こんにちは。まつむしです。
今日は教員が異動した後にどんなことに注意したら良いのかについて書いていきたいと思います。

異動後は不安がいっぱいあるなあ。
前の学校の話は出さない

今の学校ではこんなシステムでやってるの?前の学校ではそんなやり方ではやらなかったのにさあ。

なるほど。でも、前の学校の話は異動後にはあまりしないほうがいいぞ。
1つ目は、前の学校の話を出さないということです。
異動してみると、どうしても異動前の学校と比較してしまいがちです。
その気持ちは分かりますが、これはNGです。
なぜなら、学校にはその学校にいた年数が長い方が力をもっていることが多いからです。
もちろん、年齢による先輩後輩は存在しています。
しかし、年齢が同じくらいだとその学校に長くいる人ほど力がある傾向があります。
例えあなたがベテランであるとはいえ、新しく勤務する学校ではまだ、来たばかりになります。
なので、まずは異動先の学校のやり方に合わせることを意識してみましょう。

新しい学校のやり方に合わせた方がいいんだね。
自分の仕事は後回し
異動したら、机周りの準備や教室の準備など、自分の仕事でやりたいことがたくさんあると思います。
ただ、自分の仕事は後回しにしましょう。
異動先の先生たちは、まだあなたが来たばっかりでどんな先生なのかが分かりません。
そして、早く一緒に仕事をしていきたいと考えているはずです。
なので、まずは異動先の職員・学年の先生方との関係づくりを1番に考えた方がいいと思います。
場合によっては、あまり必要を感じない仕事だったり、ただの雑談だったりするかもしれません。
それでも、異動後の先生方との関わりを大切にしましょう。
ある程度人間関係ができていたほうが圧倒的に仕事がしやすくなります。
そして、万が一あなたが仕事でミスをしてしまった時などに助けてもらえる事が多くなります。
異動後に、いきなり関係を築くのは難しいと感じる方もいると思います。
その気持ちもわかります。
ただ、自分の意識として、異動先の先生方との関係作りがとても大切であることは意識しておくと良いと思います。

自分の仕事よりも、周囲の先生との関係づくりを優先するといいと思います。
どんな雰囲気かを見極めよう

異動後もだいたいは前の学校と似ているだろ?

意外と違うところもたくさんあるので要注意ですよ!
私は、何年か教員の仕事をさせていただきましたが、学校によって雰囲気が違うというのをすごく感じます。
ある学校ではOKなことも、この学校ではNGということも多くあります。
それぞれの学校で大事にしているものが違うのです。
なので、異動したらその学校がどんな雰囲気なのかをよく見るようにしましょう。
例を挙げると、1つ目の学校はすごく体育会系の学校で、職員が常に立って動いているようなところでした。
座っていると「もっと周囲を見て、動きなさい」みたいな感じでとにかく動くことを大切にされていました。
また、上下関係も厳しく、電話は後輩が出なければいけない。という雰囲気でした。
しかし、2つ目の学校はわりとゆるい雰囲気で上下関係もそこまで厳しくはなかったように感じました。
座って仕事をしていてもそんなに問題はない。みたいな感じでした。

学校によって雰囲気が全然違うんだね。

かなり違ってくると思う。
だからまずは、その学校の雰囲気についてよく見てみよう。
他人を観察しよう
異動後、しばらくして落ち着いてきたら、職員をよく観察しましょう。
「困ったら誰に聞いたらいいか。」
「誰の仕事は優先した方がいいか。」
「この人はどんなことで怒るのか。」
見ていくことで、仕事がしやすくなることが多くなると思います。
特に、困ったら誰に聞いたらいいか。はとても重要です。
他人に何かを聞かれることを嬉しく思う人と、「仕事に集中したいから聞かないで!」というタイプの人がいます。
誰に聞いたら良いかというのはよく考えて、見ておいた方がいいと思います。

あのー、1つ聞きたい事があるんですけど・・・。

ムリ。

・・・。
お菓子を忘れずに持っていく
異動後は、挨拶の機会だったり、年度始めの会などがある学校が多くあります。
その時には、「お菓子を持っていくようにしましょう。」
これは、私の体験談ですが、「異動後の最初の日に自分だけお菓子を持っていき忘れた。」
という恥ずかしい経験をしたことがあります。
まあ、しっかりしている方は大丈夫だと思うんですけど、初日には忘れずにお菓子を持っていったほうがいいと思います。

集まりとかがあると、お菓子持ってきた人の名前も発表されたりするから、気をつけてねん。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、「教員が異動後に注意するべき5つのコト」について書いてみました。
異動後はいつもよりも緊張したりして、分からないことも多いと思います。
ただ、まずは無理せず自分の身体を大切にして過ごしていただければいいかなと思います。
ではまた〜♪