  • 「行ってらっしゃい」→「行ってらっしゃい」

というように、相手が同じ言葉を返してくることが多いです。そのため、相手に何かを質問したり何かを聞き出したりするのは結構難しいかもしれません。

普段も1人の自分の世界で過ごしていることが多いですね。

自分からコミュニケーションを取ることは少ないですが、友達からの声かけには反応したり答えることも多いです。

なので、周囲の働きかけは結構大切だったりしますね。

まとめ

今回は、自閉症の子の普通級での様子などを解説しました。

ぜひ今回の記事も参考にしてみてくださいね。

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