「校長先生の話が長い」と感じている人は多いと思います。
長い話をずっと聞いているのは、かなり大変だったりしますよね。
- なぜ校長先生の話はあんなに長いのだろう
- 話が長くなる理由はあるのだろうか
上記の疑問を持つ方に向けて、元教員の目線から解説をしていきたいと思います。
この記事を読めば、校長先生の話が長くなっても我慢できるようになるかもしれません笑
3分程度で読めますので、ぜひご一読ください。
校長先生の話が長いのはなぜか
私自身も、子供の頃から校長先生の話は長いなあ〜という印象はありました。
大人になって教員になってみると、校長先生の話が長い理由が分かってきました。
以下で4つの理由を挙げましたので、見てみてください。
話の長い人が偉くなる
教員の世界では、「話の長い人が偉くなりやすい」です。
普通は、話は簡潔で短いほど良かったりしますよね。
仕事の会議などで長々と話されたら、嫌な気持ちがすると思います。
しかし、教員には話が長い人が結構たくさんいます。
会議などでも、1つの企画について延々と話し続けるような教員もいたりします。
本来であれば誰かが止めたり、時間を気にしたりするものでしょう。
しかし、長々と話す教員の方が「頑張って仕事をしている・よく調べている」という良い評価がされたりします。
そのため、アピールをするために多くの先生が長々と話したりするのです。
結果的に校長先生も長話をしてしまうのです。
長く話をしても、平気な環境
学校現場は「長時間労働」が当たり前になっています。
そのため、時間を気にしてコンパクトに話をまとめたり効率化を図ることが少ないです。
もちろん、みなさんの周りにも話の長い人はいますよね。
とはいえ、就業時間がしっかりと決まっているはずです。
定時を過ぎる前に、ある程度話をまとめることも多いかと思います。
その点、教員だと定時を過ぎても会議が続いていることもあります。
時間に対する意識が低いんですよね。
そのため長く話をしていても、あまり影響がないのです。
こういった環境のせいで、校長先生も長く話すクセがついていることがあります。
周囲の空気を読まない
教員の多くは、周囲の空気を読まないという特徴があります。
もちろん周りに気づかいのできる教員もいます。
しかし、校長先生レベルになると空気を読まないくらいのメンタルじゃないとやっていけなかったりします。
学校にはいろんな子がいて、保護者にもいろいろな人がいます。
自分のメンタルを守るために、マイペースを貫いている教員は多くいます。
校長先生も同じです。
校長先生が長く話をしていると、子供たちは退屈そうにすることがあります。
しかし、基本的にマイペースな校長が多いのでそれに気づかなかったりします。
自分の話に酔っているケースもありますね。
そんな事も、校長先生の話が長い理由だったりします。
話が好き
校長先生は、シンプルに「話好き」の傾向があります。
そもそも学校の先生はみんなの前で話すわけですから、話好きの人は多いのです。
学校の先生の中にも校長先生のような管理職を目指す人もいれば、クラス担任をしたいというタイプの人もいます。
校長先生を目指す人は、全校生徒の前で話をするのが分かっていますよね。
そのため、自分の話をたくさんの人に聞いてもらいたいという話好きの人も多くいるのです。
まとめ
校長先生の話が長くなるのには、しっかりとした理由があります。
今回の記事を参考にしつつ、校長先生の話を聞いてみてはいかがでしょうか。