教員の世界が狭いというのはよくいわれますよね。
実際私も教員として働いてきましたが、驚くほど狭い世界だったと思います。
とはいえ、
- 自分も視野が狭くならないか不安
- 転職しても大丈夫なように、視野を広くもっていたい
という人も多いのではないでしょうか。実際私も、教員の世界にどっぷり浸ってしまっては一般企業で通用しなくなるだろうなという不安はずっと持っていました。
とはいえ、いくつかの対処法を実践することで視野を広くもてたため保護者とのトラブルや子供との問題なども起こさずに済みました。
今回は、そんな方法について書いていきたいと思います。
3分程度で読めると思いますので、目を通してみてください。
教員の世界は狭いので注意が必要
![教員 狭い](https://matsumushiblog.com/wp-content/uploads/2021/01/dan-dimmock-3mt71MKGjQ0-unsplash.jpg)
教員の世界は狭いといわれがちですね。
私が教員をしていた時も、どこの世界でもやっていけるような優秀な人もいれば、教員以外の仕事はできないだろうというような偏った感覚をもった人もいました。(誰に対しても上から目線・いつでも遅刻など)
個人的に一番衝撃だったのが、スピーチの時にある教員が「好きな曲です。」といって何十年前の盆踊りを流したときですね。
子供は失笑していました。
教員の世界に染まると、やたら昔の文化に触れたがる傾向があるので注意が必要です。
そういった先生に限って生徒ともうまくいかず問題を起こすのです。
以下に優秀な先生の特徴や対処法を書いてみました。
生徒・児童の話を聞く
優秀教員の特徴1つ目は、児童や生徒の話をしっかりと聞くということですね。
世界が狭い教員は、だいたい人の話を聞きません。自分の話ばっかりを押し付ける傾向があるのです。
そうすると自分の知識がアップデートされないため、どんどん視野が狭くなっていくのです。
また、教員の世界は一般社会とは大きく離れていますので児童や生徒の話を聞かなければさらに視野が狭くなっていくのです。
対して、優秀な教員は人の話をよく聞きます。
最近流行っているものや人気のものなどについて子供からどんどん聞きますので、頭の中もどんどん新しいものが取り入れられていきます。
このサイクルが続けば、どんどん視野は広くなっていくでしょう。
3者面談で保護者の話を聞く
保護者は、基本的に先生に対して萎縮していることが多いのであまり多くのことを語ってはくれないことも多いです。
もちろん教員から保護者に何かを伝えることは大切ですが、一方的になりすぎるのは良くありません。
先ほどの「生徒・児童」の時と同じで、人の話を聞かずにいれば視野が広がらないからです。
ですので、こちらが学校の様子を伝えるだけでなく家での様子なども聞いていくようにしましょう。
いろんなご家庭のことを聞くことで、自分の世界をどんどん広げていくことができるでしょう。
YouTubeやテレビを見る
特に学校現場は他との交わりが少ないので世界が狭くなってしまいがちです。
そんな状況で、家と学校の往復ばかりをしていてはどんどん視野が狭くなっていってしまうでしょう。
そこで対策として、少しの時間で良いのでYouTubeやテレビを見るのはおすすめです。
最近の流行りのアーティストや芸人などを知ることができるので、視野を広げることができますね。
また、最近ではビジネス系YouTuberなども増えています。他の企業の様子や個人での稼ぎ方などについても詳しく知ることができるでしょう。
将来的に教員を辞めたいと考えている方であれば見るのもよいかもしれません。
ネットを通して簡単に世界を広げることができるのは大きいでしょう。
学校以外の交流の場を持つ
「教員の常識は世間の非常識」という言葉があるように、教員の世界は一般的な社会とは大きく変わっているということがあります。
私自身も教員を辞めてみて実感していることではありますが、教員として働いている方は学校以外の場所をもつのがおすすめです。
優秀な先生はマラソン大会のスタッフをやったり、バイクなどの趣味を大切にしたりしていました。
教員の仕事は忙しくてハードですから、息抜きの意味でも学校以外の場所があるといいですね。
反対に危険なのが、休日も教員仲間とばかりつるんでいる人です。教員の感覚は他と違っていることもあるので、どんどんズレてきてしまう可能性があるからです。
まとめ
教員の世界は狭いと言われますが、まさにその通りだと思います。
今回は子供や保護者からも愛されている教員の特徴を交えつつ、視野を広げる方法を書いてみました。
実践していただければありがたいです。