教員を辞めるべき人について【元教員が解説】

辞めるべき アイキャッチ 教員

教員を辞めたいと考えている人は多くいると思います。

言い方は悪いですが、志願者が減っていることもあって不人気の職業に変わってきていると思います。

  • 教員がしんどくて辞めたい
  • 辞めたいけど大丈夫かどうか不安

と悩んでいる人も多くいるかもしれません。

そこでこの記事では、教員を退職して1年間フリーランスとして活動した筆者が教員を辞めるべき人について解説していきたいと思います。

教員を辞めるべき人について

教員 辞めるべき

教員を辞めるべき人については、以下のような方が当てはまるのではないかと感じています。

辞めてから楽しく仕事をしていくためにも、自分と照らし合わせて振り返っていただければと思います。

体に支障をきたしている人

まず、体に支障をきたしている人は辞めるべきだと思います。

教員は体を壊してまで仕事を続ける必要はないですし、体を壊してしまうと復帰までに時間がかかりますね。

自分のことを1番に考えるべきだといえます。

最近は教員でも精神疾患になる方が多いですし、長時間労働なのですごく疲れやすいです。

睡眠時間もなかなか確保できないというケースもあるかもしれません。

フレックスタイムや完全リモートなど、働きやすい仕事もあるので検討してみるのが良いといえます。

成長意欲の高い人

これは公立教員に限った話かもしれませんが、成長意欲の高い人に教員は合っていないと思います。

教員をしている人の中には楽をしたいと思っていたり、とりあえず目の前にある仕事をこなしたりするタイプの人が多いように感じました。

授業力を上げようとして準備を入念に行なっている人や、子供にしっかりと向き合っている先生はとても素敵です。

しかし、優秀な教員ほど周囲から嫌がられるケースも見てきました。

成長したいという気持ちが、あまりない環境かもしれません。

仕事にやる気のある人

前項と似ているかもしれませんが、仕事にやる気のある人は教員に向いていないといえます。

私立であれば、仕事にやる気のある方でも続けられるかもしれません。

私も教員時代は休日に、私立の学校の研修などを受けていました。

私立ではお互いの授業を見ながら評価したりしていて、やる気を感じました。

しかし、公立であればあまりモチベーションは高くないです。

特に印象的なのが、「頑張る先生の足を引っ張る人」がいることです。

授業は正解がないので、簡単に他人の足を引っ張ることができてしまいます。

やる気のある人は、教員を辞めても他の環境で輝くことができます。

人付き合いにストレスを感じる人

そもそも、人付き合いが好きではない人は教員に向いていないかもしれません。

教員になると、生徒とたくさん話さなければいけません。

また教員は話が好きな人が多いので、職員室でも常に先生同士で会話しています。

1人で黙々と書類を作っていたりすると、浮いてしまうんですよね。

私もWEBライターになってみて、「世の中には、こんなに人と話さない仕事があるのか!」と感動しました。(特に人付き合いが嫌いではないのですが・・・)

内向的な人は、他の仕事を選ぶのも1つの手でしょう。

職場に不満がある人

次に職場に不満がある人も辞めるべきだと思います。

公立学校であれば、異動があるので人間関係に変化があるものです。

とはいえメンバーが変わったとしても、学校の雰囲気が強く根付いているのでそれほど大きな変化はないように思いました。

大きなストレスを溜める前に、辞める選択をするのもありだと思います。

まとめ

教員を辞めるのは勇気のいることだと思います。

人それぞれ環境が違うので、「辞める・辞めない」の判断をするのは難しいです。

迷った時は、本記事を参考にしてもらえれば幸いです。