教員の質について、疑問をもっている人も多いと思います。
保護者やこれから教員になる人の中には
- 教員ってどうなんだろう?
- これから質が下がっていくのかな?
といった不安をもっているかたも多くいると思います。
最近ではわいせつ教員が増えたり不祥事のニュースも聞いたりしますよね。
そこでこの記事では、実際に教員を経験した筆者が「今後も教員の質は低下する」というテーマで記事を書いていきたいと思います。
教員の質は今後も低下すると思う

実際に働いてみて、「教員の質は今後も下がっていくだろうな。」と思いました。
その理由は大きく分けて以下の3つです。
- 生徒の意見は無視する風潮
- 保護者は敵
- ことなかれ主義
順番に解説していきたいと思います。
生徒の意見は無視する風潮
優秀な教員の特徴としては、「生徒の気持ちに寄り添う」というのがあるのではないでしょうか。
子供の意見をしっかり聞いたり、わからないことを丁寧に教えてあげる先生はとても素敵だと思います。保護者からも人気がありますよね。
しかし、職員室ではそういった子供に寄り添う先生は嫌われてしまう傾向があります。
「自分だけ子供と仲良くしてずるい」「子供に寄り添っているヒマがあったら他の仕事もして」などと他の先生から思われるため、なんとなく生徒を無視しなければいけない雰囲気があるのです。
場合によっては、子供に寄り添って意見を聞いてあげる先生がいじめられてしまうこともあるのでかなり苦しいといえるでしょう。
優しい先生に限ってこの、「子供の思い」と「同僚教員の妬み」にはさまれて苦しんでしまいます。
辞めてしまうことも多いのです。
結果的に子供の気持ちを無視した先生ばかりが残っていくことになります。
最近ではいじめや不登校も多くなっていますよね?
私は、これが「教員が子供の心を無視した結果」だと思っています。
おそらく今後もいじめや不登校は増え続けるでしょう。
保護者は敵
基本的に、教員の多くは保護者を敵だと思っています。
「いつも文句を言ってくる」「自分に不利なことばかり話してくる」といった様子で職員室でも教員同士で一緒になって悪口を言うことがあります。
でも悪口をいう教員に限って、その人の方が間違っていることも多いんですよね。
教員の方に問題があるという感じです。
自分が反省しないで、いつも人のせいにしてばかりでは成長しないですよね。
人のせいばかりにするような質の低い先生が今後も増えていくでしょう。
(もちろん優秀な先生もいらっしゃいますが・・・)
ことなかれ主義
もう1つはことなかれ主義ですね。
たとえば、誰か先生が問題を起こしたとするじゃないですか。
すると、多くの企業では処分されたりクレームが来たりするでしょう。上司が注意をするかもしれません。
とにかく、今よりも改善しようとする姿勢がでてくると思うんですよね。
そういった姿が教員にはほとんどありません。誰かが問題を起こしたりすれば、トラブルの相手を責めたり「〜先生はわるくないよ!」みたいなお世辞を言ってその場を乗り切ろうとします。
そもそもの問題から目を背けているんですよね。
こんな姿勢では、教員も成長していかないでしょう。
今後の就職は控えたほうがいいかも

もちろん、教員の中にも優秀な方はたくさんいます。
というか、今の教育のあり方に違和感を感じている教員はすごく優秀な人だと思います。
仮に今教員として働いていても、そういった違和感をもっている方であれば何も心配しなくて済むと思います。今後、ほかの世界でも通用するでしょう。
とはいえ、これから教員になるのはあまりおすすめしません。
教員として得るものはあるのですが、学べるものが少ないなーという感想です。
やはり、古い体制にいつまでもこだわったりしている部分もあるので他の企業のほうがいろいろ勉強になると思います。
何度も言うようですが、優秀な教員もいますからね。(空いた時間にこの記事を読んでいるあなたは大丈夫でしょう。)
しかし、今後は質の低い教員もどんどん増えてくるという話でした。